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第2話 神からの呼び声

「こ、ここはどこだ……?確か俺は階段から落ちて……。」


「おや?やっと目、覚めた?ここは、死んだ者達が集まる天界だ。迷えし魂君」



そこに居たのは白い光を放つ少年だった。



「迷えし魂?はぁ、やっぱり俺は死んだんだな。」


「うん。君は死んだよ」



死んで気づいたら、よく分から無い所にいるって小説や漫画でしか無いと思っていたけれど、本当にあるんだなぁ……



「……ところでお前…誰だ?」


「よくぞ聞いてくれた!僕はだな……って、お前とは何だ!僕は神だぞ!!」


「こんな少年が神?ふっ、冗談ならやめとけ。何も面白くないぞ……」


「んぐぐぐっ……この僕を侮辱するとは……オホン、僕は《平和を守護する者》ルシルだ。覚えておけ!」


「ルシル?そんな神聞いた事無いけど…うさんくさいなぁ」


「おい!うさんくさいとは何だ!……はぁ、まぁ聞いたことないのは当然だ。僕は君の居た世界の神では無いからね。」


「は?どういうことだよ。」


「だーかーら!ここは君の居た世界にある天界じゃ無いって訳!もっと詳しく言うと、世界は何個もあって、それぞれの世界で天界は分けられているのさ。そのそれぞれの世界の天界には3人の神がいる。で、この世界での神の3人の内1人が僕なのさ!凄いだろ~?」


「お前以外にも、この世界に神がいるのか。」


「この僕をお前呼ばわり……まぁもういっか…この世界は僕以外に《命を宿す者》セリシアン、《健康をもたらす者》ティコブ、この2人がいるんだ」


「へぇ、神様ってよくわかんねぇなぁ。俺にはさっぱりだ」


「そりゃそうだ、人間等に崇高なる神のことなど分かるはずないだろーよ」


「あっそーですか……で、俺は何のためにここに居るんだ?もしかして、神であろうお方が助けを求めてたりしてなw」


「っぐ……」


「……おい、まさか図星か?神様がか?おいおい、冗談はよしてくれよ……」


「冗談じゃ無いよ!本当に助けが欲しいから君をここに呼んだんだ!」


「…呼ばれた覚え無いけど」


「勝手に呼んだんだ!あっ、でも僕のせいで死んだ訳じゃないからな!君が死んでから、魂を呼んだんだ。呼ばれなかったら、神様である僕なんか見られないんだからな!感謝しろよ!」



何で上から目線なんだよ……でも、神様が助けを呼ぶなんて、どんな事か起きたんだ?嫌な予感がする……



「まぁ、呼んだどーのこーのはどうでもいいんだ。何故俺を呼んだんだ?それを詳しく教えてくれ。理由が知りたい。」

次の話も楽しみにして頂けると幸いです!

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