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鬼人伝〜神を一発ぶん殴る〜  作者: ta*86
学園生活編
21/27

鬼人外伝2/シグハイア建国の道程

また需要のない文章を………


なお、今のシグハイア王国は建国千百八十五年目です。千年国家です。


千年蛙についてはまたあとがきで。

pv二万記念



著,千年蛙(サウザンドフロッグ)


−四百三十年

著者生誕。

同年、四脚の巨人、アグリィが第十四代目魔王を襲名。以降四百年で四パーティを殺し尽くすという快挙を成し遂げる。


−七十三年

アグリィの最後っ屁により史上最強の魔王、コーイチ・ナカムラ異界より召喚。十五代目を襲名。魔王襲名後五秒で初命令という記録を樹立する。異界の知識、農地改革、上下水道により魔王領の食糧問題及び衛生問題が解決される。同年、最強の魔王召喚という報が世界を駆け巡る。この後魔王領準備期へと突入する。


−七十二年

コーイチ・ナカムラ(以降コーイチ)、自らの魔法によって不老となり、立派に化け物の仲間入りを果たす。


−七十年

コーイチ、森人族との会合に漕ぎ着く。対等貿易条約を締結。木材資源の輸入に成功。「エルフマジ美形多すぎ」との言葉を残す。


−五十年

勇者不殺撃退記録五十を超える。人間族の極一部の村々との取引を開始する。同年、魔王領にてコーイチ待望の温泉を掘り当てる。泉脈に新魔王城の建設を開始。

また、ここより様々な出来事が起こり始める魔王領本番期となる。


−四十八年

魔王城建設完了。このサイズの建物の中では史上最高の建設速度を誇る。コーイチ、お披露目式にて「魔王城は永久に不滅!……やっぱ今の無しで」という言葉を残す。


−四十年

勇者エル・ナカムラ(旧姓カイナ)生誕。同年、著者の祖父が他界。


−二十二年

エル・ナカムラ(以降エル)、カイナ国勇者襲名。一度目の魔王城襲撃。敗北。コーイチ、恋煩いで三日寝込む。


−二十年

コーイチ、エルを娶ることを宣言。エル、五度目の魔王城襲撃。敗北。魔物達のエルへの認識が敵から味方へと変わる。


−十九年

エル、政略結婚に参戦。コーイチ激怒。魔王領の十分の一が焦土と化す。生産落ちるものの焼畑農業で盛り返す。大規模客土作戦実行。鬼の形相で土を運ぶコーイチの目撃証言多数。「まるで魔王のようであった」との証言が後を立たず、コーイチ、謹慎処分を受ける。


−十八年

コーイチ、年始にエル奪取作戦、通称「魔王の花嫁作戦」決行。成功。帰還中、部下のドラゴンの背中にてエルへの告白作戦決行。成功。コーイチ、あまりの嬉しさに空中三回転のバック宙をしながら血を吐き、ドラゴンの背から落ちる。コーイチ、召喚されて初の流血となる。なお墜落では無傷。同年、第一子誕生。


−十五年

コーイチの魔法によりエル、不老となり、名実共に化け物夫婦となる。


−十六年

第二子誕生。


−十五年

コーイチ、取引相手の人間族の村々を魔王領に移転させる。同年、魔王領よりシグハイア王国へと改名するも諸国より認められず自称となる。


−十四年

第三子誕生。部下達より「城全体の空気がお前らのせいで甘いんだよ良い加減にしろ猿共」との苦情発生。却下。「僻んでんじゃねーよバーカ!」との言葉を残す。コーイチ、部下達の袋叩きに会うも無傷。シグハイア王国(自称)子育て制度の制定により出生率激増。同年、著者の第一子誕生。とてもかわいい。


−十三年

他の大陸より侵略者が現れるも、各国が苦戦する中シグハイア王国(自称)とエルの母国であるカイナ国のみがコーイチと愉快な仲間達(エル護衛部隊)の手によりあっけなく撃退。同年、シグハイア王国(自称)とカイナ国が同盟国となる。


−十一年

魔王夫婦の寝室を大規模に改装。床まで全面防音材へと変わる。


−十年

シグハイア王国とカイナ国の通行が自由となる。カイナ国王、「娘は良い男のところに嫁いだ」との言葉を残す。第四子誕生。


−七年

第五子誕生。


−六年

魔王領の人間族率が五十%を超える。森人族は十五%となる。


−四年

第六子誕生。


−一年

第七子誕生。


零年

諸国と同盟を結び、同時にシグハイア王国の建国を認められる。(自称)が取れ、ここより魔王領記より王国記へと変わる。


千年蛙


其の名の通り千年生きる蛙…ではない。本当は七千年ほど生きる。世界の出来事を記録するのが習性であり、其の情報はどこの国の思惑にも染まらず常に第三者の立場で書き綴るので信憑性は一番と言える。

記録するのが習性でありそれを誰かに見せたりはしないので、千年蛙の記録の保管場所は金貨銀貨の山よりも価値がある。記録ハンターと言う職さえある。

本来ならば何か出来事を求めて放浪するのだが、ごく稀に一箇所に留まってそこの出来事を記録し続ける事もある。しかし魔王領のように世代に渡って留まるのは異例中の異例である。

必ず歴史の事を記録しているかといえばそうでもなく、実際魔王と勇者による口から砂糖を吐きそうなほど甘ったるい会話録なども発見されている。

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