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さっきいた場所?
そういえば、いつの間にかこの部屋にいました。
扉・・・は、本当にないです。
窓もないことに気付きました。
部屋の中が明るかったので気づきませんでした。
私が持ってる魔石でも部屋が作れたりするのでしょうか?
なんだか、少しわくわくします。
少し興味を持ってさらによく見ようと、見極めの部屋 に顔を近づけながらそんな事を考えていると、黒い魔石が何かに反応するかのように怪しい光を放ち始めました。
え。
なんか、すごく嫌な感じがします。
ぞわぞわします。
これ、やばいです!
「け、結界!」
思わず叫びました。
だって、黒い石から、何かが、向かってきたのです。
爆発するような勢いで、一気に何かが広がったのです。
怖いです!
なんだかとっても怖いです!
「ホ、ホーリー!」
ほとんど無意識に叫んだのは許してください。
怖かったのです。
本当に、とても、怖かったのです。
でも本当に恐ろしいのはその後のエイムズさんだとは、この時の私には分かるはずもなかったのです。
初めに気が付いたのは、綺麗な銀色に輝く滑らかな髪でした。
目の前にかかるその銀髪に思わず触れそうになって、思い出しました。
これって、エイムズさんの銀髪でしょうか?
どうやら、私の体の上にエイムズさんの体がのっかっているみたいです。
えっと・・・
混乱しながらも、さっきの事を思い出しました。
確か、黒い石から何かがこう、ぶわ~っとでて、怖くて、結界とホーリーしちゃって、で、どうなったんでしょうか?
とりあえず、上に乗ってるエイムズさんは、重いし、気を失っているようですし、でも私の体は動きそうもないです。
「え、エイムズさん! 起きてください。大丈夫ですか?」
「ユーリ!」
私がエイムズさんに声をかけたと同時に、ものすごく焦ったような大きな声がしました。
声の主は、すぐに私の目の前に現れました。
「アーク!」
アークです!
きっと私を探してくれていたに違いありません。
「貴様! ユーリから離れろ!」
アークはすごく怒っていて、エイムズさんの肩に手を置いたかと思うと、いきなり投げ飛ばしました。




