表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者志望の俺が、ラスボス役になっちゃった  作者: マスカレード


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/3

第三話 おっと、俺が夫

俺と姫が結婚したらどうなるんだ……。

「おい、アージェンタム」

「どうしました魔王様」

「もし俺と姫が結婚したあかつきにはどうなると思う?」

「どうなるって? それはミドレと我らデストピアが友好国となって、それをデストピアが裏で操って実質的な世界征服を行うんですよ」

そう言うことか、つまり政略結婚と言うことか。それはいい。例え勇者じゃないとしても姫と結婚できるんだとすれば万々歳だ。

「それで……、あとどのくらいしたら世界征服できるんだ?」

「この世界には我らデストピア王国とミドレ王国、さらにサマカス王国とギトーラ王国とノガレス王国の五大王国があります。今の権力の強さは一番にサマカス王国、次に我らデストピア王国とギトーラ王国、最後にノガレス王国とミドレ王国といった感じです」

頭がこんがらがった。

「つまり、サマカスが一番強くて、次にデストピアとギトーラ、弱いのがノガレスとミドレってことだな」

「その通りです。世界征服するにはこの五大国をすべて侵略しなければなりません」

「ほう……それは大変そうだな」

「現在、ノガレスを私アージェンタムと同じく魔王直属の四獣の一人、ルボアの軍が進行しています」

色んな単語が出てきてよく理解できなかったが、簡潔に言えば世界征服のため、俺の部下がどこかの国へ侵略に行っているらしい。

「なるほど……理解した。ご苦労、アージェンタムは少し休んでいろ」

「わかりました」

急に世界観が見えてきた。

今の俺の目標、それは姫と結婚すること。それを果たすまではゲームを終えることはできない。

いや待てよ、この場合何がゲームクリアの判定何だ? 

勇者側だったらラスボスを倒して世界を救うとかがクリアの証だけど、でもラスボスの場合、勇者を倒してもそれはクリアではなく失敗なのではないか? だからと言って俺が勇者にやられてしまったら結婚できないじゃないか。

これはゲームの欠陥だ。いや、ラスボスを選んだ俺が悪いのか……。

もう難しいことだらけで頭がおかしくなりそうだ。

そうだ、気晴らしに地下牢に送られた姫にでも会いに行ってこよう。そうすれば何かわかるかもしれない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