化け物退治 依頼編
朝、アラームの音が聞こえて俺は目を覚ました。
「今日もいい朝だな。だけどもうそろそろ春になる時季っていうのにまだ肌寒いとか春、まさかなくなったか?」
ふざけたことを言いながら朝の準備を進めていき、朝飯としてスープとパンを用意し、最近多くなっている化け物被害のニュースを見ようとリモコンを探していると探偵事務所兼家のピンポンの音が鳴り響いた。
扉を開けるとそこには、依頼人とおぼしき女性が立っていた。
「朝早くからすみません。ここの探偵事務所では化け物退治を生業としていると噂を聞いたのですが合っているでしょうか?」
「ああ、そうだ。一応退治を生業としている者だがそれについて知っているって言うことはそっち系の依頼ってことだな?まぁとりあえず入れよ」
依頼人を事務所に招き入れ、とりあえずお茶菓子とそれに合うコーヒーを用意して出しておいた。
「今から依頼について色々聞こう。まずは名前そして化け物を殺したい理由、そしていくらまで依頼料を払うことが出来るかを聞こう」
「はい、私は如月真琴です。一応依頼料は200万までは払うことが出来ます。私が化け物を殺して欲しい理由は私の妹を殺した憎い化け物を殺して欲しいからです。」
ありきたな理由な依頼だと俺は思った。
この世界には超常現象により特別な能力を持つ人間と、特異な体質となんの変哲もない人でわかられている。
能力というのは体の一部を変化させることが出来るやつや火を吹くことが出来るやつなどが能力者と世間では言われている。
だが全ての人が能力を持つことが出来る訳ではない、特異な体質を持つ者やいわゆる無個性な人たちは一般人と言われている。
かくいう俺は人より筋肉がつきやすく、筋肉の密度が高くなるという体質を持っている。だがこのような特異体質を持っていても多くの人は化け物に抗う術をあまり持っていないなので殺される人も多くなっている。話が逸れてしまったが力を持たず殺されてしまい恨みを持ち依頼をする人も少なくはない。
こう言うやつは金払いはしっかりとしている奴が多いから依頼を受けるとしよう。
「いいだろう。その依頼を受けてやる、殺して欲しい化け物の写真はあるか?無いなら特徴を書いた紙をくれ。」
「写真があるのでそれをお渡しします。私の妹の仇をどうか取ってください!」
「わかりました。依頼を完了したら、連絡をこちらからしますので少しの間まっていてくれ。」
写真を受け取った俺は依頼人を帰らし化け物の写真に目を向けた。
その化け物はおとぎ話に出てくる様な赤い肌を持つ鬼の様な化け物であり、おとぎ話と違うのは腕が6本あり、片目が潰れてしまっているところだ。
「さて、まずは情報収集からだな。この化け物何処かで見たことあると思ったら、ちょっと前に新聞に載っていた奴か。なら習性はもうわかっているな、この依頼は素早く終わりそうだな。」
そう言いながらその化け物を殺す為の武器を準備をし始めた。
一応の構成としては依頼編→準備編→決行、その後編の順番を考えています




