089_浮気する人の特徴が判明した件【男女共通】 #恋愛 #魅力
「やっほー、人生負け組の読者様。読まないと人生損する知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『浮気する人の特徴が判明した件』のお話をしたいと思います」
「では、よろしくお願いします」
「あー、あー、うー、あー。……ごほん、チューニングOK」
「読者様の声は低いですか? それとも高いですか?」
「世間には声フェチと呼ばれる方や、特徴的な声を武器に活躍する人がいますよね」
「そんな声を今日は扱いたいと思います」
「読者様はどんな声がお好きですか? 低音? 高音? それとも甘い声? もしくはウィスパーボイス?」
「声には色々な種類がありますが、今回お話したいのは低音についてです」
「低音の男性を魅力的だと感じる女性というのは案外多いです」
「一般的に声の低い男性は男性ホルモンが多いとされます。そのため女性に魅力的だと判断されるのです」
「男性が女性と二人っきりの時、低い声を無意識で出したりするのと関係します。二人っきりの時に『声が変わった』と思った女性の読者様もいるでしょう」
「女性は男性の声が低くなったら、もしかしたら好意を持たれているかもしれません」
「低い声の男性がモテる一方で、『浮気をしそう』とも思われています。声が低い男性は要注意ですよ。誠実性をアピールしないと振られちゃいます」
「とはいえ、声が低い男性が本当に浮気をするか不明です。そこで今回のお話です」
「デンマークのコペンハーゲン大学はメタ分析を行いまして、真偽を確かめました」
「さて、どうなんでしょうか? 声の低い男性は浮気性なのか、否か」
「研究者は過去に行われた3つの研究データを分析しました」
「一つ目は、20歳~30歳までの男女284人を集めて行われたものです。愛、性、人格に関する研究のデータです」
「二つ目は、18歳~54歳までの男女382人を対象にしたスピードデート研究です」
「スピードデートとは、相手を変えながら短い時間に次々に会話をして、会話が終わった後にもう一度会いたい人と話せるというものです。ただし、お互いに会いたいと思われないとダメです」
「三つ目は、18歳~35歳の女性266人を集めて、排卵周期の心理的な変化に関する研究を分析しました」
「女性は排卵期の前後で好みが変化します。相手の男性を好きな時期と嫌いな時期もあるかもしれません」
「三つの研究、合計931人を分析しました。……余談ですが、メタ分析の結果、65人のデータが不適当というこで除外されています」
「研究者はまず、データに含まれてる音声を分析して、平均的な声の低さと浮気の関連性を調べました」
「するとですね、声が低い男性は浮気した経験が多い、という結果になりました」
「まったく、まったくです。声の低い男性は不誠実ですね」
「もちろん、声が低くても誠実な男性はいます。声が低い=浮気性、の図式は成立しません」
「ですが、声が低い彼氏をお持ちの方はご注意ください。声が高い男性より、浮気している可能性が高いです」
「『浮気するなんてけしからん』と思った女性の読者様、話はこれで終わりではありません。実はーー」
「声の低い女性も浮気するのです!」
「低音の女性は低音の男性同様に浮気した割合が高かったのです!」
「つまり、男女共に声が低い人は浮気をする確率が高いのです」
「いやー、面白い結果ですね。男女共に、というのが一番面白いです」
「さて、私の声は高いのでしょうか? それとも、低いのでしょうか? どっちなんでしょうか? 読者様の想像に任せましょう」
「男性の声が低いと魅力的であると判断される一方、声が低い女性の魅力度は変わらないそうです。しかし、支配的であると認識されていました」
「男性を侍らせて、取っ替え引っ替えしているのかもしれません」
「また、ロマンチックを好まない傾向があります。恋愛も現実的に考えるため、よりよい男性を探すために、たくさんの男性と付き合って、一番を決めている。とも解釈できます」
「それとですね、付き合っている時間と年齢は浮気とは関連がなかったそうです」
「声が低い人は恋人との付き合いが長くても短くても浮気をしました。年齢が若くても年を取っていても関係ありませんでした」
「残念! いつでも、どこでも浮気の心配は付きまとうのです」
「どうですか? 読者様の彼氏・彼女の声は低いですか?」
「もし女性の声が低くて、支配的であったり、現実的な思考をしているのなら他の男性と……」
「これ以上続けるのは危険ですね。後のことは読者様に任せましょう。私が干渉する話ではありません」
「ただ、今回の研究は弱点があります。浮気については自己申告であったのです。つまり、浮気をしていたのに、隠していた可能性がありました」
「もちろん、逆の可能性もあります。浮気をしたことがないのに、見栄を張って浮気をした、と答えた人もいるでしょう」
「ですが、嘘をついた人と見栄を張った人のどちらが多いかは火を見るより明らかでしょう。つまり、浮気をしている可能性は……」
「この後は読者様の想像に任せます」
「データの中には、一夫一妻制ではない人も5%ほど含まれていました。中には当人が合意の上で浮気しているデータも含まれていたかもしれません」
「研究の内容を信じるも信じないも読者様次第です。何より、実際に有効活用できるのなら、内容はなんだって構わないのですから」
「それでは、今回のまとめです。声の低さと浮気の関連についてメタ分析をしたら、男女共に声が低い人は浮気する確率が高かったぞ」
「読者様はパートナーの声の低さにご注意ください」
「あっ!」
「ちなみにですが、元になった研究で浮気を自己申告した割合ですが、一つ目が39%、二つ目が37%、三つ目が17%でした」
「この数を多いと取るか少ないと取るか、どっちなんでしょうね?」
「ということで、今回は『浮気する人の特徴が判明した件』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」
「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。質問やリクエストも待ってまーす」
「それでは、次回の『うるさい場所に住むと認知症のリスクが24%上がる』で、またお会いしましょう。バイバーイ」
参考文献
Voice Pitch – A Valid Indicator of One’s Unfaithfulness in Committed Relationships?




