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1366_栄養士が考案した食事でストレスに強くなるぞ #ストレス #食べ物

「ルネサンス時代に大活躍した芸術家のレオナルド・ダ・ヴィンチは『老いてからの欠乏を補うのに十分なものを青年時代に獲得しておけ。老年が食物として必要なのは「知恵」である。そのことを知る者は(知恵の)栄養不足にならぬよう、若いうちに努力せよ』と言ってます。若いうちに頑張っていると、後年も楽しく過ごせるみたいです」


「やっほー、知らない知識をいつでもどこでも集めたい。世界一の美女サクラです! 今回は『栄養士が考案した食事でストレスに強くなるぞ』です。よろしくお願いします」


「現代は何かとストレスが多い社会です。仕事で受けるストレス、人間関係から来るストレス、情報過多のストレス、孤独のストレス。我々は日々、ストレスを受けています」


「ストレス、嫌ですよね?」


「そんな嫌なストレスに対抗できる食べ物が判明しました」


「今回はストレス対策になる食事を紹介したいと思います」


「参考文献はアイルランド国立大学コーク校の研究となります」


「研究者は食とメンタルの関係を調べるため、普段から不健康な食事を摂りがちな45人を集めました。年齢は18歳~59歳です」


「参加者を二つのグループに分けて、それぞれ異なる食事を摂ってもらいました」


「一つ目は、栄養士が考案した健康的な食事を摂ります。タマネギ、ネギ、リンゴ、バナナ、オーツ麦、豆類、ザワークラウト、ケフィア、コンブチャなどを食べました。また、栄養士による勉強が行われ、アドバイスもありました」


「二つ目は、ヘルシーフードピラミッドの頂点に位置する食事をしました。バランスのいい食事を摂ります」


「期間は4週間。それぞれの食事を摂ってもらって、メンタルやストレスへの影響を調べました」


「さて読者様、ストレス対策になる食事はどっちのグループだったのでしょうか?」


「どちらのグループも健康的な食事であることは間違いないです。ということは両方のグループでストレスが改善されたのでしょうか?」


「しかし、健康的な食事と言っても二つでは内容が異なります。野菜と果物と発酵食品が中心の食事とバランスのいい食事。違いが出ても不思議ではありません」


「野菜と果物と発酵食品のほうがよかったのでしょうか? 昔から発酵食品はいいと言われています。ストレスにも効くのでしょうか?」


「ですが、バランスを考えるのも大事です。人間というのは少なすぎても多すぎてもダメです。バランスこそ至高だったのでしょうか?」


「はたして、不健康な食事をしがちな参加者はどういった食事を摂るとストレス対策になるのでしょうか?」


「45人にそれぞれ内容の異なる健康的な食事を摂ってもらった結果、ストレスが減っていたのはーー」


「栄養士が考案した食事でした!」


「栄養士が考案した食事を摂っていたグループは通常の健康的な食事をしていたグループに比べて、ストレスを認識するレベルが低下しており、ストレスも減少していたのです」


「しかも、メリットはストレスだけではありませんでした。実は睡眠の質も改善されていました」


「睡眠の質の改善は両グループで確認されたのですが、野菜と果物と発酵食品のほうがより改善していました」


「読者様はストレスを受けていませんか?」


「そのストレスを感じにくくしたり、ストレスを減らすには野菜と果物と発酵食品を中心にした食事を続けるといいかもしれませんよ」


「ストレス対策は食事から」


「では、どうして野菜と果物と発酵食品を食べるとストレス対策になるのでしょうか?」


「それは、腸内環境が改善されるからです」


「野菜と果物と発酵食品には食物繊維やプロバイオティクスが多く含まれています。これらは腸内細菌叢を改善するのに大事な栄養となります」


「腸と脳は繋がっています。腸が不調になれば、脳も不調になります。腸が好調なら、脳も好調になります。このようにつながっていることから、腸の環境がよくなれば自然と脳もよくなります」


「脳が好調になればストレスにも強くなります。そのため、野菜や果物、発酵食品を食べることがストレス対策に繋がるのです」


「逆に言えば、加工食品やお菓子ばかりを食べていると、腸内環境が荒れます。脳の不調の原因にもなるでしょう。そうなれば、より強くストレスを感じたり、メンタルが不調になると考えられます」


「日頃から感じるストレスに嫌気が差したら、食事を見直しましょう。加工食品中心の食事から、野菜と果物と発酵食品が多い食事に切り替えましょう。長く続けていれば、きっとストレスが軽減されることでしょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は食事とストレスの関係を調べたよ」


「不健康な食事をしている人を集めて、健康的な食事を食べてもらったよ」


「すると、野菜と果物と発酵食品が多い食事をしていたグループは、ストレスが減っていたよ」


「腸内環境が改善したから、ストレスにも強くなったみたい。やったね」


「しかも、睡眠の質も改善するよ。嬉しいね」


「やっぱり野菜、果物、発酵食品は最強の食事みたい」


「読者様もつらいストレスには、野菜と果物と発酵食品で対抗しようね」


「今回の研究ですが、サンプル数が少ないですし、期間も短いです。その点は注意が必要です」


「それに、普段から不健康な食事をしがちな参加者を集めています。健康的な食事に切り替えたら、そりゃそうですよねって感じです。まったくもって、さもありなん」


「とはいえ、野菜と果物と発酵食品が健康にいいのは間違いないです。バランスの取れた食事もいいですが、これらを中心にした食事も決して悪くないでしょう」


「ストレスを感じる前に、食物繊維やプロバイオティクスが多い食事を意識しましょう」


「心穏やかに生活する秘訣は。食事にあり」


「ごちそうさまでした」


「今回は『栄養士が考案した食事でストレスに強くなるぞ』でした。あらゆる知識は素晴らしい」


「ありがとうございました。次回は『ほら貝を吹くと睡眠時無呼吸症候群が改善する!?』となります! バイバイ」

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