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冒険者になれなかったから国、作ります。  作者: さくらていすと
プロローグ
3/4

断られたので仲間召喚します。

三度目ましてですね。

どうもさくらていすとです。

最近、チョコ&チョコクッキーのアイスにハマっています。食べながら小説を書いてると、全然書けません。何故でしょうか?

「なんでダメなの?」

「嬢ちゃんにそこまでの力を感じられないからだ」


んー……もしかしてここのギルドはハズレだった?


「あ、はい。そうですか。なら私は違うギルドに向かいますね」


そういって立ち上がる。

いつまでもここに残ってる必要性感じられないしな。

しかし、グラヌスから再び止めが入る。


「なぜじゃ? ギルドに入りたいのだろう? なら、なぜ拒むのだ? そもそも、戦績もないのに何故上級冒険者になれると思ったのだ?」


……どうやら、本当に雑魚役らしい。

大先生によると、この国ではなく、世界の中心にあるフォールセス王国なら、実力者が多くいるとのこと。


なるほど。こりゃ行くしかないな。


「戦績ならありますよね? ホワイトウルフを見なかったんですか? あと、もう私はこの国を出るので。それじゃ」


それを最後に、少しスピードを出して出ていった。


既に日が暮れ始めていたが、そんなの俺には関係ないよな。

一つ懸念があるとすれば、身分証がないことだな……あ、いいこと思いついた。

冒険者になるんじゃなくて、王様になろうか。


国に入るんじゃなくて、自分が国になればいいよな!


我ながら名案


さあ、何処がいいんだろう。


先生。どこがいいですか?


【ここから南東に340kmにある大草原がいいと思います】


ありがとうございます!


さぁ! 行こうかっ!



俺は裏路地に入ると同時に翼を出し、目にも止まらぬ速さで空へと飛んだ。

あまりにも速かったので、周りの民家が崩壊するという災害が発生したが、メイハの姿は誰も確認しておらず、メイハ自体も気づいていないので良しとしよう。


目的地には1秒程でついた。

流石にこの速さにはメイハ自身も驚いた。


「流石に速すぎじゃない……? ま、いっか、それより土魔法を使えるかどうか……」


取り敢えず土魔法の練習から入る。


「んーっと、どの様に発動したいか」


取り敢えずはここを平地にすることからだな。


魔力にイメージをトレースしてみた。

すると、うまく発動したようであたりが平地になった。


「いやー、やれば出来るものだね。ってか、広すぎだからね?」


地平線見えちゃってるし。


「ま、いっか。それより、このまま国を建ててもいいけど絶対目つけられるよな……よし、兵士から育てよう。先生、召喚系の能力ってどう使えばいいですか?」


【魔力を召喚対象者に注ぐ感じでやればできます】


あざっす!


スキルは確か……


【竜騎士召喚】【聖騎士召喚】【神獣召喚】



だよな。


まずは聖騎士から召喚してみようか。


「来い! 聖騎士よっ!」


俺の全魔力の8割で召喚してみた。

するとどうだろうか、目の前に巨大な魔法陣が現れたのだ。

そして、その魔法陣から構築されていく鎧。

実に数秒のこと、勇者を彷彿させるような聖騎士が現れた。


「お呼び頂き、恐悦至極にございます」


ふぉっ! すんげぇーかっけぇぇぇ!!!


「あ、ああ! これからよろしくなっ!」

「主の意思に添えるよう、誠心誠意精進してまいります」


やばい……男として憧れる……あ、俺今女だわ。


「それはそうと、名はないのか?」

「はい。もし宜しければ、名を頂戴してもよろしいでしょうか?」


くぅ……俺のネーミングセンスのなさを知って言ってるのだろうか? いや、知らんだろうな。


「……じゃあ、アルトでどう?」

「アルト……アルトですね……いい響きです」


自分に言い聞かせるよう、何度か呟き跪いた。

そして、胸に手を当て再び忠誠を誓ってくれた。


「あ、そうだ。アルトのステータス見ていい?」

「はい。構いませんよ」

「ありがとう」


よし、それじゃあ遠慮なく


【アルト】

Lv900

HP 890000 MP 999999

STR 756000

DEF 973500

AGL 560000

VIT 392000


skill

【聖騎士】【空間箱】【魔法の才・上】【武術の才・極】



……いや、強すぎな。

ねぇ先生? アルトだけでどこまで戦える?


