1062_フェイクニュースに強い国ランキング #情報 #嘘
「ヴュルツブルク大学では法律を学んでいたドイツの詩人フリードリヒ・リュッケルトは『貧乏人が言えば、真実でも信じてもらえないが、金持ちの悪党が言えば、嘘でも信じてもらえる』と言ってます。お金の力は偉大です。真実をねじ曲げるくらいには」
「やっほー、知識は最高だぜ! 世界一の美女サクラです! 今回は『フェイクニュースに強い国ランキング』です。よろしくね」
「読者様はフェイクニュースに騙されたりしていませんか?」
「フェインクニュースは頭がよくても騙されます。それに、フェイクニュースを信じた人を説得するのは難しいです」
「フェイクニュースは社会にとって厄介な存在です。フェインクニュースがこの世からなくなれば、少しは住みやすい世界になるでしょう」
「ですが、この世からフェイクニュースを消すことは不可能です」
「しかし、国によってフェイクニュースに騙される人の割合が異なることを知っているでしょうか?」
「今回はフェイクニュースに強い国・弱い国を紹介したいと思います。要するに、フェイクニュースに騙されやすい人が多い国と騙されにくい人が多い国のお話です」
「フェイクニュースに強い国からヒントを得れば、フェイクニュースに騙される人を減らせるかもしれません」
「参考文献はブルガリアのオープンソサエティ財団の研究となります」
「研究者は2017年から各国を対象にメディアの自由、教育、信頼感、政治参加をそれぞれ調べて、国ごとのメディアリテラシーを評価しました」
「そしてフェイクニュースに対するランキングを作成しました」
「対象となった国は全部で47ヶ国となります」
「さて読者様、フェイクニュースに強い国はどこでしょうか?」
「フィンランドでは学校でフェイクニュースに関する授業が行われているようです」
「効果が発揮されているとしたら、上位にランクインすることでしょう」
「一方、日本はどうでしょうか?」
「日本では、特段フェイクニュースに関する授業は行われていません。ランキングは低いのでしょうか?」
「また、先進国と発展途上国など、経済やインフラ状況によってもフェイクニュースを見分ける能力に違いはあったのでしょうか?」
「はたして、フェイクニュースに強い国はどこだったのでしょうか?」
「47ヵ国のメディアリテラシーをチェックして、フェイクニュースに騙されないか調べた結果、一番フェイクニュースに騙されない国はーー」
「フィンランドでした!」
「学校でフェイクニュースに関する授業を行っている国は伊達ではなかったようです」
「きちんと効果を発揮して、堂々の一位に輝きました」
「100点満点で評価した結果、フィンランドは75点でした」
「二位はノルウェー、三位はデンマークでした。どちらも73点でした」
「では、日本はどうだったのでしょうか?」
「まず、評価は五段階に分けられました。クラスター1からクラスター5までです。クラスター1が騙されにくく、クラスター5が騙されやすいです」
「クラスター1に含まれていたのは、フィンランド、ノルウェー、デンマーク、エストニア、アイルランド、スウェーデン、カナダ、スイス、オランダ、オーストラリアでした」
「次に、クラスター2に含まれていたのは、ドイツ、アイスランド、イギリス、ベルギー、オーストリア、ポルトガル、韓国、アメリカ、スペイン、フランス、チェコ、リトアニア、⽇本、ポーランド、スロベニア、ラトビア、ルクセンブルクでした」
「日本はどうやらクラスター2だったようです。この結果は上々でしょう」
「クラスター3に含まれていたのは、イタリア、スロバキア、クロアチア、マルタ、イスラエル、ハンガリー、キプロスでした」
「クラスター4に含まれていたのは、ウクライナ、ギリシャ、ルーマニア、セルビア、ブルガリア、モルドバ、モンテネグロ、トルコでした」
「クラスター5は、アルバニア、ボスニアヘルツェゴビナ、コソボ、北マケドニア、ジョージアでした」
「この順番は評価の順番でもあります」
「つまり、日本は47ヶ国中23位となります。評価は56点です」
「残念なことにジョージアが最下位となりました。評価は18点です」
「成績のいい・悪いについては地理的なパターンが確認されています」
「ヨーロッパの北西は成績が優秀で、ヨーロッパの南東と南コーカサスは成績が悪かったみたいです」
「読者様も旅行や移住する際は、気にかけておきましょう」
「フェイクニュースは騙されない、広げない、作らない、が肝心です」
「そんな感じで今回のまとめです」
「研究者は47ヵ国のメディアリテラシーを調査して、各国のフェイクニュースに対する強さを評価したよ」
「すると、一番フェイクニュースに騙されにくかったのはフィンランドだったよ」
「フィンランドではフェイクニュースに関する授業があるから、功を奏したみたい」
「裏を返せば、フェイクニュースに関する授業を行うことで、フェイクニュースに強くなれることの証左です。フェイクニュースに関する教育は無駄にはならないでしょう」
「読者様もフェイクニュースに騙されたくなければ、フェイクニュースについて学びましょう」
「知識があれば、フェイクニュースに騙されにくくなりますよ」
「ただし、現代の情報の拡散スピードや情報へのアクセスのしやすさは限界突破しています」
「対策をしていても次から次へとフェイクニュースが飛び込んでくることを忘れないでください」
「ということで、今回は『フェイクニュースに強い国ランキング』でした。知識は大体の問題を解決してくれる」
「ありがとうございました。高評価、コメント、リクエスト待ってます」
「次は『基本的なルールを守ればメンタルが安定する』で、会いましょう! バイバイ」




