086_【これがなきゃ始まらない】斬新なアイデアを生み出す必須要素 #アイデア
「やっほー、賢明なる読者様。読むだけで人生よくなる知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『斬新なアイデアを生み出す必須要素』のお話をしたいと思います」
「では、よろしくお願いします」
「読者様は斬新なアイデアを求められたことはありませんか?」
「他がやったことがない企画。コストをかけずにお客様を楽しませる企画。話題を集める企画。などなど」
「社会を上手に生きていく上では必須なアイデア力ですが、どうすればグッドアイデアが生まれるか知っていますか?」
「アイデアを生むためには日頃からのインプットが大事だ、ということで読書をする読者様もいるかもしれません」
「日頃から珍しい体験をすることが大事だから、週末は毎回出かけている読者様もいるかもしれません」
「無駄とは言いませんが、その行為は本当にグッドアイデアを生んでくれるのですか?」
「甚だ疑問です」
「今回はですね、ケント大学が行った研究です。1950年~2009年までに出版された創造性に関する文献を集めて、メタ分析を行いました。調査対象は数千にも及びました」
「そこから694個の創造性に関する単語を抽出して、コンピューターで分析したのです」
「すると、グッドアイデアに必要な要素が14個あると判明したのです」
「14個もあるのです。必ず、使えるものがあるでしょう」
「しかも、膨大な量を調べていますので、信憑性はかなり高いと思われます。これからアイデア出しが捗りますな」
「14個のアイデアの素を活用して、読者様もアイデアマンになってください」
「それでは、まず1個目、『積極的な行動と持続性』です」
「アイデアのために積極的に行動することと、問題があっても続ける粘り強さがアイデアには必要です」
「途中で諦めたら、そこで試合終了ですよね。情熱と粘り強さを忘れずに」
「アイデアを出すには続けることが大事です」
「2個目、『不確実なものの対処』です」
「常に情報が出揃っていることはありません。情報が不足している、情報が矛盾している、情報が曖昧な場合があります。そんな時は焦らず冷静に対処することが必要です」
「社会は常に流動しています。どんな時も焦らずに冷静に対処するのがアイデアの一歩です」
「頭を冷やすことも大事です」
「3個目、『特定の能力』です」
「自分の仕事や趣味、自分しか持っていない才能やスキルはアイデアを作ったり、アイデアを磨くために必須です」
「自分だけの領域、他人に自慢できる趣味や仕事を持ちましょう」
「好きなことを極めるのも大事です」
「4個目、『一般的な知能』です」
「どんな突飛なアイデアも常識がなければ始まりません。最低限の常識は備えておきましょう」
「知識が偏っているとアイデアも偏ります」
「常識、大事」
「5個目、『結果の明確化』です」
「人はゴールがなければ走り続けられません。ゴールに向かって努力をすると、自ずとアイデアを閃きます」
「また、ゴールを細かく設定しましょう。小さい成果を積み上げていく、これも大事です」
「6個目、『独立と自由』です」
「自分の活動は他人に決められるのではなく、自分で決めること。社会や文化に縛られていたら、視野が狭くなります」
「伸び伸びとした環境で挑戦しましょう。抑圧された環境では、生まれるアイデアも生まれなくなります」
「時には自分を解放しましょう」
「7個目、『意図と感情の関与』です」
「創造的な活動そのものに充実感があります。積極的に取り組んで、楽しさを見つけましょう」
「『アイデアを出すぞ』と意識することも重要です。意識が変われば、アイデアも変わります」
「アイデアを作ることを楽しみましょう」
「8個目、『独創性』です」
「目新しさ、新たな関連性、オリジナリティに注目しましょう」
「予測不可能、サプライズ、アブノーマルから新たなアイデアは生まれます」
「まあ、世間一般で言われるアイデアのことです」
「9個目、『進歩と発展』です」
「アイデア出しが進んでいることを確認しましょう。アイデアが進んでいなくても、全体の計画が停滞することはなくしましょう」
「進んでいる感覚があると、モチベーションが高くなります。きっとアイデアも出てくるでしょう」
「小まめに自分の進捗を確認しましょう。アイデアを書き留めたメモ、これまで考えたアイデアを見返しましょう」
「10個目、『社会的な相互コミュニケーション』です」
「自分のアイデアのフィードバックをもらったり、自分の仕事内容を相手に伝えることが大事です」
「自分と相手で情報を共有しましょう。円滑なコミュニケーションはすばらしいアイデアのタネとなります」
「コミュ障にはアイデアは降ってきません」
「11個目、『潜在意識』です」
「常に気を張っている必要はありません。時には無意識に任せましょう。理屈から解放されましょう。直感に頼ってもいいかも……」
「必要な時に、適切かつ迅速に行動できればいいのです。リラックスが大事です」
「ボーッとしている時にアイデアは生まれます。読者様もトイレやお風呂でアイデアを思い付いた経験があるでしょう」
「12個目、『思考と評価』です」
「いくつかの事柄を積極的に評価して、潜在的な価値を認識しましょう。推理や理論を駆使して、最適なものを選択しましょう」
「作業が中断しないように、選べるのの中からベストなチョイスをしましょう」
「時には自分の持っているものを見返しましょう。新たな発見があるかもしれません」
「13個目、『価値』です」
「自分の作ったものが他の人から認められることです」
「有益だと判断されるのは、この上ない喜びです。アイデアが他人や社会に貢献できないか、考えましょう」
「認められる、から考えるのもありです」
「最後、14個目、『多様性』です」
「様々なアイデアを出して、比較すること。先入観に囚われず、とにかく試してみること」
「同じことをしていたら、結果は同じになります。時には前提を覆してみましょう」
「自分の知らない情報を積極的に収集しましょう」
「いやはや、とてもありがたい研究です」
「自分がどこで詰まっているのか。何が足りないのか。ざっと見返したら、何かしらの項目に当てはまると思います」
「もしくは、今までとは違ったアプローチをする際に活用してみてください」
「それでは今回のまとめ。ケント大学が創造性に関する研究を行ったぞ。すると、創造性に必須な14個の要素が判明したぞ」
「1個目、『積極的な行動と持続性』。
2個目、『不確実なものの対処』。
3個目、『特定の能力』。
4個目、『一般的な知能』。
5個目、『結果の明確化』。
6個目、『独立と自由』。
7個目、『意図と感情の関与』。
8個目、『独創性』。
9個目、『進歩と発展』。
10個目、『社会的なコミュニケーション』。
11個目、『潜在意識』。
12個目、『思考と評価』。
13個目、『価値』。
14個目、『多様性』。
の以上だぞ。是非、活用してくれよな」
「今回の研究がアイデアのすべてではありません。他の要素でアイデアが生まれることはあります」
「アイデアなんてどこから生まれてくるのか予測不可能です。アイデアが出なくて困った、という時にでもお使いください」
「アイデアに正解はありません。とにかく色々試して、よかったのを選ぶしかありません」
「すばらしいアイデアを出す近道は存在しません。地道にコツコツ頑張ってください」
「読者様がアイデアマンになれるといいですね」
「ということで、今回は『斬新なアイデアを生み出す必須要素』のお話でした。読者様の知識になれば幸いです」
「お付き合いいただきまして、ありがとうございます。高評価や応援コメント、質問やリクエストも待ってまーす!」
「次回の『スマホの読書は紙の読書より読解力が落ちる』で、お会いしましょう」
「もしくは、読者様の気になるお話でお待ちしております。バイバイ」
参考文献
Modelling Creativity: Identifying Key Components through a Corpus-Based Approach




