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1344_絵文字を使うと好感度が高くなるっぽい #言葉 #好意

「レオナルド・ダ・ヴィンチは『君にはわかるだろうか。視覚こそがこの世界の美しさを包み込むのだ。視覚は天文学の師であり、人間のあらゆる技術を助け、導くものだ。視覚は人間を世界の隅々までおもむかせる。視覚は数学の様々な部門を支配する。視覚による知識は最も確実なものだ。それは星の距離や大きさを測り、星座の要素や性質や運行を発見し、そこから次に起こることを予言できるようになる。視覚は、建築と図面を生み、そして最後に絵画という聖なる芸術を創始した。おお視覚よ、汝は神の最も優れた創造物だ。汝の崇高さにふさわしい、どんな賛美の歌があろうか。どのような人々が、どんな言葉が、汝の達成したことを言い表せることか』と言ってます。以上」


「やっほー、知識はいいものだ。世界一の美女サクラです! 今回は『絵文字を使うと好感度が高くなるっぽい』です。よろしくね」


「読者様は絵文字を使いますか?」


「テキストのやり取りは現代では当たり前のことです。中には電話よりテキストのほうがいい、と感じている人もいるでしょう」


「そんなテキストコミュニケーションでよく利用されるのが絵文字です」


「絵文字を使うと、伝えたいことが文字ではなく視覚で伝えることができます。ちょっとしたニュアンスを補足するのにも有効です。友達、恋人、家族とのコミュニケーションで絵文字は大活躍します」


「何よりビジネスシーンでも絵文字が利用されています。絵文字を使うのは今では当たり前です」


「では、そんな絵文字ですが、人間関係にどのような影響を与えるのでしょうか?」


「今では当たり前に使っている絵文字ですが、好意的に受け止められているのでしょうか? それとも、絵文字なんて使うな、と思われているのでしょうか?」


「今回は絵文字が使われているテキストがどう思われるのか考えます」


「参考文献はアメリカのテキサス大学オースティン校の研究となります」


「研究者は絵文字の是非を調べるため、260人を集めてテキストを読んでもらいました」


「用意したテキストは15種類になります。様々なシーンのテキストが用意されました。たとえば、何気ない会話、レストランに誘うもの、面白いニュースの話などがありました。日常的なものから、非日常的なテキストが用意されました」


「テキストには二つのパターンがありました。絵文字の有無です」


「参加者はメッセージアプリを模したテキストを読むのですが、絵文字があるバージョンを読む人もいれば、絵文字がないバージョンを読む人もいました。絵文字はポジティブなものだけでなく、ネガティブなものも使用しました」


「そして、テキストのやり取りから評価をしてもらいました。テキストを送っている相手に、親密さを感じるか、好感度はどうか、関係に満足しているかなどを調査しました」


「それらの結果を分析して、絵文字の有無で相手にどう思われるのか調べたのです」


「読者様は絵文字は好きですか?」


「テキストに絵文字があると、親しみやすさを感じるような気がします。内容が柔らかくなり、距離感が近い印象があります」


「また、絵文字は感情を伝えるのに適しています。微妙なニュアンスを言葉で表現するのは難しいですが、絵文字なら伝えることが可能です。感情的な人だと思われたりするのでしょうか?」


「反面、ビジネスシーンで絵文字を利用していると、内容が軽く見られる可能性があります。絵文字はTPOを弁えないといけなかったのでしょうか?」


「絵文字がないテキストは硬い印象があります。落ち着いた印象と言い換えてもいいでしょう。信頼感を与えてくれます」


「しかし、感情や雰囲気が伝わりにくいというデメリットも存在します。カジュアルなやり取りをするには向いていないイメージがあります」


「はたして、絵文字が与える印象はどうだったのでしょうか? 絵文字はいい印象と悪い印象を与えるツールだったのでしょうか? 使い分けが必須のツールなのでしょうか?」


「参加者に絵文字のあるテキストと絵文字のないテキストを評価してもらった結果ーー」


「絵文字があると応答性が高くなっていました!」


「応答性とは、相手が自分にどれくらい興味を持っているかということ。つまり、絵文字があるテキストは相手の興味を引けるということです」


「また、応答性の高さは、親密度や関係性にプラスの影響を与えていました」


「要するに、絵文字は、相手の興味を引きつけ、仲良くなれるツールだったのです。絵文字を使えば、好感度を高めることができるのです」


「では、どんな絵文字を使えばいいのでしょうか?」


「それは、どれでもいいです」


「というのも、絵文字の違いによる影響がなかったからです。使われている絵文字の種類によって相手に与える印象に統計的な有意差が出ませんでした」


「絵文字はとりあえず使ってればいいのです」


「ただし、文脈を無視してはいけません。どんな絵文字でもテキストの内容と合致していれば問題ありません。食事の話をしていれば料理の絵文字、動物の話をしていたら犬や猫の絵文字、旅行の話をしていたら飛行機の絵文字など、内容と絵文字が乖離していなければ問題ありません」


「それともう一つ、参加者の年齢、性別、絵文字の使用頻度も影響はありませんでした」


「学生でも高齢者でも男性でも女性でも、絵文字が使われているテキストは印象がよくなります。普段、自分が絵文字を使っていなくても、絵文字があるテキストに嫌悪感を示すことはありません」


「絵文字の効果はかなり万能みたいです。誰にでもいい印象を与えることができるポテンシャルを秘めています」


「読者様は絵文字を使っていますか?」


「絵文字はコミュニケーションツールとして最強です。絵文字をゴリゴリに使うようにしましょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は絵文字が人間関係にどう影響するのか調べたよ。絵文字のあるテキストと絵文字のないテキストを用意して、260人に読んでもらったよ」


「すると、絵文字があるテキストは応答性が高くなっていたよ」


「これは相手に興味を持っている証拠だよ。興味を持っているから好感度も高いし、関係性の満足度も高くなっていたよ」


「絵文字があるテキストは人間関係にプラスの影響を与えるみたい」


「これからは絵文字を積極的に使っていこうね」


「絵文字はえぇ文字ってことですね」


「今回は『絵文字を使うと好感度が高くなるっぽい』でした。私は知識が大好きです」


「ありがとうございました。次は『音楽を聞くと筋トレがたくさんできる』です! バイバイ」

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