1244_【知的謙虚さ】自分の知識が間違っているかもと意識している人はパートナーとの関係が良好だ #意見 #人間関係
「ジャン・パウルは『常に謙虚であるならば、ほめられたときも、けなされたときにも間違いをしない。』と言ってます。褒められて調子に乗る人は失敗しやすいかも……」
「やっほー、興味深い知識をいっぱい知りたい。世界一の美女サクラです! 今回は『【知的謙虚さ】自分の知識が間違っているかもと意識している人はパートナーとの関係が良好だ』です。よろしくね」
「読者様は、自分の知識が間違っているかもしれない、と疑うことはありますか?」
「自分の知識やスキルには限界があり、絶対的に正しいとは思わないことです」
「このような態度を知的謙虚さと呼びます」
「知的謙虚さを持っていると、他人の意見を尊重できたり、他人の意見を積極的に取り入れることができます」
「常に自分の知識がアップデートされるので成長に繋がります」
「知的謙虚さを持つことで、不確実な時代に柔軟に対応できるでしょう」
「ですが、知的謙虚さの重要性は成長だけに限りません」
「実は、人間関係にも影響を与えるみたいです」
「今回は、知的謙虚さと人間関係についてのお話です」
「参考文献はアメリカのイーロン大学などの研究となります」
「研究者は知的謙虚さと人間関係について調べるため、74組のカップルを集めました。年齢は21歳~61歳、平均年齢は32歳です」
「まず初めに、参加者全員の知的謙虚さのレベルを調べました」
「次に、パートナーとどのような喧嘩をしたのか、その時の感情はどうだったのか、パートナーの満足度などの質問に答えてもらいました」
「そして、知的謙虚さを持っている人のパートナーとの関係を分析しました」
「要するに、知的謙虚さを持っている人はパートナーと上手くやっているのか調べたのです」
「読者様はどう考えますか?」
「自分が至らないことを自覚している人は、パートナーとの関係が良好になるのでしょうか?」
「自分が完璧でないのだから、相手も完璧ではない。誰にでもミスはあると考えるので寛大になるのでしょうか?」
「また、相手の意見を取り入れる土台があるので、いい感じに自分の意見と相手の意見をまとめることができるのでしょうか?」
「一方で、卑屈過ぎるのは問題です」
「相手の意見を取り入れる姿勢は大切ですが、相手の意見しか聞かないのも問題です。一方的な関係になります」
「知的謙虚さを持っていると相手のことを優先して、自分のことを後回しにします。対等な関係を築けなくなってしまうのでしょうか?」
「はたして、知的謙虚さはパートナーとの関係を良くするのでしょうか? それとも悪くするのでしょうか?」
「カップルの知的謙虚さと関係を調べた結果、知的謙虚さを持っていると関係がーー」
「良好でした!」
「カップルは月に数回、意見の対立を起こします。家事の分担、お金の問題、仕事や趣味の時間など、多くの問題に突き当たり、喧嘩をします」
「しかし、知的謙虚さを持っていると口論に発展する回数が少なくなっていました」
「特に男性は、パートナーに強い絆を感じていることも判明しました。知的謙虚さがパートナーとの関係を深めるのです」
「やはり、知的謙虚さを持ち合わせていると、自分のことだけでなく相手のことも考えられるようになります」
「一方的な主張が減るので、パートナーとの関係が良好になるのでしょう」
「カップルの満足度は、意見がバッティングした時の対処で大きく左右されます。幸せな関係を築くには、知的謙虚さが大事な要素になるでしょう」
「読者様は知的謙虚さを持っていますか?」
「自分の意見には足りないものがある、他人の意見を積極的に受け入れる姿勢があるのなら、恋人とも良好な関係を築けることでしょう」
「ただし注意点もあります」
「男性が知的謙虚さを持っているとパートナーに強い絆を感じ、二人の関係の満足度が上昇します」
「ですが、女性が知的謙虚さを持っていても二人の関係の満足度には大きな影響は与えないようです」
「それと、カップルの両方が知的謙虚さを持っていても、シナジー効果はありません」
「持っていることに越したことはありませんが、二人とも持っているからといって、関係に目を見張るほどのアドはありません」
「カップルの一方が持っているだけで十分なようです」
「ちなみに、相手と意見が衝突した時、自分の意見のほうが絶対的に正しいと思う人は約8割だそうです」
「自分の意見は間違っていないと思っている人が大半なので、知的謙虚さは本当に大事なのでしょう」
「口喧嘩の際は、自分の意見を押し通すことに執着しないでください。きちんと相手の意見も聞きましょう」
「難しいですが、相手の意見を聞いて、学ぶ姿勢がないと、友達や家族、恋人と素晴らしい関係は望めません」
「ということ今回のまとめです」
「研究者はカップルを集めて、知的謙虚さを調べたよ。さらに、喧嘩や感情も調べてカップルの満足度を調べたよ」
「すると、知的謙虚さを持っている人は、満足度が高かったよ」
「知的謙虚さがパートナーとの関係を強化させるみたい」
「素敵な恋愛をしたければ、知的謙虚さが大事みたい」
「今回の研究ですが、サンプルの多くが若く、高学歴でした。また異性愛者のカップルを対象にしていました」
「同姓のカップルでも有効なのか、友達でも有効なのかは謎です」
「とはいえ、知的謙虚さは持っていて損な能力ではありません。むしろ、成長を促進するようなスキルです」
「読者様も知的謙虚さを身に付けましょう」
「知的謙虚さを身に付ける第一歩は、自分の認識を深めることです」
「自分の知識には不足があることを自覚しましょう。知っていること、知らないことを区別するのが始まりです」
「そして、足りない部分を理解したら、他人から学びましょう。教材はどこにでも転がっています」
「今回は『【知的謙虚さ】自分の知識が間違っているかもと意識している人はパートナーとの関係が良好だ』でした。知識、面白いなり」
「ありがとうございました。次は『順番ってめちゃくちゃ大事だよなー』ですよ! バイバイ」




