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1380_孤独感は感謝の心で癒される #孤独 #言葉

「カエサルの暗殺で起きた内乱に巻き込まれた古代ローマの詩人ホラティウスは『きみの上に照る毎日毎日を最後の日と思いたまえ。そうすれば、きみの予期していなかった時間を、きみは感謝をもって受け取ることだろう』と言ってます。最後かもしれない、この思いがあると時間を無駄にしなくなるでしょう」


「やっほー、知識の価値は無限大。世界一の美女サクラです! 今回は『孤独感は感謝の心で癒される』です。よろしくお願いします」


「孤独は体にめっちゃ悪いです」


「孤独を感じている人は健康状態が悪かったり、認知症の人が多かったり、睡眠の質が悪かったり、慢性痛に悩まされている人が多いです」


「孤独は健康を害する状態と言っても過言ではないかもしれません」


「その対策として、友達を大切にしたり、新しい人間関係を構築したりする必要があります」


「でも、そんなのが簡単に出来たら苦労しませんよね。孤独感に苛まれている人ができっこないです」


「では、孤独を感じている人は頑張って友達を作るしかないのでしょうか? どうにかこうにか努力して新しい関係を構築することに尽力しないといけないのでしょうか?」


「いいえ、そんなことはありません」


「実は、簡単に孤独を癒す方法が存在するのです」


「今回は孤独を癒す方法を紹介します」


「参考文献はアメリカのチャールストン大学の研究となります」


「実は、孤独を癒す方法として昔から、とある方法が有効だと言われています。しかし、単一の研究ばかりで系統的に検討されていません。そこで研究者は本当にそれに関連があるのか検討しました」


「研究者は孤独を癒すとある方法を調べるため、過去に行なわれた孤独に関する研究を26件集めてメタ分析をしました」


「メタ分析とは、分析の分析のこと。複数の研究を統合して、総合的で信頼性の高い結論が出せる分析となります」


「合計で9679人を対象にしました。サンプルが少ないのだと31人、多いのだと2025人が参加しました。平均年齢は35.2歳。女性が61.9%となります」


「参加者がどれくらい孤独を感じているのか、とある方法で孤独が癒されるのかを調べて、孤独に有効かどうか探りました」


「さて読者様、孤独を癒すとある方法とは何だったのでしょうか?」


「趣味でしょうか?」


「何か自分が没頭できることがあると、孤独を感じる時間が少なくなります。相対的に孤独の悪い部分を排除することができそうです」


「運動でしょうか?」


「運動することでメンタルが改善します。孤独に対する感覚に強くなれそうな気がします」


「挑戦はどうでしょうか?」


「毎日新しいことに一つ挑戦していると、好奇心が刺激されたり、人生の意義を感じることができます。孤独の悩みがちっぽけに感じられて、一人の時間を有意義に過ごせるようになるかもしれません」


「それとももっと意外な方法だったのでしょうか?」


「たとえば、SNS、睡眠、恋愛、ゲーム、映画、瞑想、読書、音楽、勉強、日記、太陽を浴びる、植物を育てる、ドライブなど。何かしらの行動が関係していたのでしょうか?」


「はたして、孤独を癒すには何が必要だったのでしょうか?」


「26件の研究から9000人以上を分析した結果、孤独感を癒すのに必要なのはーー」


「感謝でした!」


「実は、感謝の気持ちを持つことで孤独感が少なくなることが明らかになりました」


「孤独と感謝には中程度の逆相関がありました。感謝の気持ちを持ち合わせている人ほど、孤独を感じていないのです」


「孤独な人は何かと健康問題を抱えやすいです。しかし、感謝の気持ちを持つことで、マイナスを打ち消してくれるみたいです」


「さらに、感謝の気持ちを持っている人は、人間関係も改善しやすいです。人間関係が良好になれば、当然ですが孤独感は減ります」


「感謝様様です」


「では、孤独な人は何に感謝をすればいいのでしょうか?」


「友達ですか? 家族ですか? 恋人ですか? 同僚や先輩後輩ですか?」


「その答えは、誰でもいいです」


「研究ではランダムに選ばれた人に感謝をするというものが含まれていました。その結果、感謝する人を適当に選んでも孤独感は減っていました」


「ですので、感謝は誰でもいいのです。友達でも、家族でも恋人でも」


「読者様は孤独を感じていませんか?」


「一人が寂しい、疎外感を抱いている、取り残されているような気がする、居場所がない、そんな思いをしているのなら、感謝の気持ちを持ちましょう」


「少しは孤独感が和らぐと思います」


「感謝の気持ちを高めるには、いくつか方法があります」


「たとえば、日記です。その日に起こった感謝すべきことを日記に書くといいです」


「感謝の気持ちを持つことを意識するのもいいです。朝、今日はみんなに感謝するぞ、と心がけることも有効です」


「また、日常から感謝を感じることもできます。目の前の当たり前のことがなくなった、と想像しましょう。蛇口から水が出なくなったら、電気がなくなったら、スマホがなくなったら、このような状況を想定することも感謝の気持ちに繋がります」


「当然ですが、直接感謝を伝えるのもグッドです。友達、家族、恋人に感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう」


「感謝の気持ちを高めて、孤独に立ち向かいましょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は孤独と感謝について26件の研究を集めて、メタ分析をしたよ」


「すると、感謝の気持ちを持つと孤独感が減ることが判明したよ」


「孤独に対抗するには感謝が大事」


「読者様も感謝の気持ちを忘れないようにしましょう」


「感謝にはたくさんのメリットがあります。免疫力の向上、血圧の低下、痛みの軽減、ストレスの軽減、幸福感の向上、人間関係の強化、モチベーションアップなど」


「たった一言、それだけで人生が大きく変わるかもしれません。常日頃から感謝を忘れずに」


「読者様、いつもいつも、ありがとうございます。私が今こうしていられるのも読者様のおかげです。心より感謝申し上げます」


「それでは、今回は『孤独感は感謝の心で癒される』でした。知識の探求に終わりはなし」


「ありがとうございました。次は『マジシャンのメンタル、最強につき』ですよ! バイバイ」

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