384_幸運な人の特徴とは？ #幸運 #性格
「古代アテナイの三大悲劇詩人の一人であり、ギリシア悲劇の確立者アイスキュロスは『愚か者が幸運に恵まれると、幸運は重い荷物である』と言いました。幸運を使いこなすのさえ、実力が必要なようです」
「やっほー、人生に役立つ知識を伝える世界一の美女サクラです！ 今回は『幸運な人の特徴とは？』です」
「では、よろしくお願いします」
「読者様には前回ざっくり、運は大事だよー、ということお伝えしました」
「運が大事だといっても、『生まれ持ったものだから、運なんて変えることはできない』と思っている読者様も多いと思います」
「ところが、そうでもないんです。実は運をよくする方法はあるんです」
「なので、今回は運がいい人の特徴を紹介して、運をよくする方法をお話ししたいと思います」
「運がないと思っている読者様、今日から運気が上昇しますよ」
「参考にするのは、イギリスのレスター大学の研究となります」
「研究者は18歳から62歳までの250人を集めて、運に関するアンケートを行いました」
「内容としては、運がいいと思いますか？ 幸運な出来事はありましたか？ 運は偶然だと思いますか？ 幸運を信じていますか？ などです」
「参加者にはアンケートの他に、性格診断を受けてもらいました」
「その後、データを分析して、運がいい人の特徴を調べました」
「要するに、運がいいと思っている人と運が悪いと思っている人の思考や行動を比べて、幸運の正体を調べたのです」
「さて読者様は、幸運の正体とは何だと思いますか？」
「生まれた時に決まっているので、後から変更することなどできないのでしょうか？」
「時期の問題なのでしょうか？ 運がいい時と悪い時は、生まれや育ちに関係なく交互にやってくるのでしょうか？」
「それとも、運なんて存在しないのでしょうか？ 人間が作り出した幻想なのでしょうか？」
「はたして、幸運とは一体何なのでしょうか？」
「運がいい人と運が悪い人を調べた結果、幸運とはーー」
「単なる思い込みでした！」
「運がいいと思っている人には、たくさんの幸運が舞い込み、運が悪いと思っている人にはたくさんの不幸が舞い込んでいました！」
「考え方一つで、幸運にも不運にもなるということです」
「たとえば、事故に遭って骨折したとします」
「運がいい人は、『命あっての物種、骨折で済んだ』と解釈します」
「一方、運が悪い人は、『事故に遭うなんて最悪だ。出かけなければよかった』と解釈します」
「同じ出来事でも解釈の違いで、幸運か不運が決まるのです」
「だから、幸運というのは思い込みなんです」
「つまり、運がいいと思い込みの激しい人が運がいい人ということになります」
「人には、運がいいも運が悪いもないのです。あるのは考え方の違いです」
「それに運がいいと思っているだけで、パフォーマンスが上がります」
「運がいいから本番もなんとかなると思う、心配がなくなるので余計な緊張をしない、適度な緊張で挑めるので最高の成果を出せる、という流れで成功するのです」
「読者様も今日から、運がいいと思い込みましょう。世界が一変しますよ」
「今回の研究では、性格診断も行っています。運がいいと思っている人と運が悪いと思っている人の性格も判明しています」
「運がいい人に当てはまってたらラッキー。運が悪い人に当てはまっていたら変えるように努力しましょう」
「まず、運がいい人の性格です」
「物事を悲観しない。人生に多くを望んでいない。達成したい目標が少ない。人間関係が良好。問題が起きたとき、原因を自分以外のせいにする。などです」
「楽観的な特徴が多く見受けられます。他にも、好奇心が高いという特徴もありました」
「深く考えないことが、幸運への第一歩かもしれません」
「さらに、人生の満足度も高いことが判明しています」
「運がいいという思い込みで成功する確率が高いです。全体的に人生が順風満帆に進むので、満足度も高くなったみたいです」
「続いて、運が悪い人の性格です」
「悲観的に考える。感情が大きく動く。問題はできるだけ避ける。未来に希望を持っていない。自分で自分を認められない。などです」
「全体的にネガティブな印象を受ける性格をしているみたいです」
「しかも、運が悪いと思っているので、『どうせ失敗する』と思って新しいことに挑戦することがないです」
「運が悪いという思い込みは好奇心を殺します」
「チャンスというのは平等ではありませんが、不平等というほど偏っているわけではありません」
「それなりのチャンスは誰にでも転がっています」
「ですが、運が悪いと思っている人は、新しいことに目を向けないので、転がっている幸運に気づけません」
「一方で、運がいいと思っている人は好奇心旺盛です。道端に転がっている幸運を簡単に見つけます。見つけた幸運は持ち前の好奇心で何度も試します」
「たとえ失敗したとしても、『次がある』と思うのでへこたれません。最終的には成功するのです」
「成功するのは運がいいからではありません。ただ試行回数が多いからです」
「1回しか挑戦していない人と、10回挑戦した人と、100回も挑戦した人を比べたら、多く挑戦している人のほうがチャンスを掴む確率が高いのは自明の理です」
「成功するまでやり続ける、そういうカラクリです」
「諦めなければ夢は叶う、って感じで今回のまとめです」
「研究者は運がいい人と悪い人の特徴を調べたよ」
「すると、運がいいか悪いかは単なる思い込みだったよ」
「運がいいと思っている人は運がいいと思うし、運が悪いと思っている人は運が悪いと思うよ」
「運がいい人と悪い人の性格を比べたら、運がいい人は楽天的、悪い人は悲観的だったよ」
「読者様も、運がよくなりたければ楽天的な性格になるといいよ」
「試行回数も増えるので、成功すると思います」
「人生の悩みは楽観的になれば大抵解決しそうですね。楽観的な人、最強！」
「ということで、今回は『幸運な人の特徴とは？』でした。人生の潤いになれば嬉しいです」
「ありがとうございました。高評価、コメント、お願いします」
「読者様のリクエストも受け付けてます！」
「次回の『スマホ依存症から脱却するにはスマホを使え』で、会いましょう！」
「いずれ、知識を網羅する。バイバイ」
参考文献
Beliefs around luck: Confirming the empirical conceptualization of beliefs around luck and the development of the Darke and Freedman beliefs around luck scale
