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1288_生物の多様性がメンタルを安定させる #生物 #メンタル

「熱心なホイッグ党の支持者だったイギリスの詩人ジョゼフ・アディソンは『人間は笑うという才能によって他のすべての生物より優れている』と言ってます。笑える人生っていいものですよね」


「やっほー、人生が楽しいに違いない読者様。悩み解決請負人の世界一の美女サクラです! 今回は『生物の多様性がメンタルを安定させる』のお話です」


「では、よろしくお願いします」


「読者様が住んでいる地域はどんな場所ですか?」


「ビルが乱立する都会ですか? 駅前はほどほどに発展しているような地方都市ですか? それとも、周りには緑しかない田舎ですか?」


「他にも、静かな場所、騒音が聞こえる場所、子供が多い、老人が多い、お店が多い、坂が多い、自然があるなど、それぞれの環境で生活していると思います」


「そんな住居の近くには、いろいろな生き物がいると思います。たとえば、犬とか猿とか雉とかです。桃太郎?」


「桃太郎のことは横に置いておいて、哺乳類や鳥類の他に、昆虫や爬虫類、魚類などの生き物を自宅の周辺で見かけることがあるでしょう」


「で、この生き物がどうやら私たちのメンタルヘルスに影響を与えているみたいなんです」


「自宅周辺の生き物によってメンタルが左右されるのです」


「そこで今回は自宅周辺の生き物とメンタルヘルスの関係についてお話ししたいと思います」


「参考文献はドイツのゲーテ大学フランクフルト・アム・マインなどの研究となります」


「自然が人間のメンタルに利益をもたらしてくれることは多くの研究で判明しています。しかし、生き物がメンタルに与える影響はよくわかっていません」


「研究者は生き物がどのようにメンタルに影響を与えるのか調べました。ドイツの社会経済パネルのデータを使って、約15,000世帯の約30,000人のメンタルヘルスと、自宅周辺の生き物について調べました」


「生き物については植物と鳥類を調べました。種の豊富さと鳥の生息数から生き物の多さを調べました」


「要するに、生活している地域にどれくらいの生き物がいるか調べて、それがメンタルヘルスとどれくらい関係しているのか調べたのです」


「さて読者様、自宅周辺の生き物は私たちのメンタルヘルスにどのような影響を与えていたのでしょうか?」


「アニマルセラピーという言葉があります」


「動物と触れ合うことで、リラックスできます。ストレスレベルが下がったり、癒やしになります。また、活動的になることもあったりします」


「動物を見かけるだけでもリラックス効果が期待できるのでしょうか?」


「でも、アニマルセラピーの効果は動物と触れ合わなくても効果が発揮されるのでしょうか?」


「自宅の周辺に動物がいても、直接触れ合わなければ効果が発揮されないかもしれません。自宅の周辺に動物がいるだけでは意味がないのでしょうか?」


「それとも、自宅周辺の生き物とメンタルには何も関係がなかったのでしょうか?」


「都会の動物が少ない地域で生活していても、田舎の動物が多い地域で生活していても、メンタルヘルスには何ももたらさなかったのでしょうか?」


「はたして、自宅周辺の生き物とメンタルヘルスの関係はいかがだったのでしょうか?」


「15,000世帯、30,000人のメンタルヘルスと自宅周辺の生き物を調査した結果、自宅周辺の生き物によってメンタルヘルスに影響がーー」


「ありました!」


「研究では自宅周辺の生物多様性を調査しました」


「その結果、自宅周辺の生物多様性が高い地域に住んでいる人ほど、メンタルが良好なことが判明しました」


「生物多様性とは要するに、生き物の種類の豊富さです。自宅の周辺に様々な種類の生き物が生息しているとメンタルが良くなるみたいです」


「ちなみに、自宅の近くに公園や自然があるとメンタルはよくなるみたいです」


「自然は偉大です。自然を感じられる生き物も重要みたいです」


「読者様が住んでいる地域にはたくさんの生き物がいますか?」


「スズメ、カラス、ハトしか見ない都会で生活していませんか? 生物多様性が低いとメンタルが悪化するかもしれませんよ」


「田舎だとたくさんの鳥がいます。シジュウカラ、モズ、ホオジロ、ヒヨドリ、ツグミ、セキレイ、ヒタキ、ウグイス、エナガ、サギ、トビ、オオルリ、カイツブリ、カモ、ツル、キジなど」


「週末は、たくさんの鳥を観察できるバードウォッチングに出かけてみてはいかがでしょうか?」


「多種多様な鳥や生き物を観察すると、メンタルが良くなるかもしれません」


「それと、生物多様性はメンタルに影響を与えますが、生物の数は関連がありませんでした。都会にはたくさんのカラスなどが生息していますが、数が多くてもメンタルに大きな影響はありません」


「研究者は、カラスやハトなどを好きな人が少ないので、それが影響したと考えているみたいです」


「生き物は数より、種類の豊富さが大切です。同じものを見るより、たくさんの種類を見るほうがいいみたいです」


「都会を緑化するにしても、同じ植物だけを植えるより、たくさんの種類の植物を植えたほうがいいのかもしれませんね。多様性を尊重しましょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は自宅周辺の生物多様性とメンタルヘルスの影響について調べたよ」


「すると、自宅周辺の生物多様性が高いとメンタルが良好になることが判明したよ」


「自宅の近くにいろいろな生き物がいるとメンタルが良くなるみたい。生き物の種類が豊富な場所で生活したいね」


「ちなみに、生物の数は関係ないみたい。数が多けりゃいい、ってことでもなんだって」


「今回の研究ですが、自宅周辺の植物と鳥類しか調べていません。世の中にはたくさんの生き物が存在します。他の生き物の影響などは不明です」


「でも、たくさんの生き物に囲まれて生活することは、メンタルに悪いとは思えません。たくさんの動物と触れ合える環境を整えるのは大事だと思います」


「読者様もメンタルが悪化する前に、たくさんの生き物に囲まれる生活を心がけましょう」


「え? 『簡単にできたら苦労しない』ですか。ならば、図鑑とかどうでしょうか?」


「図鑑を眺めていれば、たくさんの生き物を見ることができます。もしかしたら、メンタルを改善してくれるかもしれません」


「ということで、今回は『生物の多様性がメンタルを安定させる』のお話でした。読者様の人生の潤いになれば嬉しいです」


「最後まで、ありがとうございました。高評価、コメント、お願いします。読者様の『あれが知りたい』というリクエストも受け付けてます!」


「次回の『誰かと一緒にいても感謝の気持ちがないと孤独を感じる』で、会いましょう! いくぜ、知識の宝物殿。バイバイ」

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