【大国を3つ敵に回したとして、苦戦しますが勝てます。ちなみに、マスターは世界の生物を敵に回して多少傷を負いますが勝てるでしょう】


まじかよ。

ってか、俺のステータスってどうなってるの?


【実際のレベルは9999です。ステータスは……


ああ、もういいです。

話逸らしてすみませんでした。


1つアルトスキルでにになるものがあるんだよ。


【聖騎士】


これはなんぞ?

スキル選ぶ時、こんなスキル見かけなかったぞ?

ちょっと詳しく見てみようか。


【聖騎士】

呪術無効化、闇魔法無効化、着用している鎧を伝説級の性能にする。

聖剣サインドライバーの召喚。


何このチートスキル。

俺が言うのもなんだけど、強すぎじゃね?

つまるところ、安物の鎧で人類最強の人の攻撃を防げるってことだろ?

コスパ最強じゃん!!!


それに、聖剣まで召喚するとかヤバすぎるから。

これ、異世界物の主人公が持ってるレベルのチートスキルじゃんか……


「アルト……お前強すぎな」

「ありがとうございます。しかし、主は私など比べ物にならないほどのお力をお持ちかと思いますが」

「いや、魔法も武術もまるで素人だから、多分アルトに負けるだろうさ」

「なるほど……であれば、私が主に武術をお教え致しましょう」

「ほんとか? なら、やることやったら教えてもらおうかな」

「ははっ!」


さぁ次だな。

アルトに注いだ力も回復したし、次は竜騎士を召喚してみようか。


「それじゃあ竜騎士召喚するから」

「承知しました。それでは、主の邪魔にならないよう周りを見張っております」

「任せた……来い! 竜騎士よ!」


アルトの時と同じく8割の魔力で召喚する。

あ、なんで全部じゃないかっていうと、先生いわく召喚対象者が耐えられないんだってさ。


ってことで仕方なく8割ね。


先程と同じく魔法陣が現れ、竜騎士が構築されていく。


そこから現れたのは、1人の女性だった。


「お初にお目にかかります。マスター」


すんごい美人。

すんごい美人。

大切なことだからもう1回いうね。


すんごい美人!!!


「よ、よろしくね。名前は?」

「ご自由にお呼びください」


って事はこの女性も無いのか。

くっ……俺のことをいじめに来てるな……名前考えるの結構重労働なんだぞ?! もし相手がその名前が気に入らなかったとき、すげぇー気まずい雰囲気になるし!!! そういうこと考えると胃に穴が開きそうだっての!!!


はぁ、愚痴っても仕方ないか……

目がとても鮮やかな赤色だな……宝石みたいだ。


「スピネル。スピネルはどうだ? スピネルルビーって言う宝石のような綺麗な瞳をしているからスピネルだ!」


我ながらいいセンス。

でも、宝石から名前貰うとか、流石に臭いか?


「ありがとうございます。スピネル、とてもいい名前でございます。是非ともそのスピネルルビーという宝石を見てみたいですね」


よかった……喜んでくれたみたいだな……


んにしても、イケメンに美女か……何でこんなに美形しか居ねぇーんだ? 俺に喧嘩売ってんのか? 前世の顔覚えてねぇーけど!


「さてスピネル。良かったらステータス見てもいいか?」

「どうぞ」

「ありがとう」


どんなステータスになってるのかなー?


【スピネル】

Lv842

HP 743000 MP 999999

STR 821000

DEF 873000

AGL 998000

VIT 190000


skill

【竜騎士】【竜化】【覇気】【空間箱】【武術の才・極】


完璧な物理タイプだな。

魔力はアルトと同じくカンストしてるけど、VITが低いし、【魔法の才】のスキルがないから、まず覚えるのに時間がかかるだろうし。

あ、VIT低いって言っても魔法都市の宮廷魔導師より高いらしい。


やっぱ、竜が関係してるからステータスが高いのか?

【竜化】ってことは、スピネルは竜の血を引いてるんだろう。

アルトと戦ったらスピネルが勝つんじゃないか?


