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key woman視点

「・・・・・・」


車で移動中、その女性はずっと考え込んでいた


内容は当然これからの会談である


(勝手なのはいつものことね。とはいえ今回は少し事情がありそうですけどね)


彼女は今回の手紙を受け取った時のことを思い出した


はじめその手紙を見た彼女は偽物を疑った。”あの”中本家がちゃんとした文面を使っていたからだ。中本家(今回の場合はちとせ)に教養がないとは誰も思っていない。しかし、中本家がその教養をもっていつも礼儀を尽くすとも誰も思っていない


彼女は使用人に命じて筆跡鑑定にかけた


結果は本物


(それにしてもなぜ焼肉屋の方なんでしょうか? 最近は大物同士の密会にも使われているとは聞いておりますし、オーナーが中本家の門下生ゆえ一応の納得はできますけど)


実際は柳が雅が焼いた肉を大層気に入っていて、事あるごとの行きつけとしているというだけで、今回もそれが理由である


(まあ焼肉店は初めてなので少し楽しみですからいいのですけどね)


生まれてから肉をナイフとフォークでしか食べたことのない彼女にとって焼肉という食べ方は新鮮である。自分から行きたいとも言いづらい立場であるが故に今回のお誘いは彼女にとっても得であった


・・・・・・・・・・・・


「ここね」


・・・・・・


店の前に着いた彼女はなぜか少し躊躇った


”なにごとにも先達はあらまほしきことなり”である


「・・・・・・普通に入ればいいのよね?」


彼女は中本家が礼儀を説いてくるとは思っていない。しかし、生まれた時から日本一を強いられる家に生まれた彼女はマナーを外れることに不安を覚える


”日本一”


「いらっしゃいませ、一条純連様でございますね? 私は当店オーナーの雅と申します。本日はお越しいただきありがとうございます」


“一条家”


一蘭は直接的に彼女のことは知らない。しかし、今回のお願いができる人物は家柄や立場を考慮すれば日本全国で純連と蓮月しかいないと一蘭は考えた


今後彼女(達)は一蘭の渡米計画に大きく関わることになる


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