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大竹村丸物語  作者: 骨皮 ガーリック
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1話 大竹 村丸

こんばんは骨皮ガーリックです。よろしくお願いします。

私の名前は覚えなくて大丈夫です。


読みにくいなど感じたらどしどしコメントお願いします。

1日1話を計画しています。

俺の名前は大竹村丸。(おおたけ むらまる)

知っておいて損はしないぜ。

2011年9月2日生まれの15歳。


スポーツ万能、やったらなんでもできちゃう天才少年とは俺のこと。

それは自他ともに認めるものだった。


小学生の頃はいろんな球技に手を出した。

サッカー、野球、テニス、パスケ、バレーetc…


どれもすぐに上達してチームでも頼られる存在になった。

だがどれもすぐに飽きた、やったらできてしまう、でもプロで一番になる姿が想像出来なかった。だからやめた。


至ってシンプル。やるならトップ。

もっと楽しくて仕方がない、三大欲求に勝るぐらいの刺激を、これなら一番になれると思える事を見つけたいと思った。


俺に何かで一番になれる才能が無いわけないと

小さいながら感じた。


何度も言う、俺は天才だから

だからいろんなものに手を出した。


俺の通った中学校は文化部が豊富で手芸部、調理部、文芸部、書道部、茶道部、華道部、美術部、写真部を試してみたがからっきしだった。


こっち方面に俺は求められてないと悟った。

三年間を費やしたが結果はこれだ。

中学では見つからなかった。



そんなこんなで高校生になった俺はこの3年間で見つける事を俺に誓った。

俺は俺を信じてる。


とりあえずまだやった事ない運動部を回る事を決意して入学式当日を迎えた。


「ママー!ネクタイ結んでー、結び方わかんない」

朝、いつも通り朝食の食パン2枚にイチゴジャムを付けて食べる。

制服に着替えたが、ネクタイを結べないことに気づいた。

「もー、高校生なんだからできるようになりなよ、今日だけだよ」

困った時は母を頼る。大体なんでもできる。

「確かに俺ももう高校生だし、そろそろ母さんて呼ぼうかな」

世間一般では思春期の時期だ。

いつまでもママ呼びじゃダメだろう、今が変え時だな。


「村丸、そんなのはどうでもいいけどネクタイ明日からなんとかしなさいよ。みっともないからね」

「あいあいさー‼︎」

ネクタイを結んでもらいながら敬礼をする。

「あんた朝からやかましいよ。テレビの音聞こえないよ」

と、朝食を食べてる姉が文句を言ってきた。

ちなみにうちは、母、父、姉、俺の4人家族だ

姉は一つ上の高校2年生だ。


「ふっ、誰も俺を止められない」

「意味わかんない、そのキャラ学校でやらない方がいいよ、高校でも友達できないよ」

「これキャラじゃないし、友達いるし、高校は優等生キャラでいくつもりだから」キリッ!


「あんたに優等生キャラは天地がひっくり返らないと無理だよ。

学校で変に目立たないでよ、私に迷惑かかるから、あんた、自分がおかしいの自覚してるでしょ」

姉が俺に厳しい。まぁ、俺は知ってるよ、厳しいのは期待してる証拠だって聞いたことある。


「わかってるよ姉ちゃんが俺に期待してるのは、わかってるから安心して」

「アホか」

姉との会話のキャッチボールを終えて、俺は家を出る。

「姉ちゃんより早い時間に行ってきまーす。」

「わざわざいらないこと言うな!」

姉ちゃんから最後の言葉のボールを受け取る。

「いってらっしゃーい!」

マ、母さんからも受け取る。

心の中では母さんだったり母ちゃんと呼べる不思議。


ウチは一軒家で家の前に停めてる自転車に乗る。

もちろんマウンテンバイクだ。

家から学校まで自転車で約15分だ結構近い距離にある。

汗もかかずに学校に着き校舎の中に入る。


下駄箱はクラスで分けられてて下駄箱の側面にクラスが書いてある。俺は1年1組だ。

自分の所に靴を入れて鞄から上履きを出す。

ちなみに俺は踵を踏まないタイプだ。

小中学校の九年間一度も踏んだことがない。


1年は4階、2年が3階で3年が2階になっている。

1階は事務、食堂、職員室がある。

四階まで階段で上がる。

結構辛い、一番奥が1組だ。


ちなみに一度、3月に仮登校があったがクラスメイトの記憶は無い。

俺の記憶力は壊滅的だぜ。

前の入口から教室に入った。

大竹村丸物語をこれからもどうぞよろしくお願いします。

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