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剣と魔法の世界です!  作者: ゆき


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え?

今、片手で投げましたか?

アークどんだけ力持ちなんですか?


「ユーリ、無事か? 何があった?」


アークは素早く私を抱き起すと、上から下まで私を見て確認すると、鋭い視線でエイムズさんに向き直ったかと思ったら、突然、すごく驚いたような顔をしました。


「エ・・エイムズ・・?」


アークは驚きの呟きと共に、すぐさまエイムズさんの側に駆け寄り、大慌てで息と脈を確認しました。


アーク、エイムズさんとお知り合いですか?






はぁぁぁぁぁぁ


もう、どうしましょう。


今、私はアーク、エイムズさんの3人でアークの取った宿屋の部屋の中にいます。


あれから、慌てたアークが私とエイムズさんを急遽連れてきたのです。

宿屋に戻ってすぐ、エイムズさんは目を覚まし、目の前のアークを飛び越え、一瞬で私の目の前に来たときは思わず結界かけちゃうとこでした。


だって、目が怖かったんです。

もう、ギラギラしてて、本当に食べられちゃうんじゃないかと思ったんです。


私が半泣き状態なのをみて、アークが一生懸命とりなしてくれましたが、エイムズさんは全く聞かず、とにかく何を言ってるのか分かりませんでしたが、マシンガンのようにずーっと話していました。

全く話が終わりませんでした。


アークは呆れたように肩をすくめて、部屋の片隅へ行くと、素早く戻り、何かをエイムズさんの目の前に持ってきました。


これは・・・

あれです、あの魔女アディの実験体13のローブです。


エイムズさんは、目の前に出されたそれを初めは鬱陶しそうにしていましたが、ローブの紋章を見つけた途端、ひったくるようにその手に取り、テーブルの上に何かの紙を広げて調べ始めました。


私はなんとかエイムズさんから解放された事にホッとしました。


「ユーリ。大丈夫か? もう動けそうか?」


「はい。まだ少しだるいですが、もう動けます。ありがとう、アーク。」


私は少し手を動かして手を握ったり広げたりしてみました。

あの後、しばらく体が動かなかったのです。

全身疲労状態とでも言いましょうか、腕も上がらなかったし、指も少ししか動けなくて、こんな事は初めてだったので、とても驚きました。


なので、今私はベッドの上で上半身を起こした状態でいます。


「ユーリ。何があったか教えてくれるか?」


「はい。」


私は宝石屋さんで、ラピスラズリ石を投げ飛ばしてしまって、困っていたらエイムズさんに助けてもらったこと、エイムズさんが作った魔道具の 見極めの部屋 にいた事、黒い魔石から何かが向かってきたので、結界とホーリーした事を話しました。


アークは真剣な表情で私の話を聞き、ちらっとエイムズさんへ視線を向けた後、もう一度私を見て口を開きました。


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