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剣と魔法の世界です!  作者: ゆき


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すごい勢いで一気にまくし立てられました。

まだ終わりませんでした・・・


「それに、緑の魔法もおかしい! なんだそれは! だいたい、緑の精霊はおとぎ話レベルの存在で、契約した者などいない! 赤、青、黄の精霊しか聞いたことがない!」


アークの言葉に唖然としました。

私のステータス全部おかしいって事でした。

そんなこと言われましても、私のせいではないです。

異世界人だからなのでしょうか。


アークに、スキルの事や魔法の話をしたのは、町に向かって出発してすぐでした。

話したのは、アークが見た目子どもだけど子どもじゃないって言ってたからです。

この世界の事色々教えてもらいたかったのです。

スキルと魔法の事知りたかったので、まず自分のスキルと魔法の話をしたら、徐々に顔色を無くして最後は真っ白になったのは、こうゆうことだったのですか。

あれからずっとアークは考え込んでて無言でした。


「あ、あの、もう一つ話してないことがあります。」


うん、こなったら全部話そう。

アークに全部話して色々教えてもらう方がいいです。

全部おかしいみたいですが、普通がどんなのか分かった方がいいです。

折角のファンタジー世界です、楽しみたいです!


「もう、今更何を聞いても驚かん。なんだ?」


アークは一気にまくし立てて疲れたのか、ふぅ~とため息つきながら両手を離してくれました。


「アーク、異世界って分かりますか? この世界とは違う世界の事なんです。私、違う世界からきました。地球という所です。」


あ。

固まりました。

アーク、かちんこちんです。

微動だにしません。


「・・・・つまり、ユーリは違う世界の人間なんだな?」


アークはふか~く深呼吸して復活したあと、これまたふか~いため息とともにそう聞いてきました。

思ったより普通の反応でした。


「はい!」


アークの反応が嬉しかったので、とびっきりの笑顔で答えました。

もしかしたら、異世界人って珍しくないのかもしれません。

あ、まだ帰りたくないですが、いつか帰れるかもしれないです。


「異世界人ってどれくらいいるんですか? 帰る方法とか、もしかして異世界に行けちゃったりしますか?」


地球人に会えるかもです。

他の異世界とかに行けるかもしれないです。

そんな気持ちでわくわくして、アークを見ながら言いました。


「いるわけないだろうが!! 異世界人など聞いたこともない! なんだ、その普通にいっぱいいると思える根拠は!」


怒られちゃいました。

アークってちょっと怒りんぼです。

まぁ、確かに少し勝手に想像しちゃいましたけど・・・


「だって、アーク、全然驚いてなかったから、異世界人は普通にいるのかと思いました。でもいないんですね、残念です。」


わくわくした気持ちがしぼんで、がっくり肩を落としました。


「驚き通り越して固まったが、ユーリならなんでもありだからな。納得できただけだ。」


アークはなぜか天使の微笑になっていました。

私は、しばらくそんなアークの天使の微笑に見とれていました。


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