安全保障面
★みんなー!大好き!安全保障面→概ね問題なし
やっぱり日本転移の醍醐味と言ったら安全保障系の話題だよね。異世界の野蛮な国に戦争挑まれちゃうだとか良くある設定だと思う。それじゃあ、まず、日本が戦争を仕掛けられたら?という側面で、ここまでで述べた日本の状況と照らし合わせて考えてみよう。
やっぱり、どんな国でも戦争をするには、武器弾薬が必要な訳で、武器弾薬を作るには工場が必要な訳で……あれ?この流れ大丈夫?今までの流れだとヤバイんじゃない?
大丈夫です。任せてください。
国内経済は壊滅しても安全保障面、特に日本の防衛面では特段、大きな問題は発生しないと思われる。自衛隊は武器弾薬をそれなりの量を備蓄してるから中世の国家レベルならば充分対処可能。また、銃弾や砲弾やミサイルも大変だけど国内だけで作れない事は無い。むしろ民生の様々な物よりは武器の方が国内での生産体制が整っているかも。理由は民間みたいに利益の事しか考えずに海外に工場移転してないから。よって本土防衛や海上防衛は問題なくできる。
ただし、大きな問題はある。それはやっぱりここでも石油の問題。有力な石油油田が発見されて輸送体制が構築されるまでは、自衛隊に陸上における大規模な外征能力は一切期待できない。何故かというと、簡単に言えば、片手で日本全国で災害支援しながら、もう片手で戦争をする様なものだから。
海上自衛隊は充分に機能する。だけど、陸上自衛隊に関しては違う。前述した様に日本への石油の供給が開始されない場合、日本本土の自動車交通網は民間は完全に死んだ状態になる。こうした状況では自衛隊の車両も国民への生活支援の為に各地に災害派遣という形で派遣される可能性が極めて高い。例えば、遠隔地の限界集落に食料品や生活物資を運ぶとか、それ以外でも難民への支援もある(難民については、後述するから待ってて)
だから、もしも日本が転移して石油の油田も見つかってないのに、早々と大規模な戦争を吹っ掛けられた場合、海上では無双できるかもしれないが、相手国に大規模な殴りこみに行く様な事は大変困難となる。早く石油見つけなきゃ(アセアセ)




