日経平均が4万円到達だって
昨日、日経平均株価(225種)が4万円を突破(最高値は40,314円64銭)したそうだ。バブル期の最高値1989年12月29日(大納会)の38,915円87銭を今年(2024年)2月22日に更新(39,098円68銭)し、4万円到達は時間の問題とされていた。
新聞によると、上がっているのは半導体株が中心で、東証プライム全体では7割が下がっているとのこと。「チャイナマネーが流れ込んでいる」説もあるので、中国国外に持ち出してあったドルで(円安だから割安だと)買い回っているのかもしれない。他の株への影響は、限定的かな。
個人的には、恩恵は全くない。わずかに持っている株も食品株で少しずつ下げている。もっとも優待目的または配当目的だし、含み益も十分あるから問題は無い。チャートを見ていると「あの株を買っておけばよかった」が始まるので、出来るだけ見ないようにしている。
前の最高値あたりの思い出は、株に対しては無い。ネット証券が登場(1999年の証券取引手数料自由化)する以前の話、ファミコンも持っていないし店頭取引の口座も当然なかったので。
柳沢きみお「妻をめとらば」は読んでいた。主人公が証券会社に新卒で入り、営業マンをしながら婚活する話。ラストはバッドエンドなのかそれとも救いがあったのか、書かれていない。
その主人公が婚活仲間に(ブラックマンデーの余波で)損させて、それでも平然といられるようになった自分に気がつく場面は、よく覚えている。
これと青木雄二「ナニワ金融道」の先物取引に嵌められた小学校教頭の話(テレビドラマでは伊東四朗)は、「金融、おっかねえ」と思ったもの。
と言いながら後にネット証券に口座開いて、ついでにFX(為替証拠金取引)をやったら損こいたのは良い思い出(白目)。
株は余剰資金でやるもの、投機じゃなく投資、と自分に言い聞かせれば、大荒れしない食品株で3%弱の配当と若干の株主優待品をゲットできているんだから悪く無いよなあ。証券口座を開設した2006年に勝負していれば、とか教育資金用に分けてある分を突っ込んでおけば3倍になった、とか欲を出しちゃダメ。