登場人物紹介 JK伊藤麻衣
高校一年生設定時の伊藤麻衣です。
最近出回ってるVroidによる作成。
前回も書ましたが、瞳の色は暗いほど人間寄り、瞳の色が明るくなるほど妖魔寄りとなります。
それにしてもこんな簡単に3Dキャラを作れるvroidは凄いですね。
いまだ制服しか用意されてないので、
作れるキャラは限定されますが。
なお、
肝心の彼女の話ですが、
「メリーさんを追う男」の事件の後、
家族に対する傷害事件を起こし、公的機関に拘束されてしまいます。
心身状態に異常ありと、罪には問われませんでしたが、
しばらく鉄格子のはめられた病室で過ごすこととなったのです。
アメリカでその根本原因が取り除かれるまで・・・。
以下は後のシーンです。
* * *
「・・・それで、どうなんだ、その患者は? 中学二年生だって?」
「今は病室で大人しくしてます。
・・・念のため拘束衣はつけてますが、精神状態は安定しているようです。」
「病室は・・・ここか。」
二人の白衣を着た医師は、一つの扉の前で足を止める・・・。
扉には大きなガラスが嵌めてあるが、そのガラスには鉄線が埋め込まれている。
ガラス越しに部屋の中を覗くと、
パジャマを着た一人の少女が、上半身を起こしてあらぬ方向を見つめていた。
助手らしき医師が、鍵を開けて部屋の中へと入り込もうとした時、
二人は、突然信じられないような光景に出くわした。
それは、病室の床一面に・・・
「うわああああッ!?」
間髪入れず部屋の扉は大きな音を立てて閉じられる!
「なっ、なんだ! この床は!?」
「いっ、一体どこからあんな大量のっ!?」
・・・シュルシュルシュル・・・
見間違いのはずがない・・・、
蛇・・・!
病室の中の床一面には、大量に這い回る蛇のカラダで埋め尽くされていたのだ・・・!
そして、扉の音に反応したのか、
ベッドで上半身を起こしていた少女が、
ゆっくりと彼らの方に首を向け、
狂気の笑みを浮かべて笑い出し始めた・・・!
「ウフ・・・、クスクス?
ウフフフフフ・・・アハハハハハッ! 」
まさに「ケタケタ笑う」という表現がぴったりだろう、
動けぬカラダを激しく揺さぶって、大きく口を開いて笑っている・・・。
この蛇たちは、彼女が呼び寄せたとでも言うのだろうか・・・?
そう、彼女・・・伊藤麻衣は、
自分の父親と母親を包丁で滅多刺しにして、
あまりの狂気の犯行に、
拘束されてこの鉄格子の窓で塞がれた病院に収容されていたのだ・・・。
「レディ メリーと異教の騎士」より
* * *
ご安心を。
「彼女は」無事に退院できますよ?
ただ、この事件以降、
その妖魔としての力が更に解放されることになるのです。
すいません、
もうメリーさんの物語ではなくなります。
タイトル変えるかも。