1162_世間では何もせずに「ぼーっとする時間」の楽しさが過小評価されている #時間 #楽しい
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「やっほー、新しい知識は面白い。世界一の美女サクラです! 今回は『世間では何もせずに「ぼーっとする時間」の楽しさが過小評価されている』です。よろしくお願いします」
「読者様はただただじっとして、ぼーっとする時間がありますか?」
「世の中では何もしないなんてもったいない、なんて言われており、少しでも時間が空いたら、インプットを頑張る人もいます。時間を無駄にするのはもっての他です」
「しかし、ぼーっとする時間はとても大切です」
「ストレスの解消になったり、リフレッシュになったり、勉強後にぼーっとしていると記憶の定着が進みます。また、脳のデフォルトモードネットワークが活発になるので、斬新なアイデアも降って湧いてきます」
「ぼーっとする時間はとても有益です」
「そんなぼーっとする時間ですが、どうやら世間では過小評価されているようです」
「今回はぼーっとする時間の大切さをお伝えしたいと思います」
「参考文献は京都大学の研究となります」
「研究者はぼーっとする時間について調べるため、259人の大学生を集めました」
「参加者には、静かな部屋で椅子に座って20分間ぼーっと過ごしてもらいました」
「他にも、座っている時間を変えたり、スマホを使っていいグループを用意して、ぼーっとする時間がどのように影響するのか調べました」
「さて読者様、椅子に座ってぼーっとする時間はどうだったのでしょうか?」
「ぼーっとする人は観察力が高い、と言われています。無意識のうちに周囲の情報を収集し、整理する能力があるとされています」
「ぼーっと過ごした後、観察力がアップするのでしょうか?」
「ぼーっとしていると、脳がリラックスします。この状態になると脳のデフォルトモードネットワークが活発になるので、斬新なアイデアを思い付いたり、たくさんのアイデアが浮かび上がります」
「ぼーっと過ごすことで、たくさんの斬新なアイデアが溢れたのでしょうか?」
「ぼーっとしていても、頭の中では思考を巡らせることが可能です」
「普段考えないことを考えたり、答えの出せない問題を考えたりできます。言ってしまえば、妄想がはかどります」
「頭の中で妄想することで、気分が上がっていたのでしょうか?」
「他にも、頭がスッキリしたり、記憶力がアップしたり、精神のリフレッシュが起きても不思議ではありません」
「はたして、ぼーっとする時間は我々に何をもたらしてくれるのでしょうか?」
「大学生を集めてぼーっと過ごしてもらった結果、ぼーっと過ごすとーー」
「たのしかったです!」
「研究ではぼーっと過ごす前に、ぼーっとする時間はどれくらい楽しいのか評価してもらいました」
「その後、実際にぼーっとしてもらい、ぼーっと過ごした時間を評価してもらいました」
「その結果、大学生はぼーっと過ごす時間を過小評価していることが判明しました」
「ぼーっとする時間なんて退屈だろうと考えてたいのですが、実際にはぼーっとする時間はとても楽しいと感じていたのです」
「この楽しさは、スマホを使っている時の楽しさと、同じくらいでした」
「ぼーっとする時間は短くても長くても、楽しめていました。長さはあまり関係ないようです」
「ただし、スマホを使っていたグループは、ネットのニュースの確認が許可されていました」
「アプリでゲームをしたり、SNSをチェックしたわけではありません」
「あくまでぼーっとする時間を楽しいと感じるのは、『今まで考えていたよりも楽しかった』です」
「ゲームをする楽しさや、趣味に没頭する楽しさと比べると、楽しさは負けてしまいます。エンタメに勝つのは、さすがに無理です」
「エンタメに勝てるなら、みんなぼーっとすることでしょう。世の中にぼーっとする人が溢れていたら、それはそれで怖いですね」
「ともかく、ぼーっとする時間はとても有意義です。思考の整理、アイデアの創出、リフレッシュ、ストレス解消、注意力の回復などのメリットがあります」
「ぼーっとしていてアホ面をさらしていると、周囲から白い目で見られてしまいますが、ぼーっとする時間はとても大切です。ぼーっとする時間を確保しましょう」
「読者様はニュースをチェックしていますか? その時間を今度からぼーっとする時間に変えませんか?」
「もしくは友達との待ち合わせで少しの時間ができた時、電車で移動中、寝る前、つまらない講義中や会議中などをぼーっとする時間に当てましょう」
「案外、楽しめると思いますよ」
「………………………………………………………………………………はっ! ぼーっとしていました。ということで今回のまとめです」
「研究者はぼーっとする時間について調べるため大学生を集めたよ」
「そして実際にぼーっとしてもらったよ」
「すると、ぼーっとする時間を楽しんでいたよ」
「世間で考えられているより、ぼーっとする時間は楽しいみたい」
「あくまで今まで考えていたより楽しいだったよ。もっと楽しいことには勝てなかったよ」
「空き時間ができたら、スマホをチェックするのではなく、ぼーっとするのもいいと思うよ。新しい発見があるかもね」
「今回の研究では、どうしてぼーっとする時間が過小評価されているのかまではついきゅうできていません。また、ぼーっとしている時に何を考えればいいのかも不明です」
「それに、ネガティブ思考な人もいます。ぼーっとしているとマイナスなことばかり考えてしまって、気分が落ち込む人もいるかもしれません」
「もしかしたら、楽しいことを考えるためのブーストがあったほうがいいのかもしれませんね」
「とにもかくにも、妄想するのが好きな人は、少し時間ができたら妄想を楽しめばいいと思います」
「ただし、妄想に没頭しすぎて、アホ面をさらさないように気を付けましょう。楽しい時間が終わった後、恥ずかしさでのたうち回ることになるかもしれません」
「今回は『世間では何もせずに「ぼーっとする時間」の楽しさが過小評価されている』でした。知識は素晴らしいですね」
「ありがとうございました。次回は『学校の制服って着る意味あるの?』となります! バイバイ」




