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大きい、甜瓜、2つ、目の前

結果は英語と物理が6割ほど、化学は有機でのラッキーパンチもあって5割、国語は寸評がないから採点されずに返ってきた


数学は150点+α


(まあ、答えが合ってたってだけでも自信がついたな)


3.の問題はしらみつぶしという解法であるにも関わらず、途中から問題用紙に書くのを放棄して暗算でやったため解答としては不完全である


(本番だと残り時間的に3.は解かなかっただろうから結局150点かな。今回は先生に満点だって頭を撫でて褒められただけでも3.を解いた意味はあったな)


ことが頭を撫でるために屈んでいる今、彼の目の前には2つのメロンとその谷間があった


(ロマンが詰まっとる。これが実力ナンバーワン講師か。そのメロンで数々の男子のやる気をヤるきにさせてきたのだな、実にけしからん!)


・・・・・・揺れるメロンに夢中な彼は置いといて。計算しやすいようにキリのいい大まかな数字にして結果をまとめると下記のようになる



一次試験 ー/200

国語 ー /100

数学   150/200

外国語  120/200

理科   165/300 計435+α /1000



合格者平均点が過去最低だったその年において、医学部を除けば理系の学部全てを3科目だけで突破できた化け物みたいな点数であった。が、当の本人は難易度を知らされてないため少し落ち込んでいた


(一次試験は9割は取れるから国語が5割取れていればやっと入れる学部が見えてくる程度か。医学部なんてまだまだ先だなあ。何度も言うけど数学以外の科目を鍛えなきゃ。別に首席で通ろうとしてるわけではないから全てを完璧にする必要なんてないもんな。地面を這って泥臭く1点を拾う姿勢でがんばろ・・・・・・あっ!)


彼の目の前からメロンが遠ざかっていった


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