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523_賢者は孤独を愛せよ #頭脳 #人間関係

「帝政ローマのギリシア人著述家プルタルコスは『人間である限り、誰でも過ちはある。しかし賢者や善人は、自分の過ちや失敗の中から、未来に備えるための知恵を学び取る』と言ってます。まさに失敗は成功の母ですね」


「やっほー、人生に役立つ知識を伝える世界一の美女サクラです! 今回は『賢者は孤独を愛せよ』です」


「では、よろしくお願いします」


「前回のお話では、孤独になるとダメージを受けるということをお伝えしました」


「その他にも、孤独は人生の満足度を下げたり、幸福度を下げたりします。孤独というのは百害あって一利なしという結果でした」


「古来より、人類は協力をして弱肉強食の世界を生き抜いてきました。ですので、社会的な繋がりで安心を感じれるのです」


「しかし、世の中には孤独を愛していて、孤独になると力を発揮できるタイプもいます」


「今回は、孤独という逆境を上手く活用できる人の特徴をお話ししたいと思います」


「参考文献はシンガポールのシンガポールマネージメント大学の研究となります」


「研究者は、18歳から28歳までの15197人を対象に、幸福度、IQ、友達との交流の頻度、その他に住んでいる場所の人口密度などを調べました」


「さて読者様、孤独を活かせる人の特徴とは何だと思いますか?」


「孤独に慣れている人でしょうか?」


「子供の頃から一人でいる時間が長い人、つまり共働きの両親の元で育った一人っ子でしょうか?」


「反対に、普段から周りに友達や家族がいる人でしょうか?」


「失って初めて大切だったと気づくパターンがあります。より、大切だと認識できる人が孤独に強いのでしょうか?」


「それとも、独創的な人でしょうか?」


「周りに流されず、マイペースに進める人のほうが邪魔がされないので孤独になるとパフォーマンスを発揮できるようになるのでしょうか?」


「もしくは、普段は周りに流されている人が孤独になると、解放感から孤独を存分に有効活用できるのでしょうか?」


「はたして、孤独を活かせるのはどんな人なんでしょうか?」


「孤独について調べた結果、孤独を活かせる人はーー」


「頭がいい人でした!」


「IQが高い人は、孤独になると幸福度が高まることが判明しました」


「この結果は、性別、年齢、人種、学歴、結婚などの要素を調整したものとなります。頭の良し悪しが孤独をメリットにもデメリットにも変えてしまうのです」


「読者様は頭がいいですか?」


「もし『イエス』と答えたら、友達とは積極的に交流しないようにしましょう。友達と遊ぶ時間は程ほどにしたほうがいいです」


「ただし、完全に距離を置くことはやめましょう」


「一人でいる時間が長いほうが幸福度が高いだけであって、永遠の孤独に耐えられる訳ではありません。普通の人より、一人の時間を長めにしたほうがいい、ということです」


「頭がいいの基準ですが、今回の研究ではIQが115以上の人です」


「IQが115を越えているのなら、一人の時間を大切にしましょう。友達を遊ぶより幸せになれます」


「それと、今回の研究でも社会的な繋がりが多いほうが幸福度は高かったです。友達が多いほうが幸せなことが確認できています」


「あくまで、頭がいい人は一人の時間を大切にしたほうがいい、という一部の人が当てはまる内容です」


「読者様が、IQは普通だと思うのなら従来通り友達と積極的に交流しましょう」


「そんじょそこらの奴らと比べてもらっては困る、私は頭がいいんだ、という意見をお持ちの読者様は一人の時間を大切にしましょう」


「読者様のスタイルに合わせて選択してください」


「ちなみに、IQが低い場合は毎日友達と交流すると幸福度が高くなるみたいです」


「対して、IQが高い場合は週に2回以下の交流になると幸福度が高くなります」


「面白いことに、IQの高い人は積極的に友達と交流している傾向が確認されました」


「いくらIQが高くても、自ら幸福を逃がす行動を取ってしまっているようです」


「読者様は、もう大丈夫ですよね? 答えを知っているのに間違うことはありませんよね?」


「幸福を自ら捨てるような真似はしないでください」


「今回の研究では頭がいい人が一人の時間を大切にすることで幸せになれる理由については分かっていません」


「IQに大きな開きがあると会話が成立しません。そして、IQが高い人は人口の数%しかいません」


「同じレベルで会話できる人がいないから、誰かと交流するより一人でいる時間のほうが幸福を感じるのかもしれません」


「もしくは、一人で問題を解決できるから、一人の時間が大事なのかもしれません」


「一般人は協力しないと問題を解決できませんが、頭がよければ創意工夫で問題を一人で解決できます」


「わざわざ他人と協力する必要性を感じないから、孤独でメリットを感じられるのかもしれません」


「まあ、詳しいことは分かっていないので、個人的な意見ですが‥…」


「とにもかくにも、自分の頭の出来によって行動を変えるのがいいことに違いはありません。読者様も自分の状況に合わせて柔軟に行動しましょう」


「臨機応変に動ければ、人生の満足度が高くなるでしょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は約15000人を対象に孤独について調べたよ」


「すると、賢い人は孤独になると幸福度が高くなることが判明したよ」


「読者様も賢いなら孤独になろうね。人生楽しくなるよ」


「普通の人は、友達と積極的に交流したほうが幸せになるからね。孤独を活かせる人は極々一部の人だけだからね」


「一般的にデメリットなことでも、一部の人はメリットに変えることができます。ただし、本当に極一部です」


「科学というのは大多数に当てはまる結果を出してくれますが、どうしても例外ができてしまいます」


「読者様が例外に当てはまる可能性があるので、自分で試して本当に効果があるのか確かめてください」


「大多数が成功する方法でも、自分は当てはまらない、なんてことは確実にあります」


「この世の中には、全部が平均的な人はいませんよ。何かしら突出していることがあります」


「自分の能力を見極めて、正しいやり方を覚えましょう」


「ということで、今回は『賢者は孤独を愛せよ』でした。人生の潤いになれば嬉しいです」


「ありがとうございました。高評価、コメント、お願いします」


「読者様のリクエストも受け付けてます!」


「次回の『全裸で過ごすと人生の満足度が上がるかも?』で、会いましょう!」


「いずれ、知識を網羅する。バイバイ」



参考文献

Country roads, take me home… to my friends: How intelligence, population density, and friendship affect modern happiness

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