表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/15

応援

頑張って。

私はこの言葉より暴力的なものを知らない。

うつ病というよりも、双極性障害だったことが私にはある。

気分のムラっ気が激しく、頑張れたり頑張れなかったりすることがあって、希死念慮に苛む日も少なくなかった。

そんな時、誰に相談しても言われたこと。

それが、頑張って。

なぜ、努力しないのか。

お前よりも不幸な人間はいる。

お前はまだ努力が足りない。

努力が花開いて無いだけ。

知ったことか!

それはお前の考えであって、私の考えでは無い!

千切れんばかりに、私はそう叫びたかった。

でも、私はあの日の自分になんと声を掛ければいいかわからない。

辛いという言葉二文字で収まらない程、私は日々に対して絶望していた。

人生という単位に、自分という生物に、これっぽっちも希望なんて抱けなかった。

でも、一つだけは言える。

死ななくてよかった。

私の周りは決して華やいでいるようなものではないし、誰もが羨む成功をして克服しているわけでも無い。

ただ、日常を過ごしている。

当たり障りのない、普遍的で、不変的な生活を送れている。

希望的観測も、絶望的観測も必要ない。

それにただ、気づいて欲しい。

結果論であるが、たった一つだけ。


生きててよかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