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Ginシリーズ

とりあえず案のみ。

ちまちま書き足していきます。

その男は無防備に枝に寄りかかっていた。

気持ちよさそうに寝ている。

なぜか服を着ていない。

この大樹の上で追いはぎなどあり得ないし、そもそも裸でこの大樹を登ってきたと考える方が妥当なのだが・・

見た目は人間の男に見える。

しかし、普通の人間がこの高さまで登れるとは思えない。

何者だろう、この男は。


「ん、うむぃ?」

む、目を覚ますか。

「おい、大丈夫か?身体にケガはないようだが」

「むぉ。んん、寝起きにいい女とは!これは運がいいww」

「はは、それはありがとう。しかし、君はなぜこんなところで寝ているんだ?」

「ん?ああ、よっと、心配してくれてありがとう。」

彼は片腕で体を跳ね、立ち上がった。実力のある冒険者なのだろうか

「いやぁ、飛ばされたのはいいんだけど、ここ景色がよくてさぁ。気持ちいいからすっかり寝ちゃった。」

彼はいたずらに笑った。人間でいうと年のころは10代後半から20代前半くらいだろうか

「確かに、ここは大樹の中層上部。景色については折り紙付きだ。

 特にこちらの方面は山脈と海のバランスが非常にきれいなんだ。」

「だよね~」

私も彼につられて外の景色を眺めてみた。見慣れた景色でもその景色が初めての人と見ると少しいつもと変わって見えるのは気のせいなのだろうか。改めて美しい景色と再認識できるから、少し変わって見えるのかもしれない。

「君はこの大樹のエルフだよね?」

「そうだが・・・」

「実はな。この世界に1週間後、異世界から破壊神がきてね。この世界ぶっこわれちゃうのよ」

「は?」

「まぁ、目が点になるのもわかるんだけどなぁ、うんうん。」

な、なにをいっているんだ?唐突に。変な宗教勧誘なのか?裸だし。

「でね、ちょっとその原因と破壊神ぶっ殺してやろうって思ってさ。」

「は?」

「ま、悪い話ではないから、とりあえず君の村いこっかww」

ちょ、ちょっとまて!!!

私は装備していた弓を構えて威嚇しながら言った。

「ちょっとまて!君は何者で何様だ!裸で寝てて、起きてぶらぶらしたかと思いきや、破壊神だの、

 世界が壊れるだの、破壊神ぶっ殺すだの、なんなんだ!」

「ぶ、ぶらぶらて・・・いうねぇ。ま、そうだよね~、まずは名乗ろか。俺の名前はソーイチ。

 ソーイチ・ジンだ。この世界を救いにやってきた!どうぞよろしく!」

な、なんなんだーーーー!!!

「あ、とりあえずなんか着るもんある?」

悪魔なのか何なのか。でも言葉になぜか悪い意図は感じなかった。

いたずらに笑う裸の男を私はとりあえず縛って村に連行することにした。

「あ、やっぱそうなる?」





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