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最終話


 「・・・うぅ  らぁ らぁ・・・


 私は 見つける 

 天地の 法を 破りし者を


 そして 私は 響かせる 

 ・・・断罪の ベルを 高らかに


 そして 私は 近づく 

 確実に・・・一歩ずつ


 そして 私は・・・恐怖を 届ける

 罪びとへの ふさわしい 贈り物


 そして 私は 鎌を・・・振るう 

 汚れた 命を 絶つ ために・・・」



自動で動くゼンマイ人形のように・・・

「彼女」は一定の無機的な動作で闇の中に消えようとしていた・・・。

誰に語りかけるでもなく発せられる文言は、この人形のルールだとでも言うのだろうか・・・。


 「 主よ、われを助けたまえ、

 われに平安と 安息を与えたまえ・・・

 ヒトの心を失い・・・

 思い出を奪われたわたしに・・・

 大いなる慈悲を お恵み下さいますよう・・・   」


 うぅ らぁ らぁ・・・ 


もはや誰にも彼女の姿は見えはしない・・・。

ただ・・・

小さな声がそこに残っているだけだった・・・


 うぅ らぁ らぁ・・・・・・

 うぅ らぁ らぁ・・・・・・


 ・・・うぅ らぁ らぁ・・・・・・・・・


第1章はこちらで終わりです。

次回からストーリーが本格化してゆきます。


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