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482_賢い人ほど他人を信用するぞ #知能 #信用

「火星と木星の間にある小惑星にも名前がつけられている実業家の渋沢栄一は『信用はそれが大きければ大きいほど、大いなる資本を活用することができる。世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりも、まず信用の厚い人たるべく心掛けなくてはならない』と言ってます。ビジネスの世界では何より信用が大事です」


「やっほー、役立つ知識を伝える世界一の美女サクラです! 今回は『賢い人ほど他人を信用するぞ』です。よろしくお願いします」


「読者様は他人をよく信用しますか? それとも、他人を信用しない人ですか?」


「え? 『他人はあんまり信用しない』ですか。ああ、なるほど、そうなんですね」


「なぜ他人を信用するのか聞いたのかと言いますと、他人をよく信用する人の特徴が判明したからです」


「読者様の周りによく他人を信用する人がいるなら、その人はーーな特徴を持っていることでしょう。……さて、読者様はどうなのでしょうか?」


「参考文献はイギリスのオックスフォード大学が行った研究です」


「研究者はアメリカの社会調査をしている会社のデータを利用しました」


「アメリカの成人の世論調査となっています」


「対象者には、他人をどれだけ信頼できるのか、についてアンケートを行いました」


「また、語彙力や読解力に関するテストを行って、参加者の知能レベルを調べました」


「一般的に語彙力が豊富で、質問の意図を理解する能力が高い人はIQが高く、賢いです」


「研究者が調べたかったのは、相手を信頼するのが知能レベルによって変わるのか、です」


「さて読者様、相手のことを信用しやすい人は賢い人とバカな人、どっちだと思いますか?」


「賢い人が他人を信用しやすいのでしょうか?」


「自分の頭で考えることができるので、たとえ騙されたとしても問題がないからすぐに他人を信用するのでしょうか?」


「バカな人が他人を信用しやすいのでしょうか?」


「自分の頭で考えることができないので、他人の話を鵜呑みにしてしまうのでしょうか?」


「それとも、他人を信用することと知能レベルは関係がなく、他の特徴が見つかったのでしょうか?」


「はたして、他人を信用しやすい人とは一体どんな人なのでしょうか?」


「分析の結果、他人を信用しやすい人はーー」


「賢い人でした!」


「語彙力がたくさんある人、質問や問題の論旨をまとめることができる人は、他人を信用しやすいです」


「この関係は結婚、教育、収入などの要素を調整した後でも確認されました。どんな人でも知能レベルが高いと他人を信用しやすいです」


「読者様の周りに他人を信用しやすい人がいれば、その人は賢い可能性が高いです」


「もしくは、賢い人がいるのなら、その人は他人を信用しやすいです」


「読者様も仕事をしていれば、疑り深い人に出会うと思います。その人は知能が低い可能性があるので、難しい話は控えましょう。理解できない可能性があります」


「逆に、すぐに信用してくれる人は知能が高いです。どんどん商品をプレゼンをして、難しい話も理解してもらいましょう」


「それと、賢い人がどれくらい他人を信用するのかも判明しています」


「言語能力が最も低い人に比べて、言語能力が最も高い人は他人を信用する可能性が34%も高くなります」


「また、質問を理解する能力がある人はない人に比べて、他人を信用する可能性が11%高くなります」


「かなりの差があることが判明しました」


「さらに面白いことに、他人を信用する人は健康的で幸福度が高いことも判明しています」


「他人を信頼する人は健康状態が良好と答える可能性が7%、幸せと答える可能性は6%高くなっていました」


「あくまで自己申告ですが、他人を信用する人は信用しない人に比べて充実した人生を送っていました」


「読者様も、よろしければ他人を信用するようにしてはいかがですか? 人生が充実するようになるかもしれません」


「研究者は、どうして賢い人が他人を信用しやすいのか仮説を立てています」


「賢い人は他人を見抜く能力があるので、信用しても問題ない人としか関係を構築しない、ということです」


「要するに、裏切る人とは縁を結ばないのです。そもそも信用に足る人物しか信用してないのです。無闇に他人を信用しているわけではないみたいです」


「一方で、知能レベルが低い人は、他人を見抜く能力がないため、誰が味方で誰が敵か分からない。そのため、全員を疑う必要があり、他人を信用しない。ということらしいです」


「選別する能力がないから全部疑っちゃえ、ってもったいないですよね。信頼していれば大きなチャンスを得ていたかもしれないのに、それを棒に振っているのです」


「他人を信用できるか目利き出る能力が欲しいなぁ、って所で今回のまとめです」


「研究者はアメリカの世論調査のデータを分析して、信頼と知能の関係を探ったよ」


「すると、知能レベルが高い人ほど、他人を信用することが判明したよ」


「どうやら、他人を見抜く目が備わっているから、他人を信用しても問題ないみたい」


「読者様、他人をすぐに信用すると騙されやすいと思うかもしれませんが、そんなことはありません」


「きちんと相手を見抜いているので、信用しやすい人ほど、騙されにくいことでしょう」


「それに、賢い人は最悪の状況も想定して動きます。仮に信用した相手から騙されてもリカバリーが可能です」


「騙されたとしても立ち直れるから、余計に他人を信用するのでしょうね」


「読者様も、知恵を身に付けて、他人を信用できる人になりましょう」


「ということで、今回は『賢い人ほど他人を信用するぞ』でした。知識が増えましたか?」


「ありがとうございました。高評価、コメント、リクエスト待ってます」


「次回の『ストレスを軽減する魔法の食べ物クルミ』で、会いましょう! バイバイ」



参考文献

Generalized Trust and Intelligence in the United States

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