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1388_【1日10分】毎日の小さなアクティビティで幸福度がアップするしストレスは減る #幸福 #行動

「自己啓発講演家の中村天風は『もし、知識を磨いて人間が幸せになれるなら、学問を一生懸命した人はみんな幸福になれそうなもんだ。そして学問をしない人はみんな不幸になるはずだ。しかし、そうなってはいないでしょう』と言ってます。賢ければ幸せになれる、それは幻想です」


「やっほー、知識は人生を楽しませてくれるもの。世界一の美女サクラです! 今回は『【1日10分】毎日の小さなアクティビティで幸福度がアップするしストレスは減る』です。よろしくね」


「読者様は幸せになりたいですか?」


「多くの人が幸せになりたいと考えていることでしょう。自ら不幸に突き進む人など稀ですから」


「でも、幸せになるのって大変ですよね。友達と交流したり、健康的な生活を送ったり、マインドフルネスを実践したりと、色々方法はあります」


「確かに効果はあるかもしれません。ですが、実際にやるとなると大変です」


「友達と遊ぼうにも前もって予定を空けておく必要があります。マインドフルネスも一朝一夕では身に付きません。これらの効果を実感するには長い時間がかかるでしょう」


「では、簡単に幸せになる方法はないのでしょうか?」


「そんなことはありません。簡単に幸福度を上げる方法があります」


「今回は簡単に幸福度を上げる方法を紹介します」


「参考文献はアメリカのマイアミ大学やカリフォルニア大学の研究となります」


「研究者はウェブサイトを通じて、毎日一つ小さな喜びを感じられるアクトに参加してもらいました。参加者は169の国から17,598人となります」


「アクトは全部で七つありました」


「その一、他の人の喜びを祝う。知り合いに楽しかったこと、嬉しかったこと、などを話してもらい、一緒に喜びます」


「その二、視点を変える。最近感じたイライラ、動揺、不安などを思い出し、そこから得られたポジティブなことを三つ書く」


「その三、親切をする。その日出会った5人に何でもいいので親切をする」


「その四、価値観を改める。美徳、公平、善意、団結の四つの価値観をどれが大事か改めて考える」


「その五、感謝リストの作成。感謝したいことを考え最大八つリストアップする」


「その六、畏敬の念を抱く。ヨセミテ国立公園の壮大な自然の映像を見て、感じた畏敬の念について考える」


「その七、善の力。自分がどうやったら世界に貢献できるか考える」


「どのアクトも5分~10分程度で終わります」


「参加者は毎日これらのうち、どれか一つを行いました。期間は七日間となります」


「そして、参加者のアクトに参加する前と後で、メンタルや幸福度のアンケートを行って、どのように変化したのか調べました」


「さて読者様、毎日ちょっとしたアクションを起こすと幸福度はどうなるのでしょうか?」


「アクションをすると言っても、所詮5分とか10分の行動です。それほど大きな影響がなかったのでしょうか?」


「毎日毎日頑張っているのに幸せになれない人がいます。たった5分10分の介入ではほとんど効果が出なかった可能性は考えられます」


「それとも、予想に反して効果絶大だったのでしょうか?」


「人間の幸福度はちょっとしたことで左右されます。参加者は一週間で幸福度を上げていたのでしょうか?」


「はたして、ちょっとした喜びの行動は参加者の幸福度に影響を与えたのでしょうか?」


「17,000人以上に毎日ちょっとした喜びを感じられる行動をしてもらった結果、参加者はーー」


「幸福度が上昇していました!」


「感情的な幸福、ポジティブな感情、幸福に対する主体性が大きく改善していました」


「しかも効果はこれだけに留まりません。自覚しているストレスも減り、自己申告による健康状態と睡眠の質が改善していました」


「ちょっとした毎日の喜びの行動を起こすだけで、幸福度やポジティブな感情が上がるのです」


「読者様も試してみませんか?」


「最近幸せを感じていない、そんな人のオススメかもしれません。毎日10分ほど、小さな喜びを感じる行動をしましょう。幸福度が増え、ストレスも減りますよ」


「ちなみに、幸福度の上昇は人によって大きく異なりました」


「特に社会的な弱者ほど、恩恵が大きかったです。教育水準が低い、経済的な負担が大きい、社会的な地位が低い、少数民族などです」


「ただこれは、元々の幸福度が低かったため、上昇幅も大きくなった可能性があります。ということですので、不幸を感じている人ほど、ちょっとした喜びの行動を起こすといいかもしれません」


「それと、三日程度でも一応効果はあるみたいです。七日間行うのが一番ですが、三日やるだけでも幸福度の上昇は確認されています」


「読者様もとりあえず三日から始めてみませんか?」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は世界中から参加者を集めて毎日ちょっとした喜びの行動を起こしてもらったよ」


「すると、毎日ちょっとした喜びの行動をすると、幸福度が上昇することが判明したよ」


「一日10分もあれば、幸せを感じることができるみたい」


「特に、不幸だと感じている人ほど効果が大きかったよ。試してみてね」


「ただ今回の研究は七日間しか行っていません。サンプル数が多いとはいえ、インターネットベースの介入です。参加者の半数はアメリカ在住ですし、次いで多かったのはカナダとドイツです。英語圏の人が多かったのは間違いないです。そこらへんは慎重になるほうがいいでしょう」


「とはいえ、感謝の日記をつけたり、親切な行いをすると幸福度が上がるとはよく言われています。今回の行動でも幸福度が上がっても不思議ではありません」


「一日10分の簡単なことですので、まずは試してみてはいかがでしょうか? 他の方法に比べたら圧倒的に始めやすいです」


「効果については、ともかく試してみてから考えましょう」


「今回は『【1日10分】毎日の小さなアクティビティで幸福度がアップするしストレスは減る』でした。知識を集めるのは面白い」


「ありがとうございました。次は『ミスした人は指摘欲しいと思っているが実際にミスを指摘する人は超少ない』です! バイバイ」

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