1175_【徒歩・交通機関・運転】通勤ストレスを比べてみました #ストレス #ビジネス
「構造主義の一翼を担っていたフランスの哲学者ミシェル・フーコーは『知識人は考えをまとめるには役立つが、知識人の知は労働者の知と比べれば部分的でしかない』と言ってます。知識を持っていても驕ってはいけません。知識ですべてをカバーすることはできません」
「やっほー、新しい知識は面白い。世界一の美女サクラです! 今回は『【徒歩・交通機関・運転】通勤ストレスを比べてみました』です。よろしくお願いします」
「読者様は通勤していますか?」
「会社で働いていると、基本的に会社に出勤します。まあ、最近だとリモートワークが増えてきているので、その限りではありませんが」
「ともかく、毎日のように出勤している人は多いと思います」
「そんな出勤ですが、移動手段によってストレスが異なることを知っていますか?」
「ただ出勤するだけでも、ストレスを感じやすい人と、ストレスを感じにくい人がいるのです。同じ時間、同じ出勤で、ストレスを多く抱えたくないですよね?」
「そこで今回は、通勤時の移動手段とストレスの関係についてお話しします」
「参考文献はカナダのマギル大学の研究となります」
「研究者は出勤の方法が与えるストレスを調べるため、約4000人を対象に出勤方法とストレスを調査しました」
「対象となった移動手段は、徒歩、交通機関、自動車です」
「調査は、真冬の寒い時期に行われました」
「さて読者様、ストレスの少ない移動手段はどれだったのでしょうか? 逆に言えば、ストレスの多い移動手段はどれだったのでしょうか?」
「徒歩はどうでしょうか?」
「歩くのは大変です。ストレスが増えるのでしょうか?」
「ですが、運動はストレス解消になります。歩くことでストレスが減るのでしょうか?」
「交通機関はどうでしょうか?」
「電車やバスはストレスが増えるのでしょうか? 減るのでしょうか?」
「満員電車などはストレスの原因になりそうです。交通機関を利用しているとストレスが増えてもおかしくありません」
「自動車はどうでしょうか?」
「自分で車を運転して、会社に行く。自由度が高いので、ストレスが少ないかもしれません。しかし、渋滞に巻き込まれる可能性などがあります。一概にストレスが少ないとは言えなさそうです」
「はたしてストレスの少ない移動手段はどれだったのでしょうか?」
「約4000人の移動手段とストレスを調べた結果、ストレスが少ない移動手段はーー」
「徒歩でした!」
「徒歩で通勤している人は、一番ストレスが少なかったです」
「次にストレスが少なかったのは、交通機関を利用している人でした」
「ということで、一番ストレスを感じているのは車で通勤している人でした」
「徒歩が一番ストレスが少なかった理由ですが、やはり運動にありました」
「歩くことは健康にいいですし、ストレスの解消にもなります。多少疲れるかもしれませんが、ストレスは感じにくいようです」
「交通機関を利用している人も、似たような結果になっています。というのも、駅やバス停までの歩く時間は楽しいと回答している人が多かったのです」
「歩く時間というのは、とても大切なようです」
「読者様も通勤時は歩く時間を確保するようにしましょう。駅まで歩く時間を堪能しましょう」
「自宅から駅までが近い場合は、一駅先の駅まで歩いていいかもしれません。少しでも歩く時間を確保すると、人生が楽しくなるかもしれません」
「では、どうして車を運転する人はストレスが増えるのでしょうか? 運動できないからでしょうか? 運転がストレスになるのでしょうか?」
「研究者によりますと、時間に余裕を持たなければならないから、です」
「車で通勤する場合、渋滞に巻き込まれたり、工事で迂回しなければならないなど、何かあった時のために時間に余裕を持たせた行動が必要になります」
「このような気疲れによってストレスが増えるみたいです」
「まあ徒歩だったら、家を出る時間が遅れなければ問題ありません。電車やバスは遅れることはありますが、自分ではどうしようもありません。諦めがつきます」
「しかし、車は自分の裁量でどうにかなることもあります。別の道を使っていたら、スピードをもう少しだけ出していたら、など考えてしまうのでダメなのかもしれません」
「ちなみに、徒歩通勤は健康にもいいです。運動することになるので健康にいいのは当然ですね」
「反対に車を運転している人は健康に悪いです。血圧や心拍数の値が高いです」
「他にも、車を運転している人は、太りやすい、コミュニケーションスキルが低いなどの結果が出ている研究もあります」
「通勤は徒歩が一番です」
「ということで今回のまとめです」
「研究者は出勤時の移動手段でストレスが変わるのか調べたよ」
「すると、徒歩が一番ストレスが少なかったよ」
「次にストレスが少なかったのは、交通機関を利用している人だったよ。ストレスが最も多かったのは、車で通勤している人だったよ」
「通勤時は歩こうね。健康にもいいよ」
「通勤手段は他にも色々とあります。別の通勤手段も含めると結果が変わってくるかもしれません」
「また、調査が真冬の寒い時期に行われました。春や夏など、別の季節だと結果が異なる可能性はあります」
「とはいえ、歩くことが体にも心にもいい影響を与えるのは間違いありません。徒歩通勤が一番いいのは、変わらなさそうです」
「読者様も通勤時は歩きましょう。ちなみに、歩くのなら自然が多い場所を歩くといいですよ」
「少し遠回りしても、自然と触れ合うほうがいいと思います。是非、歩くときは、自然を見つけましょう」
「今回は『【徒歩・交通機関・運転】通勤ストレスを比べてみました』でした。知識は素晴らしいですね」
「ありがとうございました。次回は『ゲームの長時間プレイで体が痛くなるのは何時間から?』となります! バイバイ」




