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記念作品シリーズ

いつでもどこでも

作者: 尚文産商堂

単純に思うことがある。

いつでも、どんなときでも、いろんなところで人は営みを行っている。

そしてその人の数だけ物語は紡がれていく。

たくさんの人が知っている物語もあるだろう。

たくさんの人が知ることになる物語もあるだろう。


だが、物語、というのはただ知られているものがすべてではない、ということも同時に知っている。

いろんな物語を聞いたり、見たりしているうちに、知られていない、わからない物語ということもたくさんあることが分かってくる。

ではその物語というのはどうなるのか。


何も変わりはしない。

知られている物語であっても、知られていない物語であっても、結局は人の生活だ。

だからこれからも、その物語を紡いでいくことになるのだろう。

ずっとずっと、きっと死んだ後も。

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