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1194_【恥と怒り】恥ずかしいとAIが好きになり、怒ると他人が好きになる #感情 #AI

「死の直前まで創作活動を続けていた古代ギリシアの詩人ソフォクレスは『怒りの静まる時、後悔がやってくる』と言ってます。怒りはいつだって虚しいものです」


「やっほー、知らない知識をいつでもどこでも集めたい。世界一の美女サクラです! 今回は『【恥と怒り】恥ずかしいとAIが好きになり、怒ると他人が好きになる』です。よろしくお願いします」


「人間には様々な感情があります」


「人前で失敗して恥ずかしくなったり、友達が大切な道具を壊して怒ったり、ハッピーエンドの映画を見て嬉しくなったり、宝くじが当たって喜んだり、ペットが亡くなって悲しんだり、様々な感情が入り乱れています」


「そんな感情の中でも、恥と怒りに注目したいと思います」


「実は、研究によって恥ずかしさを感じている人はAIを好ましく思い、怒っている人は他人を好むことが判明したからです」


「どうやら、感情によって好き嫌いが変わるみたいなんです」


「今回は恥もしくは怒りを感じている人の好みについてのお話です」


「参考文献はアメリカのカンザス大学の研究となります」


「研究者は感情と好みの関係を調べるため、100人の参加者を集めました」


「参加者に動画を見てもらい、恥ずかしい、もしくは怒りを感じるように仕向けました。ちなみに、動画はエッチなものと家庭内暴力に関するものが用意されていました」


「その次に、AIチャットボットもしくは研究者と会話をしてもらい、参加者の気持ちを調べました」


「参加者の気持ちを調べる際、アイトラッキングを装着してもらいました。研究者によりますと、視線の情報は言葉よりも雄弁だからだそうです」


「目は口ほどにものを言う、と言われています。視線を調べるのは悪くないのでしょう。他にも、成るか成らぬか目元で知れ、とも言いますしね。言葉だと取り繕ってしまうので、目のほうが信用できるのでしょう」


「そして、参加者の回答や視線を分析して、恥ずかしさを感じている時と怒っている時の状況を比べました」


「その結果が、恥ずかしいとAIを好み、怒っていると他人を好む、というものです」


「話をしたいと思う相手は、感情によって変化するのです」


「人間の好き嫌いは様々なものに影響を受けます。遺伝、環境、経済、世論、年齢、性別など、そこに新しく感情も含まれるようです」


「どうして恥ずかしさでAIを、怒りで他人を好むようになるのでしょうか?」


「まず、恥ずかしさですが、他人に知られたくないからだと考えられます」


「自分が恥ずかしがっていることを他人に知られたくない、恥ずかしい姿を見られたくない、そんなことを無意識に考えるため、無機質なAIを好むと考えられます」


「対して、怒りを感じているときは、怒りを発散したいため他人を好むようです」


「他人を攻撃するためか、話を聞いて欲しいのかはわかりませんが、怒りを発散するにはAIより人間のほうが向いているみたいです」


「読者様は恥ずかしいとき、どうしていますか?」


「自然と他人と距離を取っていたのではないでしょうか? 恥ずかしい姿を見られたくないという思いから、友達や家族から距離を離していたかもしれません」


「穴があったら入りたい、というのはいい得て妙なようです」


「一方、怒りを感じた時は一人にならず、誰かの所に行って怒りを発散していませんでしたか?」


「話を聞いてほしい、怒りを共有したい、ストレスを発散したいなどの思いから、知り合いの近くに行っていたかもしれませんね」


「人間の溜飲を下げたり、鬱憤を晴らすにはAIは役者不足みたいです」


「感情は好みを変え、好みが変わると行動が変わります。感情に振り回されないようにしましょう」


「近年、カスタマーサポートはAIが担当するようになりました。顧客が失敗したり、理解していなく恥ずかしがっている場合はAIに担当させたほうがいいでしょう」


「しかし、スタッフのミスなどでクレームを言いたい怒っている客にAIをあてがうのはよくないかもしれません。人間が担当したほうがスムーズに解決するかもしれませんね」


「人間は結構単純です。ロボットに褒められればやる気になりますし、ロボットに誠意を持って謝られたら許しやすいです」


「反面、AIを使っていると不安が増加するなどもあります」


「ですので、AIと人間を上手く活用することが、今後の社会では重要になってくるのでしょう」


「ということで今回のまとめです」


「研究者は参加者を集めて、恥もしくは怒りを感じさせたよ。そして、AIと人間のどちらを好むか調べたよ」


「すると、恥ずかしがっているとAIが好きになり、怒っていると他人が好きになることが判明したよ」


「人間は感情によって、好みが変化するみたい」


「今回の研究では恥と怒りの感情しか調べていません。それに、人間とAIの好みしか調べていません」


「ですので、その他の感情や別の対話相手だと結果は不明です。あまり参考にならないかもしれませんね」


「感情によって行動が変わるのはよくあることです。しかし、感情に振り回されないようにしましょう」


「感情と好みの関係を知って、適切に行動できるようにしましょう。知識は必ず助けてくれます」


「恥ずかしいときこそ人と向き合い、怒っている時は冷静さを心がけましょう」


「好みはその時の感情にも左右されること、忘れるべからず」


「今回は『【恥と怒り】恥ずかしいとAIが好きになり、怒ると他人が好きになる』でした。あらゆる知識は素晴らしい」


「ありがとうございました。次回は『女性に避けられる男性とは?』となります! バイバイ」

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