416_たった一つの質問で相手の性格を見抜く #性格 #話術
「『君主論』で知られるニッコロ・マキャヴェッリは『敵の計略を見抜くことほど、指揮官にとって重要なことはない』と残しています。相手の策略を見抜ければ、先手を取ることも容易です」
「やっほー、役立つ知識を伝える世界一の美女サクラです! 今回は『たった一つの質問で相手の性格を見抜く』です。よろしくお願いします」
「読者様は相手の性格を知りたいと思ったことはありませんか?」
「初めて会った人の性格を見抜けたら、その後の関係がスムーズに進むと思いませんか?」
「ということで、今回はたった一言で相手の性格を見抜く方法を紹介したいと思います」
「それは、相手が甘いものが好きか、と聞くだけです」
「そんな簡単な質問で見抜けるわけない、と思うかもしれませんが、ちゃんと見抜けますよ」
「どうして、甘いものが好きかどうかで、相手の性格が見抜けるのか話したいと思います」
「参考文献はアメリカのゲティスバーグ大学が行った研究となります」
「まず、研究者はイメージ調査を行いました」
「100人分のプロフィールを用意して、それを評価してもらいました」
「プロフィールには顔写真の他、食べ物の好みの記載もありました」
「その結果ですね、甘いものが好きという記載がある人の評価が高くなることが判明しました」
「スイーツが好き、チョコレートが好き、などの記載があるといい人だと思われるようです」
「ふむふむ、読者様も初対面の相手に甘いものが好きだとアピールしてはいかがでしょうか?」
「好ましく思ってくれるに違いありません」
「甘いものが好き=いい人、というのはあくまでイメージです。実際の性格を反映しているかは不明です」
「次に、実際に甘いものが好きな人は性格がいいのか調べました」
「参加者の協調性を調べて、甘いものが好きかどうか調査しました」
「その結果、協調性が高い人は甘いものが好きな傾向が現れました」
「つまり、甘いものが好きな人は、相手に合わせたり、空気を読む能力があるみたいです」
「さらに、別の実験では学生の甘いもの好きとボランティアへの参加率を調べました」
「その結果、甘いものが好きな学生はボランティアに参加することが多いことも判明しました」
「甘いものが好きな人は、困っている人を手助けしてくれる優しい性格の持ち主のようです」
「つまり、相手に甘いものを好きかどうか聞いて、好きと答えた場合、その人は、協調性が高く、社会に役立つことをしてくれる優しい性格である確率が高いです」
「読者様も、まず自分が甘いものが好きなことをアピールして、その流れで相手にも甘いものが好きか聞いてください」
「そうすれば、自分はいい人とアピールしながら、相手の性格を知ることができます」
「相手が甘いものが好きと答えたら、その人はいい人ですよ」
「ただ、甘いものが好きじゃない場合は、どのような性格の持ち主なのか不明のままです。ご注意ください」
「ともかく、相手が甘党なら、その人はいい人の可能性が高いです。覚えておいてください」
「研究にはまだ続きがありまして、甘いものを食べると性格が変わるのか? ということも調査しています」
「学生を集めて、甘いものを食べるグループとしょっぱいお菓子を食べるグループに分けました」
「その後、性格診断を行ったり、他人を助ける行動を取るかどうかの調査を行いました」
「その結果、なんと甘いものを食べたグループは、協調性のスコアが上がり、他人を助ける行動を多く取るようになりました!」
「つまり、甘いものを食べると、性格まで変えてしまうことが判明したのです」
「読者様の周りにあまり性格のよくない人がいるなら、積極的に甘いものを食べさせましょう。さすれば、優しい性格にどんどんシフトチェンジしてくれるに違いありません」
「恋人や家族のちょっと尖った性格を直したければ、甘いものをどんどんプレゼントしましょう」
「まあ、際限なく与えていると、尖った性格を失う代わりに丸まった体型を手に入れるかもしれません。匙加減は間違わないでください」
「他にも、困ったことがあって助けて欲しいことがある時に、甘いものを渡すのも悪くないでしょう」
「甘いものを食べると協調性が高くなります。困り事を解決するために手助けしてくれるようになります」
「困っているけど、言い出しにくい時は、甘いものを渡しましょう。相手から進んで手伝いの申し出をしてくれますよ」
「……甘いものがたくさん飛び交うバレンタインの時期は、みんないい人になっている……ってこと?」
「ちなみに、世界のチョコレートの消費量は、スイスが一番です。次いで、オーストリア、ドイツ、アイルランドと続きます。日本は31位です」
「ヨーロッパは比較的、チョコレートの消費量が多いので、優しい性格の人が多いかもしれませんね」
「日本国内だと、石川県が一番多く、北海道、山口県、山形県、高知県と続きます」
「もしかしたら、石川県の人は優しい人が多いかもしれません」
「逆に消費量が少ないのは、長崎県です。以降は、和歌山県、青森県、沖縄県、鹿児島県となります」
「とても言いにくいのですが、長崎県の人は優しい人が少ないのかもしれません」
「まあ、甘いものはチョコレートだけではありません。他の甘いものの消費量も調べないと詳しいことは分かりませんよね」
「別にディスっているわけではないですよ、と言い訳した所で、今回のまとめです」
「研究者は甘いものが好きな人のイメージ調査をしたよ」
「すると、甘いものが好きな人はいい人だと思われたよ」
「実際に甘いものを好きな人を調査したら、協調性が高かったよ。甘いもの好きはいい人みたいだよ」
「しかも、甘いものには性格を変える効果もあるよ。甘いものを食べた人は協調性がアップしたり、優しくなっていたよ」
「甘いものはどんどん食べようね。甘いもの好きには悪い人はいないよ」
「甘いものが好きかどうか聞いて、相手の性格を見抜こうね」
「太古の昔、甘いものはとてもとても貴重でした。手に入る量はとても少なく、食べれる人は一握りでした。その一握りになるために、優しい性格を獲得したのかもしれませんね」
「ということで、今回は『たった一つの質問で相手の性格を見抜く』でした。知識の足しになれば幸いです」
「ありがとうございました。高評価、コメント、リクエスト、お願いします」
「次回の『【いつでもどこでもできる】超お手軽な不安対策』で、会おうね! いくぜ、知識の完全制覇。バイバイ」
参考文献
Sweet taste preferences and experiences predict prosocial inferences, personalities, and behaviors.




