415_メイクをしてテストを受けると成績がアップする(とその理由) #勉強 #ファッション
「何者かに謀殺されたという陰謀論もある女優マリリン・モンローは『笑顔は女の子ができる最高のメイクよ』と言い残してます。作り物より本物のほうがいいですよね」
「やっほー、役立つ知識を伝える世界一の美女サクラです! 今回は『メイクをしてテストを受けると成績がアップする(とその理由)』です。よろしくお願いします」
「読者様はテストは好きですか?」
「学校の定期テスト、入学試験、資格試験。この世には様々なテストが行われています」
「そんなテストの成績を上げる方法があるのですが、知りたくないですか?」
「え? 『どうせ勉強だろ』ですか。いいえ、違います」
「勉強ではなく、あることをするとテストの成績がアップするのです」
「人によっては毎日していることです。特に難しいことではありませんので、是非試してもらいたいと思います」
「参考文献はイタリアのダヌンツィオ大学の研究でございます」
「研究者は186人の女子大学生を集めました」
「参加者には大学の模擬テストを受けてもらいました」
「テストを受ける際、参加者を3つのグループに分けて、それぞれ違う条件を課しました」
「一つ目のグループは、メイクをしてテストを受けました」
「二つ目のグループは、明るい音楽を聞きながらテストを受けます。ただし、すっぴんです」
「三つ目のグループは、顔に色を塗ってテストを受けました。塗料を使って、顔に色をつけた状態でテストを受けました」
「という感じで、色々な状況にして、テストの成績に違いが出るのか調べたのです」
「さて読者様、どのグループがテストの成績がよかったと思いますか?」
「メイクをしたグループでしょうか?」
「化粧は女性を変えます。それはテストの成績も変えるのでしょうか?」
「音楽を聞くといいのでしょうか?」
「音楽を聞きながら作業をすると集中力が上がるといいます。テストに集中することで成績アップが期待できるのでしょうか?」
「それとも、顔に色を塗るのがいいのでしょうか?」
「普段しないことをすることで、リラックスしたり、気分が高揚してテストに前向きに取りかかれるようになったのでしょうか」
「はたして、テストの成績を上げるのは、一体何なのでしょうか?」
「分析の結果、テストの成績を上げるのはーー」
「メイクをしたグループでした!」
「メイクをしたグループは他のグループに比べて、テストの成績がよかったのです」
「つまり、メイクをしてテストに挑めば高得点を狙えるのです。やったね」
「とまあ、素晴らしい結果が出たのですが、大半の女性の読者様の代弁をしましょう、『普段からメイクをしている』と」
「普段からメイクをしていたら、テストの時にもメイクをしているはずです。いつもと変わらないからテストの成績アップは狙えません」
「メイクをしなかったから成績が下がった、とも言い換えれます」
「ここで大事になるのが、テストの成績がアップした理由です。この理由が分かれば、普段からメイクをしている人でも成績アップを狙えます」
「で、成績がアップした理由ですが、自尊心です」
「メイクをすることで自尊心がアップして、リラックスしてテストを受けることができました」
「肩の力が抜けたため、成績アップに繋がったようです」
「つまり、普段よりもより強い自尊心を得られることをすれば、成績アップが狙えるということです」
「テストの日は普段より気合いを入れてメイクをする、というのもいいでしょう。もしくは、値段が高くて普段使いに向かないコスメを使うのもいいと思います」
「それにメイクにこだわる必要はありません。服装やアクセサリーで自分を表現するのもいいと思います。勝負下着がいい例です」
「最近ではメイクをする男性も増えましたが、まだまだ少ないです。これならメイクとは縁のない男性も効果を期待できます」
「スーツをビシッと決める、ピカピカに磨いた革靴、高級腕時計、ハイブランドの洋服、鞄、指輪など、とにかく気分の上がるものを身に付ければ、成績もアップすること間違いなしです」
「テストの日は派手に決めましょう!」
「お守りを持つことと一緒なのでしょうね。お守りを持つと安心できます。緊張が解れるので本番でも結果を残せます」
「ということは、女性のメイクはお守りだった?」
「新事実を発見した所で今回のまとめです」
「研究者は女子大学生をいっぱい集めてテストを受けてもらったよ」
「その際、グループを3つに分けていたよ」
「すると、メイクをしているグループはテストの成績がよかったよ」
「メイクをするとテストの成績が上がるみたい。読者様もテスト本番の日は朝から最後の追い込みをするのではなく。メイクをしようね」
「メイクをすると自尊心がアップするからテストの成績にも影響が出るよ。普段からメイクをしている人は別の方法で自尊心を高めようね。メイクをしない人も何かしらの方法で自尊心を高めるといいと思うよ」
「結局、テストの成績は本番でいかに本領を発揮できるかにかかっています。自尊心を高めると安心できるので、普段の力が発揮できるのでしょう」
「このメイクで自尊心が高まることについて女性は本能的に理解しているっぽいです」
「口紅効果というものがありまして、女性はお金がなくても化粧品を買うことはやめない、という女性特有の心理です」
「無意識のうちにメイクの効果を知っているから、お金を失ってでもメイクを優先するのでしょう」
「不景気になっても化粧品の売り上げが落ちないことからも、女性にとってメイクがいかに重要かが伺えます」
「でも、自尊心を得る代わりに、借金は背負わないでくださいね」
「ということで、今回は『メイクをしてテストを受けると成績がアップする(とその理由)』でした。知識の足しになれば幸いです」
「ありがとうございました。高評価、コメント、リクエスト、お願いします」
「次回の『たった一つの質問で相手の性格を見抜く』で、会おうね! いくぜ、知識の完全制覇。バイバイ」
参考文献
Does make-up make you feel smarter? The “lipstick effect” extended to academic achievement




