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初投稿です。暖かい目で見てやって下さい。気まぐれに投稿するので、全然投稿しなくなっちゃったらごめんなさい!
誤字脱字があったら遠慮なく報告して下さい。
乙女ゲームのヒロインに憧れたことはありますか?
可愛い見た目、キラキラした世界観、そして自分を心の底から愛してくれるイケメンの攻略対象達…
でも違うの。私が本当になりたいのはヒロインじゃないの。私が本当になりたいのは…
「やっと学校終わった~。早く帰んなきゃ!」
そう言って私は教室を飛び出した。今日はどうしても早く家に帰りたい。
全員もう昨日攻略しちゃったけど、もう一回攻略したい。あのセリフも聞きたいし、あのシーンも見たいし、あのスチルも解放させたいし、あのやり取りもやってみたいし!
あぁ忙しい。やりたいことがいっぱい!ゲーム楽しみだな~!
私は、はしゃぎながら全速力で家に向かって走っていた。周りなんて全然見えてなくて、横断歩道が赤に変わっていたことにも気づかなかった。だから、目の前までトラックが迫っていたことだって分かんなくて。気づいたときには…
私は多分死んだ。
え?ここどこ?私さっき車にはねられて…
周りを見渡すと豪華な装飾品に囲まれたベッドに私は横になっていた。
どういうこと?私死んだよね?て言うか、何この西洋風な豪華な部屋は!絶対私の部屋の5倍はある!
私はひたすら混乱していた。いやだって、この状況で混乱しない人いないよね?いきなりこんな部屋のベッドで横になってるんだから!なんか服もすっごいいい生地でできてるよ!これが噂のシルク?うわ~…
そうやって1人動揺していると、不意に扉にノックがされた。
「失礼します、お嬢様。今日も新しい医師をお呼びして……………………お嬢様!?お目覚めになられたのですか!?だ、誰か!お、お嬢様が、お目覚めに…!」
そう言ってメイドらしき服を着た1人の若い女の人はすごい勢いで去って行った。
……………えーっと…どういうこと?私がお嬢様?いやでも、確かにこの部屋には私以外いないし…
あれ?て言うか今気づいたけど、私ちっちゃくない?なんか全体的に手足が短いし。
これはまさか…………いや、まさかまさかそんなことって…………!
「私、異世界に転生した…?」