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565_服装を変えればお金が2倍以上集まる #お金 #ファッション

「ヴァージン・グループの創設者であるイギリスの実業家リチャード・ブランソンは『私にとってビジネスとは、スーツを着こなしたり、株主のご機嫌を取ったりすることではない。自分自身、そして自分のアイデアと誠実に向き合い、本質的な要素に集中することだ』と言ってます。仕事の本質を見失ってはいけません。横道に全力を注がないようにしましょう」


「やっほー、役立つ知識を伝える世界一の美女サクラです! 今回は『服装を変えればお金が2倍以上集まる』です。よろしくお願いします」


「読者様はお金が欲しいですか?」


「え? 『欲しいに決まっている』ですか。そうですね、お金はたくさんあっても困りません。お金を欲する気持ちも理解できます。私もお金は欲しいです」


「そんなお金大好きな読者様に朗報です。あることをすれば、お金がたくさん集まることが判明しました」


「今回はお金を2倍以上も集める方法を紹介したいと思います」


「参考文献はアメリカのニューヨーク市立大学の研究となります」


「研究者が実験を行ったのはニューヨークとシカゴでした。実験内容は、街に立ち、道行く人から寄付を集める、というものでした」


「研究者は身分を隠し、ホームレスのために寄付を集めているメッセージが書かれている段ボールとお金を入れるための紙コップを持っていました」


「寄付を集める際、研究者は二つの格好で実験をしました」


「一つ目はスーツです。身だしなみを整えて、きっちりしたスーツを着用して、寄付を集めました」


「二つ目は、Tシャツとジーンズです。ラフな格好で寄付を集めました」


「要するに、服装を変えると寄付にどれくらいの差が出るのか調べたのです」


「さて読者様、どちらの格好がより寄付を集めたと思いますか?」


「一般的にスーツを着用していると、真面目に見えます。真面目なほうが寄付を集められるのでしょうか?」


「それとも、ラフな格好のほうが寄付を集められるのでしょうか?」


「ラフな格好だと、親しみが湧きます。より恵まれない人のために行動してくれるようになったのでしょうか?」


「はたして、寄付を集められるのはどっちなんでしょうか?」


「スーツとラフな格好で寄付を集めた結果。寄付をより集めたのはーー」


「スーツでした!」


「Tシャツとジーンズのラフな格好より、スーツをピシッと着用しているほうがお金が集まっていたのです」


「恐ろしいことに、集めた寄付額は2.5倍以上の開きがありました」


「ラフな格好は21.15ドルだったのに対し、スーツは54.11ドルも集めました」


「しかも、ラフな格好は4時間以上の時間をかけたのに対し、スーツは3.5時間で終わっています」


「読者様もお金を集める際は、スーツを着用しましょう。きっと、たくさん集まりますよ」


「なぜ、スーツを着用すると寄付額が増えるのでしょうか?」


「研究者は格好の違いによる寄付額の違いを調べるべくオンラインで参加者を募集しました」


「504人が集まり、その人たちにスーツを着ている人とラフな格好をしている人の写真を見せて、それぞれ評価してもらいました」


「その結果、スーツを着ている人はステータスが高いと評価されることが判明しました」


「それだけではありません。スーツを着ている人は他に、有能、温厚、人間性が優れている、と評価されていました。また、自分との類似性も見出だしていました」


「一方で、ラフな格好をしている人は反対の評価をされていました」


「つまり、人はスーツを着ている人を優秀だと判断するのです」


「その結果、この人は信頼できる、安心できる、と思われて、寄付額の増額に繋がったのです」


「スーツを着用すると信頼感を得ることができます。寄付をした人も、この人に任せたら、お金をきちんと目的通りに使ってくれる。横領することなんてない、そんな風に思ってくれることでしょう」


「読者様も信頼が欲しいときはスーツを着るようにしましょう。案外、見た目の効果はバカにならないですよ」


「初対面で相手を判断する際、そのほとんどは見た目に左右されます」


「逆に言えば、見た目で相手を騙すことができる、とも言えます」


「私たちは見た目で判断をしがちです。情報がないとまず目に飛び込んでくる見た目を重視してしまうのは仕方ないのでしょう」


「読者様は見た目だけで判断しないように心がけましょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者はスーツとラフな格好の2パターンで街角に立って、寄付を集めたよ」


「すると、スーツを着たほうが2.5倍以上も寄付を集めることに成功したよ」


「スーツを着ている人は、ステータスが高くて、有能で、温厚で、人柄がいいと判断されるみたい」


「スーツを着ているだけで信頼感を得られるみたいだよ」


「結局、お金を集めるには信頼が大事ってこと」


「その信頼もスーツを着れば作れるみたい」


「読者様もお金を集める必要があったら、必ずスーツを着用しようね」


「とはいえ今回の実験はあくまで社会実験です」


「同じ人を対象にしているわけでもなければ、通行人の人数も厳密ではありません」


「それに、寄付をお願いした人は白人でした。別の人種であったり、別の都市、性別などが変われば違った結果になる可能性があります」


「一般化できませんが、それでも服装によって相手の印象に大きな影響を与えることは間違いないでしょう」


「相手に不信感を抱かれる読者様は身だしなみに問題があるのかもしれませんね」


「ということで、今回は『服装を変えればお金が2倍以上集まる』でした。知識が増えましたか?」


「ありがとうございました。高評価、コメント、リクエスト待ってます」


「次回の『【厄介なファン】ストーカーになりやすい人の特徴』で、会いましょう! バイバイ」



参考文献

The influence of signs of social class on compassionate responses to people in need

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