まぁ、それはともかく【竜騎士】のスキルだよな。

今回はどんなチートなのだろうか。


【竜騎士】

全ステータス強化、稀に武器破壊、竜とのコミュニケーションを可能にする。

契約を交わした竜を召喚することが可能になる。


うん。これがあるからレベルがアルトより低いのに同じぐらいのステータスなのか。

ってか、このスキルもなかなかのチートだよ。

主人公用チートスキルだよ。


「強いな……二人とも」

「有り難きお言葉」

「ありがとうございます」


2人が俺に跪いた。

うん。いちいちこれ面倒臭いな。

後々言っておくか。

そろそろ魔力も回復したし、最後に神獣を召喚しよう。


「それじゃ、最後に神獣召喚する」

「はっ!」

「畏まりました」


ふたりは少し離れて、お互い違う方向を警戒し始めた。


「よしっ! 来い! 神獣!」


先程と同じなので結果をいうと、出ました。

竜、ではなく、龍が。


『汝か……我が眠りを妨げたのは』


シロナガスクジラさんも真っ青な程でかい巨体から言葉が発せられた。

それだけで先程と均した地面がひび割れた。


まじかよ……喋るだけで自然破壊とかやばすぎだろ……


「……も、もう少し声のボリューム下げてもらえるかな?」

『誰に向かって言っているのだ小娘。我が名は序列5位の龍神ガルーザク様だぞ!』

「ひぃ……! わかったから、わかったから落ち着こ?」


序列5位の龍神が来ちゃったよ……

その前に、こいつの上にもっとやばい奴いるのかよ……

こいつだけでもやばいのに……こりゃ、あんまり調子乗りすぎると、龍神に殺されるわ……気をつけよ。


【マスター、龍の序列はこうなっております】

1位龍神カオス

2位龍神ティターナ

3位龍姫スティーナ

4位龍神メイハ

5位龍神ガルーザク


おい。俺を含め上位が身内なんだが!?

それに、俺も龍神だったのかよ!

龍神ヴァンプはどこいった!


【龍神ヴァンプとは、マスターの種族名です】


……そうか……まぁ、そうだよな……

よく考えたら、俺って龍神の上位の子供じゃん。序列高くなるよな。


「ガルーザクよ、私は序列4位のメイハという。よろしくな」


なんとなくガルーザクが暴れそうだったので、翼を出してそういった。

すると、ガルーザクの巨体が震えだした。


『め、メイハ様……さ、先程の無礼、ど、どうぞお許しください……』


あ、涙目になってるよ。

なんか可愛く思えてきたぞ?


「ああ、その代わり、この2人は私の従者だ。そしてお前が一番の後輩、後はわかるな?」

『は、はい……先程は失礼しました……』


よし、これで解決だな。

こいつの性格も後々直させようか。

多分、俺が全力で脅せば行けるような気がするからな。

あ、そうだ、ステータス見てねぇーや、断らなくてもいいよな。


【ガルーザク】

Lv714

HP 940000 MP 999999

STR 647000

DEF 840600

AGL 579030

VIT 999999


skill

【龍神】【覇気】【空間箱】【無限障壁】【詐欺話術】


おいこら。一番弱い上に、なんで龍神が【詐欺話術】なんて持ってるんだよ。

こいつ、もしかして詐欺話術でほかの龍神を騙して序列上げたんじゃ……やばい、ありえる……


でも、この【無限障壁】って言うのがあるから、さほど弱くないのか?


【無限障壁】

自分のDEFの方が、相手のSTRより高かった場合、攻撃を無効化する。


うん。このスキルもなかなか強いぞ。

こいつにはアルトの攻撃が届かないということだからな。


「よし、皆の事はわかった。それで、これからのことを話すぞ」


3人が返事をする。




「これから、国を建てようと思う」


最後まで読んで頂きありがとうございました。


次回は未定です。

恐らく明日には投稿できると思いますが、約束を守るのを苦手とするさくらていすとは、こういうことをいうと絶対にしないので、言わないでおきます。すみません。


良かったらTwitterに投稿するかもしれないので、どうぞ

@sakurateisuto

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