053_おやつの誘惑に負けやすい時間が判明した【ダイエットの天敵】 #食べ物 #健康
「やっほー、人生負け組の読者様。読まないと人生損する知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『おやつに負けやすい時間が判明した』のお話をしたいと思います」
「では、よろしくお願いします」
「読者様はおやつを食べますか?」
「ちょっと小腹が空いた頃に食べるおやつって、どうしてあんなに美味しいのでしょうか? 不思議ですよね」
「食べるつもりがなくても、友達が食べていたら自分も食べたくなったり、ストレスや気分転換などの理由で食べることもあるでしょう」
「一度食べ始めたら、後は地獄に一直線です。途中で止めれば被害は小さくて済むのに、どうしてか最後まで食べてしまうのです。本当に恐ろしい現象です」
「体重は増加の一途です。しかも、一方通行なんです」
「さて、ダイエットの天敵とも言えるおやつですが、食べやすい時間が判明しました」
「実は時間帯によって、おやつの誘惑に負けやすくなるのです」
「これを逆手に取って、誘惑に負けやすい時間に用事を入れてしまえば、簡単におやつを食べなくなります。逆転の発想です」
「誘惑に負けそうな時におやつがあるからいけないのです。最初から誘惑に負けそうな時間をなくせばいいのです」
「どうですか。この最強の理論! ……穴だらけですが」
「ともかく、ありがたい話に違いありません。これで、おやつを食べた罪悪感とおさらばです」
「無駄におやつを食べなくなれば、痩せること間違いなし」
「既に痩せている人は労せずしてスリムな体型を維持できます」
「読者様も私のような絶世の美貌に近づいてください。私は全読者様の味方でございます!」
「さて、今回のお話はですね、アトキンスダイエットを研究する栄養士が行った聞き取り調査です」
「アトキンスダイエットは、炭水化物の量を1日20g以下に抑えて、タンパク質と脂質の量を増やすダイエットのことです」
「読者様もローカーボ・ダイエットや低炭水化物ダイエット、低糖質食、炭水化物制限ダイエットと言い換えれば、聞き馴染みがあると思います」
「そんなダイエットに詳しい栄養士が行った調査となります」
「調査の対象者はダイエット中の男女1250人に聞き取り調査を行いました」
「もう一度言います、ダイエット中の男女で調査しています」
「調査の結果ですね、おやつの誘惑に抗えない魔の時間が判明しました。その時間とは、」
「午後3時~午後3時半でした!」
「おやつの時間が午後3時というのは、昔の人がおやつの誘惑に負けていたからに違いありません! 絶対に!」
「そうなんです。現代人が誘惑に負ける前から、人類はおやつの誘惑に負けていたのです」
「なんとも面白い話です」
「誘惑に負けた時間を平均すると、午後3時23分になるそうです」
「読者様、午後3時23分には要注意ですよ。ついつい、おやつに手を伸ばしていませんか?」
「対象者の実に62%がおやつに屈していました。およそ3分の2のダイエッターが誘惑に抗えないのでした」
「面白いことに、夜食を食べる人はそこまでいなかったのです。ダイエット中に夜食を食べた人は22%でした」
「人はダイエット中でも昼に負けやすい生き物なんです」
「つまり、ダイエットをしたかったら午後3時の誘惑をはね除けたらいいのです」
「この条件なら、クリアできそうですよね」
「ダイエッターがどのような状況でおやつの誘惑に負けたかも調査しています」
「実に56%はストレスが原因でした。おやつを食べる理由の半分以上はストレスが原因なんです」
「つまり、ストレスを減らして、午後3時頃に大事に予定を入れて、夜はさっさと寝てしまえば、おやつに屈することはないのです」
「どうです、読者様はできそうですか?」
「言うは易し行うは難し、の典型です。実際は難しいです」
「ですが、この知識を知っているだけで、状況は変わります。ついつい、おかしに手が伸びそうな時、ストレスが原因かもしれない、と思えます」
「ストレスが原因なら、ストレスを解消すればいいのです。今まではストレス解消をおやつで行っていたのを、健康的な方法に切り替えるのです」
「運動、睡眠、買い物、カラオケ、自然に触れる、何でも構いません。健康的な行動に置き換えて、おやつに立ち向かいましょう」
「えい、えい、おー!」
「おやつを食べる原因はストレス以外にもあります。26%はダイエットをしていることを忘れていたのです」
「おい、こらっ! 鳥頭!」
「4人に1人ですよ。多くないですか?」
「自分の掲げた目標を忘れちゃうお茶目な読者様は、貼り紙をしてください。『おやつは食べない!』と書いて、いつでも見える場所に貼りつけてください」
「金輪際、目標を忘れません。これにて対策は完了です」
「そして8%の人は同僚の影響でした。会社におやつを持っていきいる人につられて自分も食べてしまったようです」
「もらう場合もあれば、皆が食べているのに自分だけ食べないのはおかしい、と同調圧力に屈することもあるでしょう」
「この対策は宣言するしかありません。『ダイエットをしているから、おやつを見える場所で食べないで』と言って協力を仰ぎましょう」
「自分一人でどうにかできると思わないことです。人は簡単に流される生き物です」
「これらのテクニックを使っておやつの誘惑に打ち勝ってください。理想のボディを目指しましょう」
「では、今回の復習です。ダイエットに励む人に聞き取り調査をしたら、午後3時~午後3時半がおやつの誘惑に負けやすいことが判明したぞ」
「誘惑に負ける人の半分はストレスが原因だ。今すぐストレス対策をしよう」
「4分の1はダイエットしていることを忘れてしまったぞ。貼り紙をして、忘れないようにしよう」
「少ないけれど、同僚がおやつを食べていてつられる場合もあるぞ。同僚に協力してもらって、おやつの誘惑に打ち勝とう」
「とにもかくにも午後3時が危険です。どうにかして、この時間を乗り越えてください」
「あ、後ですね、午後3時の誘惑には勝てるけど、夜食の誘惑に勝てない人はごめんないさい。今回のお話では対象外でした。てへっ」
「機会があれば、夜食を食べないようにするお話をしたいと思います」
「ということで、今回は『おやつに負けやすい時間が判明した』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」
「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。質問やリクエストも待ってまーす」
「それでは、次回の『健康食品でも時には有害となる』で、またお会いしましょう。バイバーイ」
参考文献
Treat time: We're most likely to tuck into junk food at 3.23pm




