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1124_体をとーっても冷やしたら睡眠の質が高くなるらしい #睡眠 #テクノロジー

「ベルン大学の総長を務めたスイスの法学者カール・ヒルティは『女性は自分を求める人を求めはしない、むしろ若干冷淡な態度をとる人を求める』と言ってます。冷たい男性がモテるみたいっす」


「やっほー、知識は人生を楽しくさせる。どうも、世界一の美女サクラです! 今回は『体をとーっても冷やしたら睡眠の質が高くなるらしい』となります。最後までお付き合いください」


「読者様はクライオセラピーという療法を知っているでしょうか?」


「冷凍療法や凍結療法などとも呼ばれるセラピーです」


「名前の通り、全身を冷やすセラピーです。液体窒素などを使って、-100℃以上の冷気を浴びせることがあります」


「これにより、怪我の回復が早まったり、老廃物の排出を促したり、痛みの緩和が期待できます」


「色々とメリットのあるクライオセラピーですが、どうやら睡眠にもいい影響があるようです」


「睡眠は健康にとっても人生にとっても重要です。そんな大事な睡眠の問題を解決するのは、冷気なのかもしれません」


「今回はクライオセラピーと睡眠についてお話ししたいと思います」


「参考文献はフランスのポワティエ大学などの研究となります」


「研究者はクライオセラピーが睡眠にどのような影響を与えるのか調べるため、健康な男女20人を集めました。女性が9人、男性が11人です。平均年齢は23歳です」


「参加者には5日間に渡って、クライオセラピーを受けてもらいました」


「時刻は夕方の6時頃、参加者は下着、手袋、帽子、マスク、靴下、スリッパを着用して、-90℃の世界に5分間滞在してもらいました」


「参加者はクライオセラピーを受けた後は眠るまで、カフェインやアルコール、運動などの睡眠に影響を与える行動は控えるように求められました」


「そして、睡眠中の脳波を調べて、普段の睡眠とクライオセラピー後の睡眠の質や量を調べました」


「さて読者様、クライオセラピーを受けた後の睡眠にどのような変化が起きたのでしょうか?」


「睡眠がよくなっていたのでしょうか?」


「クライオセラピーにより、睡眠の質が向上したり、睡眠時間が延びたのでしょうか?」


「極度の寒さを経験した体は、睡眠を求めるようになったのでしょうか?」


「反対に、睡眠が悪くなったのでしょうか?」


「クライオセラピーは極度の冷気にさらされます。言い換えると強いストレスを受けることになります」


「強いストレスを受けたことで、睡眠に悪い影響が出たのでしょうか?」


「それとも、クライオセラピーは睡眠に何も影響を与えなかったのでしょうか?」


「一時的に極度の寒さを経験しても、眠るまでには時間があります。その時間経過によって、経験した寒さを忘れてしまったのでしょうか?」


「はたして、人間は極度の冷気にさらされると、睡眠にどのような影響が出るのでしょうか?」


「クライオセラピーを受けた参加者の睡眠を分析した結果、クライオセラピーを受けるとーー」


「睡眠の質が高くなりました!」


「クライオセラピーを受けた日の睡眠では、徐波睡眠の時間が平均7.3分長くなりました」


「徐波睡眠とは、振幅の大きなゆっくりとした脳波が現れる睡眠です。脳の大部分が活動を休止しており、一番深い眠りの状態です」


「睡眠中でかなり大事な時間です。完全にリラックスしている時間が長くなっていたのです」


「クライオセラピーは徐波睡眠を延ばすだけでなく、参加者の主観的な気分がよくしたり、不安を減らしました。メンタルにもメリットがあるようです」


「これらの効果は男性より女性のほうが大きいことも判明しました」


「どうやら性別によって、クライオセラピーの効果が異なるみたいです。男女で最適な寒さは違うのかもしれません」


「読者様は十分な睡眠の質を確保していますか?」


「もし、睡眠が足りていないと思うのなら、クライオセラピーを受けてみるのもいいかもしれません」


「5分間だけ、極限の寒さを体験すると睡眠の質が高まります。是非、試してみてください」


「まあ、まだまだクライオセラピーを受けれる場所が限られるのが一番の課題でしょう」


「それに、値段もそこそこします。続けるとなるとお金もかかります。気軽に試すにはハードルが高いかもしれません」


「興味があるのなら、って感じですね」


「ということで今回のまとめです」


「研究者はクライオセラピーが睡眠に影響があるのか調べたよ」


「すると、クライオセラピーを受けると睡眠の質が高くなっていたよ」


「睡眠問題の解決は冷気だったかもしれないよ」


「ただし今回の研究はサンプル数が少ないです。結果を一般化するには、もっと大規模な調査が必要です」


「それと、徐波睡眠にはいい影響がありましたが、他の睡眠には影響はありませんでした。たとえば、レム睡眠などは何も変化が起きていません」


「もしかしたら、冷気にさらされる時間を変えたり、温度をもっと下げることでプラスの影響が出るかもしれませんが、現状では不明です」


「クライオセラピーの研究については、まだまだこれからです。気長に、楽しみにしながら待ちましょう」


「とはいえ、昔から暖かいのと寒いのを繰り返す健康法は存在します。極度の寒さで免疫力が上がったりするのは十分考えられることです」


「もしかしたら、真冬に暖房器具を使わず、寒い状況で暮らしていたら健康になれるかもしれませんね。まあ、十中八九風邪を引くでしょう」


「気が向いたら、挑戦してみますか?」


「今回は『体をとーっても冷やしたら睡眠の質が高くなるらしい』でした。知識は大切じゃ!」


「ありがとうございました。次回は『【水と炭酸水】どっちを飲んだほうがいい?』となります! バイバイ」

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