ラスベガス初戦
「全警官はエンジェルカジノ近辺を封鎖。8000万ドルもテロリストに与えるわけにはいかない。
特殊部隊【Ghost】に出動命令を下す許可を連邦警察に求めろ。」
マクレーン捜査官はてきぱきと指示を出す。
「捜査官!出動許可が下りました。」
警官が報告する。
「よしっ!Ghostに通達しろ。トワイライトビル屋上にスナイパー配置。Ghostの援護体制に入れ。」
「了解・・・我々に任せてください」
ゴーストリードが指示を受けている。
ゴーストは振り向いて言った。
「よし。ヘリに乗れ。前哨指揮所に向かうぞ」
めんどくさそうにガブリエルが
「あー。やっと任務かよ。さっさと制圧しに行こうぜ。」
と、銃を持ち、ヘリポートに歩き始めた。
「おい。ガブリエル。真面目にやれよ?」
斎藤が言った。
「黙れ日本人。平和ボケした日本人が調子乗るなよ。」
ガブリエルが言った。
「お前は日本育ち。俺はロス育ち。お前の方が平和ボケしてるかもな。ガブリエル。」
斎藤が鼻で笑った。
「クソめ。まぁいい。俺が一番乗りするからな。」
ガブリエルはイラついてるようだ。
「おい。早くのるんだ」
ゴーストリードが言った。
===特殊部隊Ghostについて===
特殊部隊Ghostは、世界各国の対テロ連盟所属国家の特殊部隊員から選ばれる。
所属国家は、「アメリカ」、「日本」、「韓国」、「オーストラリア」、「イギリス」
「フランス」、「ドイツ」の、七ヵ国
毎年試験が行われ、合格者はGhost新兵部隊に配置される。
元各国軍からも選抜される
・Ghostアルファチーム
ゴーストリード
実名不詳
フランスGIGN出身
Ghostアルファチーム隊長
ガブリエル
実名一部不明
アメリカSWAT出身
軽機関銃担当
斎藤
実名一部不詳
日本SAT出身
アサルトライフル担当
・Ghostスナイパーブラボーチーム
ブラボーリーダー
実名不詳
アメリカSWAT出身
Ghostブラボーチーム隊長
トム
実名一部不詳
SAS出身
スナイパー担当
ボブ
実名一部不詳
SAS出身
アサルトライフル(観測)担当
・Ghostオニキス特別救出部隊
ロナルド
実名一部不詳
アメリカ海兵隊出身
オニキスチーム隊長
カーク
実名一部不詳
アメリカ陸軍特殊部隊群出身
軽機関銃担当
サム
実名一部不詳
Navy SEALs出身
アサルトライフル担当
支援部隊
ジョワンナ
実名一部不詳
Ghost情報部所属
ヘリコプター機内から情報面で部隊を支援
ラガー1機長
実名不詳
Ghost空挺部隊所属
アルファチームをヘリコプターに乗せて目的地に運ぶ。
リトル1
実名不詳
Ghost空挺部隊所属
リトルバードに乗り、全Ghost部隊を支援する。
「ジョワンナです。ヘリからあなたたちを情報面で支援します。
ジョワンナ情報部員が自己紹介した。
「よろしく頼む。アルファリーダーのゴーストリードだ。」
ゴーストが自己紹介をした。
「この世の地獄へようこそ。生きて帰れよ」
ラガー1パイロットが言う。
「ありがとう。機長。よし!いけ!天窓から行くぞ。」
ゴーストリードが言う
「よっしゃ。行くか。」
ガブリエルが歩き出す。
「頭を下げろ。もうここは戦闘区域だぞ。どこから狙われているかわからない。」
ガブリエルの頭を上からおさえる。
「はいはい。わかりましたよ。おいっ!伏せろ!!」
ズガガガガガガガガ
「機銃だ!クソッ!斎藤大丈夫か!」
ゴーストリードが叫ぶ。
「だ、大丈夫です!それより、あの機銃、オートです!破壊する以外に方法はありません!
しかし、装甲で我々の銃では効きません!!」
斎藤が機銃について報告
「クソッ!航空支援を要請するしかないな!」
そう言うとゴーストは通信機で本部に連絡
「こちらアルファチーム。屋上階にて装甲機銃に釘付けにされている!!航空支援は?」
《こちら本部。航空支援は可能だ。リトルバードがそちらに向かう。コールサインはリトル1》
5秒もせずにヘリのメインローターの音が聞こえた。
《ツー。。。こちらリトル1。航空支援の支持を受けて来た。装甲機銃とその周辺の敵を掃射する》
ズガガガガガガガガガガッ
リトルバードの機銃掃射で敵は壊滅した。
「支援に感謝する。よし。行くぞ!前進!」
(第二話終)