化け物退治 決行・その後編
少しグロい描写があるので気をつけてください
俺が如月真琴から依頼を受けて3日が経った。
化け物を殺す為の武器、そして場所やトラップの設置も完成した。
「よし、後化け物をここまで誘き寄せて作戦を決行するだけだな」
今回殺す為に選んだ場所は廃ビルにした。理由は単純だ。ここなら障害物が多いとこや光が通りにくく化け物が俺を見つけるのを難しくするためだ。
そして今回退治依頼された化け物は筋肉がよく付いた人間を狙っていると聞いた。
「そいつからしたら俺は絶好な餌になる訳だな。色々な場所に俺の血液を垂らしておいたからここまでくるはずだ」
そうこうしていると、人間では出せないような足音がビルの中に響いてきた。
「....グゥ.....ガァァ....」
依頼人が渡してきた写真に写っていた赤い鬼の様な化け物が低い唸り声をあげながら、侵入してきた。
「デケェ、目測でも2mは超えてるぞ。これは舐めてかかると死ぬな。まずは目を潰すか」
事前に用意しておいた閃光玉のピンを抜き、化け物の目を目掛けてぶん投げた。
「グルァァァ!...ガァァァァァ!!」
閃光玉が目に直撃し、眩い光と飛び散った破片が化け物の目にダメージを与えたようだ。その痛みで化け物は辺りを暴れながら破壊をしている。
俺は化け物の目が見えていない隙に側に近づいていき、持っていたナイフで化け物のアキレス腱を狙い刺しにいった。
「ギャァァ!!!」
「人間みてぇな悲鳴をあげてんじゃねぇよ!このままテメェの耳も潰してやるよ!!」
持ち前の筋肉と足の速さを活かして、化け物の両耳に音爆弾を詰め込み、本気の走りでその場から退避した。
そしてあらかじめ巻きつけておいたワイヤーを引っ張ることで起爆をし、耳を潰した。
目に足、耳を潰された化け物はその場にうずくまる様に倒れ込んだ。
「テメェに恨みはないが依頼なんでね。悪く思うなよ」
俺は持っていたナイフを使い心臓を突き刺し、頸動脈を切り裂いた。
血が噴水のように噴き出て、化け物の口から人間の血よりもずっと赤黒い血の泡を吹き出し始めた。
「グギャァァ....ァァ.ァ...」
辛うじて出ていた声を少しずつなりを潜めていき最後は聞こえなくなった。
「依頼完了だな。一応殺した報告として写真と四肢と首は取っていくかな」
俺は化け物の死体の写真を撮影した後、死体に近づき首を跳ね飛ばし手足を回収した。
後日如月真琴を探偵事務所に呼び出して、依頼完了の報告をした。
「あんたの依頼通り化け物は殺してやった。これは証拠の写真そしてそいつの生首と手足だ。これで満足かい?」
依頼人は涙を堪えながら答えていた。
「はい、満足です。憎い相手の死に様と死体を見れただけでも妹の仇が取れたと感じたので。
今回はありがとうございました。これは依頼料である、200万円とほんの気持ちですがお菓子とコーヒー豆です。」
「あぁ確かに受け取った。」
依頼人を外まで送り、家に戻ったとこでお金の確認した。
「ちゃんと200万あるな、これとプラスして死体を裏業者に売るからさらに金が入ってくると思うと嬉しいな!」
これから入ってくるお金について考えているとテンションが思わず上がってきた。しかしその後すぐに疲労が体を襲い眠気がやってきた。
「やっぱ疲れたな少し寝るか」
そう言いながら俺は鍵を閉めてベッドに入り目を閉じた。
(明日はどんな依頼が来るか楽しみだな)
そんなことを考えてる内に意識を手放し睡眠を始めた。
これで化け物退治編は終わりです。
次はまだ考えていないのでいつになるかわかりません。




