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561_歯ぎしりを防ぐ方法が発見されたかもしれない #無意識 #行動

「クロネコヤマトの宅急便の生みの親である実業家の小倉昌男は『粉飾決算は絶対にやってはいけない。売上が目標に届かなかったときの不安や動揺はわかるが、そこは歯を食いしばって耐えなければいけない』と言ってます。人として越えてはいけないラインは存在します」


「やっほー、人生を変える知識を伝える世界一の美女サクラです! 今回は『歯ぎしりを防ぐ方法が発見されたかもしれない』です。よろしく」


「読者様は歯ぎしりをしていますか?」


「え? 『寝ているから分からない』ですか。なるほど、確かに寝ている時の状況って自分で知覚するのは難しいですよね」


「同居人がいれば、その人に聞いたら分かるかもしれません。それに、スマホで動画を撮影したり、音声を収録したりすれば、知ることもできるでしょう」


「もしくは、朝、起きたときに顎が疲れていたり、こめかみがいたくなっていたら、歯ぎしりをしている可能性が高いです」


「無意識の内に起こってしまう歯ぎしりですが、現状の対処法はマウスピースによる歯の保護となっています」


「歯ぎしりを減らしたりなくしたりする有効な方法は見つかっていません。根本的な解決法はないのです」


「ですが、この度、歯ぎしりを解決する方法が見つかったかもしれません」


「歯ぎしりは顎や口が疲れるだけでなく、歯が欠けたり、歯周病を悪化させたり、口周りの悪影響が大きいです」


「それに、睡眠の質とも関係しています。歯ぎしりは浅い睡眠の時に起こることが判明しています」


「睡眠の質が低いと歯ぎしりをしてしまうのです。まあ、歯ぎしりをしているから、睡眠の質が下がるのかもしれませんが」


「ともかく、歯ぎしりはよくありません。歯ぎしりしないに越したことはありません。今回のお話は歯ぎしりに悩んでいる読者様に知ってほしい内容となっています」


「参考文献は岡山大学やノートルダム清心女子大学などの研究となります」


「研究者は学生を対象に睡眠と歯ぎしりに関するアンケートを行いました。3298人の学生がアンケートに回答しました」


「歯ぎしりをしているか? 朝、顎が疲れたり痛くなる頻度はどのくらいか? 朝、こめかみが痛くなる頻度はどれくらいか? などの質問を行って、歯ぎしりをしているグループとしていないグループに分けました」


「また、過去1ヶ月間の食事を調査して、どのような栄養を摂取しているのかも調査しました」


「そして、歯ぎしりをしている人としていない人の栄養を比較して、どのような栄養が歯ぎしと関係しているのか分析しました」


「さぁ読者様、歯ぎしりと関連している栄養とは何だと思いますか?」


「歯の表面はエナメル質です。ほとんどがカルシウムとなっています。カルシウムが関係しているのでしょうか?」


「歯の内側はハイドロキシアパタイトが多く占めおり、その他にタンパク質やコラーゲンで構成されています。タンパク質やコラーゲンが関係しているのでしょうか?」


「それとも歯の成分とは直接関係がないのでしょうか?」


「炭水化物、ビタミン、葉酸、カリウム、マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛、など、人体にはたくさんの栄養が必要です。これらのどれからが大事なのでしょうか?」


「はたして、歯ぎしりと関係している栄養素は何なのでしょうか?」


「歯ぎしりをしている人としていない人を比べた結果、歯ぎしりと関係している栄養素はーー」


「食物繊維でした!」


「歯ぎしりをしている人は食物繊維の摂取量が少ないことが判明しました」


「日本の国民健康・栄養調査によると、20代の食物摂取の中央値は男性が11.3g、女性が10.7gです」


「しかし、歯ぎしりをしているグループは中央値を下回っており、男性は9.9g、女性は9.8gでした」


「歯ぎしりをしていないグループは、男性が11.7g、女性が10.8gだったので、全国よりも上回っている結果となりました」


「読者様、歯ぎしりで悩まされているのなら、食物繊維を摂取しましょう。改善するかもしれません」


「食物繊維は睡眠の質を改善する働きがあります。食物繊維を多く摂取している人は睡眠の質が高いので、歯ぎしりを起こさないのかもしれません」


「ただ、今回の研究はあくまで相関関係を示したにすぎません。実際に食物繊維を摂取すれば、歯ぎしりが改善するかは不明です」


「ですが、食物繊維の摂取はメリットが大きいです。睡眠の質の改善はもちろん、体内の炎症を減らすことで、美肌やアンチエイジングが期待できます」


「歯ぎしりを抜きにしても摂取したいのが食物繊維です。積極的に食物繊維を摂りましょう」


「それと、歯ぎしりは年齢とも関係があります」


「18歳から29歳では8.2%、30歳から39歳では11.5%、40歳から49歳では10.5%、50歳から59歳と60歳以上では4.6%の人が歯ぎしりをしています」


「若い20代よりも30代40代のほうが歯ぎしりを経験する確率は増えます」


「今は歯ぎしりをしていない若い読者様、食物繊維の摂取が少ないと今後歯ぎしりに悩まされる可能性があります」


「歯ぎしりに悩まされないためにも、食物繊維を意識して摂取しましょう」


「ちなみに、歯ぎしりと性別は関係がある傾向が示されています。詳しいことは不明ですが、女性のほうが歯ぎしりは多いみたいです」


「どこまで関連するのか不明ですので、そんなこともあるんだ、くらいの気持ちで覚えておきましょう。生まれ持った性別を変えるのは至難ですから」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は学生を対象に歯ぎしりのことを調べたよ」


「すると、歯ぎしりをしている人は食物繊維の摂取量が少ないことが判明したよ」


「歯ぎしりに悩まされている人は食物繊維を積極的に摂取するといいかもね」


「それと、最近の若者の食物繊維の摂取量は減少傾向だそうです」


「自分は他の人より多く摂取している、と思っても、周りの人の摂取量がそもそも少なすぎたら、推奨されている量より少ないかもしれません」


「今一度、自分がどれくらい食物繊維を摂取しているか計算しましょう」


「厚生労働省によると日本人の平均食物繊維摂取量は1950年頃は一日20gを越えていたそうですが、現在では14g前後とされています」


「推奨する摂取量は男性21g以上、女性18g以上となっています」


「全粒粉、豆類、野菜、フルーツ、キノコ、藻類、などを積極的に食べましょうね」


「ということで、今回は『歯ぎしりを防ぐ方法が発見されたかもしれない』でした。知識を実践して人生を充実させましょう」


「ありがとうございました。高評価、コメント、リクエスト待ってます」


「次は『ザクロを食べると紫外線に強くなる【食べる紫外線対策】』で、会いましょう! バイバイ」



参考文献

Nutrients Associated with Sleep Bruxism

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