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皇子と王女の逃走劇(連載版)  作者: ワール
逃走
6/10

闇の精霊の契約

今日は彼女と契約できる日だ。この日をどれだけ待ち望んだことか・・・きっと妹もそうだと思う。だって彼女と俺達は似ているんだから・・

「ねぇあの子のところへ行くまでどうする?僕、時の精霊君のところがいいな~」

「おう!そうしようぜ。俺さんせー。時の精霊君からかいがいがあるもんなー」

「でもー行くのめんどくない?」

「ならー」

「「呼び出そー」」

「フフフッ」「クククッ」

「「時の精霊くーん」」

 ドサッ

「つーいったあーー」

「「あーそーぼー?」」

「おまえらなー少しは心配しろよっ」

俺らと彼女以外を心配する義理は無い。

「「えー」」

「だってさーそんくらいで」

「死なないでしょ」

「「無駄に頑丈だもんね」」

「余計なお世話だ!」

これは・・・

「あー殺気だしてるー」

「大人げなーい。」

「「キャハハハハハハ」」

「ハァーーそれで何・・」

「あっそろそろだね」

「本当だ~」

「おい、人の話を・・」

ギロッ

「「関係ない奴は黙ってろ。物理的に潰すぞ」精神的に殺るよ♪」

ん?なぜだ。彼女が精霊と対峙している。しかもこの反応は・・・

「なぁ「これ、僕の管轄から外れてるよ~」マジか!」

うへーこりゃ彼女も分かってるな。邪魔したら怒られそうだし。(精霊が)ピンチになったら助けてやろう

「「時の精霊君~もしかしたら勝手にどこかへワープするかもだけど追いかけないでね~」」ニコッ

その後俺らは二人の魔力を見ながら3人で鬼ごっこした。

そしたら急に彼女の魔力の流れが変わったんだ。

「ねえ。これやばくない?」

「うん、俺もそう思う。」

やばいやばいやばい。

あいつ認識阻害掛けてたのか・・・どうりで違和感半端ないと思った。

てゆうか闇の精霊である僕を欺くとかどんな調整したんだろう?・・・怖っ

「少し行ってくるね。」「また遊ぼうな~」

「おっおい。」

「「ワープ」」

そしてその先に広がったのは少女が精霊をいじめてるという異様な光景だった。

「ストーーーツプ」

よかった・・こっちに気づいてくれた。そのスキに奥の魔法を解いておく。

「久しぶりです。闇の精霊王、光の精霊王。ん?なんか肩がゼイゼイゆっていますよ?大丈夫ですか?」心配そうな声音に顔を上げれば何の感情も乗らない無機質な美しい人形のような顔あった。


遅れました~

しゅみません(汗)

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