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1413_1日1分未満の運動でも健康になれるぞ #運動 #健康

「アメリカ独立宣言の起草委員の一人であるアメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンは『今日という一日は、明日という日と二日分の値打ちをもっている』と言っております。つまり、人生は倍ある?」


「やっほー、人生を充実させるには知識が大事。世界一の美女サクラです! 今回は『1日1分未満の運動でも健康になれるぞ』です。よろしくね」


「読者様は運動していますか?」


「運動が健康にいいとは知っていても、実際のところ面倒ですよね。いちいち着替えたり、何十分も散歩をしたり、公園の周りをランニングしたり、って本っ当に面倒ですよね」


「毎日毎日何十分も運動なんてできませんよね。WHOは週に中程度の運動を150分~300分ほどを推奨しています。ですが、こんなに運動できませんよね。毎日30分の運動なんて、考えただけで億劫になりますよね?」


「でも、安心してください」


「どうやら、運動の時間が1分未満でも十分に健康になれるみたいなんです」


「何十分も散歩しなくていいのです、何十分もランニングをしなくていいのです」


「1分ならお風呂に入る前に実施すればいいんです。汗をかいてもそのままお風呂に入ればいいのです」


「今回は運動は1分でも健康になれることを解説します」


「参考文献はオーストラリアのシドニー大学の研究となります」


「研究者は運動と健康の関係を調べるため、アメリカの国民健康栄養調査(NHANES)のデータを使って、3293人の男女を調査しました」


「活動量計を使って一週間分の運動データ集め、健康状態を分析して、短い運動でも効果があるのか検証しました」


「さて読者様、短い運動はどれくらい健康に寄与するのでしょうか?」


「病気のリスクが大きく減るのでしょうか? 体重がいい感じにキープできるのでしょうか? それとも、脳の健康が守られるのでしょうか?」


「はたして、運動と健康にはどういった関係が見つかったのでしょうか?」


「3000人以上の運動量と健康を調査した結果、1分未満の運動でーー」


「死亡リスクが40%近く下がっていました!」


「ただし、普通の運動ではなく激しい運動が必要でした」


「日常の中の短時間の激しい運動のことをVILPA(Vigorous Intermittent Lifestyle Physical Activity)というのですが、これがよかったのです」


「超短時間ながらも激しい運動をすることで、死亡リスクが大きく減っていました」


「超短時間というのは10秒とか、そのレベルです。たった10秒間、全力を出すだけでよかったのです」


「この超短時間の運動を一日に5.3回行っていると全死亡リスクが44%下がっていました」


「約8回までなら超短時間の激しい運動で死亡リスクが大きく下がりますが、それ以降は緩やかになることが確認されました」


「また、1日に1.1分の超短時間の激しい運動をしていると死亡リスクが39%下がっていました」


「つまり、超短い時間でも激しい運動を毎日していれば、死亡リスクが大きく下がるのです。それこそ1分未満でも十分な効果が見込めます」


「より効果的にしたいのなら運動の時間を延ばせばいいのですが、それでも2分くらいで十分です。回数を増やしても8回で十分です」


「運動から得られる健康は思っている以上に楽なのかもしれません」


「読者様も運動をしませんか?」


「30分のランニング、60分のスポーツなどはハードルが高いです。でも、1分の運動ならハードルが低いです」


「健康にいいと分かっていても運動は時間がかかると嫌厭していた読者様、健康のための運動は1分未満でも効果があるのです。是非、今日から試しましょう」


「たった10秒の激しい運動でもいいのです。何もしないより、滅茶効果的です」


「階段を登る際に全力を出す、出かける時に全力で走る、休憩の際に全力でスクワットをする、他にもバーピージャンプ、高速もも上げ、マウンテンクライマーなど」


「短時間で激しい負荷をかけるトレーニングはたくさんあります。どれか一つでもいいので、毎日意識して全力を出しましょう」


「たった10秒で効果があるのか不安になるかもしれません。でも、たった10秒でも効果はあるのです。10秒を一日に数回行えばいいのです」


「今日から挑戦してみましょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は3000人以上の運動と健康の関係を調査したよ」


「すると、超短時間の激しい運動をすると死亡リスクが40%近くも下がることが判明したよ」


「一日1分未満の運動でも十分健康になれることが判明したよ」


「毎日何十分も運動はしなくていいみたいだよ」


「暇なときに超短時間の激しい運動をしてみようね。短くても毎日続けることが大事だよ」


「たった10秒に全力を注ぎましょう。息切れするくらいに全力を尽くしましょう」


「ただし今回の研究は観察研究となっています。本当に超短時間の激しい運動で健康になれたかの因果関係が不明です」


「とはいえ何もしないよりは短時間でも運動をしたほうがいいのは間違いないと思います。読者様も暇を見つけたら、全力を出してみましょう」


「わざと時間ギリギリに準備を始めて、毎日ちょっとだけダッシュするなんて生活を送るといいかもしれませんね」


「間に合わせに遅れそうな時のダッシュは健康への一歩かもしれません」


「今回は『1日1分未満の運動でも健康になれるぞ』でした。見知らぬ知識に出会うと気分が上がりますよね」


「ありがとうございました。次は『トレーニング後の熱いお風呂ってどうなの?』です! バイバイ」

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