小さな「おはなし」
はじめましてのかた、見たことあるよってかた、誰だよお前ってかた、ようこそいらっしゃいました!!作者のこころです!!リメイクしたよ!頑張って5月までには書き上げたいなって思ってます!では、本編へどうぞ!
「自由ってなんですか。」
時は16世紀。
世界は「宝石」で溢れていた。
大陸の名前、国の名前、それだけでなく、人の名前までもが「宝石」の名前であった。
この世界には5つの大陸がある。
「ルビー大陸」。
「エメラルド大陸」。
「ダイヤモンド大陸」。
「クリスタル大陸」。
「オニキス大陸」。
5つの大陸の中でも1番小さな大陸で知られる「オニキス大陸」。
4つに比べて知名度も低い大陸だが、美しい自然が広がる大陸でも知られている。
そしてもう1つ、生まれてから色褪せることのない「髪の色」もこの世界の特徴である。
例えば、生まれたとき赤い髪ならば死ぬときも赤い髪だということ。決して、ピンクになったり朱色にはならない。
だから、この世界はたくさんの「宝石」と「髪の色」で溢れている。
この2つがこの世界の常識、普通。
この2つが結びつける小さな小さな物語の「おはなし」。
では、これから始まる物語の「おはなし」を少しだけお聞かせしましょう。
オニキス大陸にあるシトリン王国。
さほど大きくもない国だが昔は活気の溢れた国であった。
しかし、前王が病で倒れ今の王になった途端……
政治は一変した。
自分のことばかり考え、身勝手な法律を破った者は誰であろうと即死刑。
子どもの失踪事件が多発し、噂では王が使用人にしているとか。
そんな王が毎夜毎夜、貴族を集めてある奴隷の少女を披露している。
少女の名は「サファイア・トルマリン」。
この世界で唯一の「白い髪」を持つその少女を人々は―――――――
『純白姫』と呼ぶ。
プロローグでした!次からやってやります!!感想など、お待ちしています。