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魔女さんと王子様(その2)

作者: 桜

「魔女さんと王子様」の続きものです。


誤字多数な予感(。-_-。)

あれから、私は王子に無理やり城へと連行されましたよ。


はっきり言って城へ向かう道のりが最悪でした。


王子の横に居るだけで目立つ目立つ。

こんな爽やかイケ面の横に居れば、冴えない私まで見られてしまうではないですか!


だから、私は普段から被ってるフードを何時も以上に深く被りましたよ!


まあ、魔女は目立たない為に普段からフードで顔を隠しています。


それは置いといて、初め私は捏ねていましたよ。


股が痛くて歩きたくない私を王子は無理やりお姫様抱っこしようとするので、渋々歩く事を選択しましたが………歩く度に股が痛いです。


最初は魔術で飛んで行こう考えていたけど、こんな街で飛んでいるのを見られたら大騒ぎになりましよね。


うん、却下ですね。


それにしても、王子と契りを交わしたせいで、私の人生は最悪です………しかも呪い発動中だし。


後になって気付いたのですが、私の胸(心臓の辺り)に剣の刻印が現れていたのです………何故か王子の胸にも同じ刻印が現れてましたね?


まあ、呪いが発動した証拠なのでしょう……物凄く嫌です。


王子の刻印については、多分、2人で1セットな呪いと予想しますが………嫌なペアルックです。


うう………恨みますよ王子!


呪いについては勿論、王子にも説明はしましたよ。

だって、呪いのトリガーを引いた張本人&呪い関係者なので詳しく説明しました。


呪いの内容を聞いた王子なんですがでも、凄く嬉しがってましたよ………何故に?これからの人生、私がずっと側にいる事になるのですよ?



その時の会話内容です。





「…………以上が呪いの内容です。」


「そうか………これからの人生、俺とアリスは離れる事は出来ないのだな?」


「そうですね。簡単にいうと、そういう事になりますね!」


「よっしゃっっ!!」


「!?ど、どうしたんですか。急に?」


突然、ガッツポーズをする王子に私はビックリです。


「つまり、アリスは俺の伴侶になる事が確定してるんだろ?」


この王子……ドヤ顔で言いましたよ。


私はこの時ほど引いた事はなかったですね。


何故これ程までに、私に執着するのか分かりません。

街に行けば私より可愛い子なんて沢山いるのに?


それに王子なんだから、綺麗なお姫様と結婚話しだってある筈です。


なのに何故?………ああ、私が魔女だからですね。


魔女に対して興味深々でしたものね!


それにしても、かなり酔っていたといえ、私の初めてまで奪う必要はあったのですか?


私の魅力が、どうのこうの言ってましたが言い訳にしか聞こえませんよ!


お陰で私の人生計画が狂いまくりましたよ!



「それにしても王子は怖くないのですか?」


「ん?何が?」


「呪いですよ!の、ろ、い!」


「ああ、その事か!別に怖くない。」


「えっ?こ、怖くないんですか?死んでしまう呪いですよ!」


「アリスと一緒だから怖くない!」


「な、なに言ってんですか!!!」


本当にこの王子は何を言っているのですか?


この人には羞恥心ってものが無いのですか?


「それに俺かアリスが契約を裏切らない限り、呪いで死ぬ事はないだろう?」


「はあ、そうですが……王子は私が契約を裏切るって思わないのですか?」


「うん、思わないね!」


おおっ?言い切りましたよ。この人!!


「一体、何処からそんな自信が生まれるのですか?」


「ん〜そんな気がするんだ。アリスは絶対に裏切らないってね!だからアリス!俺と結婚してくれ!」


「……………」


本日、二回目のプロポーズですか?


確かに私は契約は守りますよ。


命は大切だし、それに私のせいで人が死ぬのは嫌ですからね。


でも、結婚は別です!


誰が好き好んで、堅苦しいドロドロした王宮暮らしをしたがるのですか?


私は残りの人生、好き勝手に生きたいのですよ。


沢山、試したい魔術だってあるのに!


その為にはこの呪いをどうにかしないといけないのですが………多分、先代なら解除方法を知ってるかもしれません。


その為には目の前の障害物(王子)をどうにかしないといけませんね。


まあ、私(魔女)と王子との結婚なんて国王が認める筈はないと思います。


だって、先程の団長ハゲの話を聞いている限り、この国の人々は魔女を良く思ってませんからね。


まして、その国の国王トップの息子と魔女の結婚なんて考えられない筈です。


王子には悪いですが、現実を見て頂きましょう。


と、そんな考えに至りまして、私は王子のいう通り国王に会いに行く事にしたのです。


「分かりました。なら、王様と王妃様に会いに行きましょう。」


「ほ、本当かアリス?」


「はい。」


「やったぜえぇ!!」


私は王子の喜ぶ姿を見て、少し申し訳ないと胸が痛みました。


が、



これも王子にとって社会勉強になる筈なので、大いに凹んで貰いましょう。


私の人生を狂わせたのですから、それぐらいは神様も許して下さるでしょう。


「では、行きましょうか?」


「では、道案内は任せて下さい。お姫様!」


「……………」



だれがお姫様ですか?






と、いう経緯でした。





只今、私は城の門の前に立ってます。


王子は門番と話し中です。


門番を見ると、チラチラ私の事を怪しい目で見ています。


それはそうでしょう。


だって、上から下まで黒一色の服を着て、深くフードを被って顔が見えない。


誰が見ても怪しい人物ですよね〜。


おおっと、王子と門番との話が終わったみたいです。


王子が笑顔で私を見ています。


どうやら、大丈夫だったみたいですね。


開かれた門を私は王子に手を引っ張られて城内へ歩いているのですが………恥ずかしいです!止めて下さい。



私は顔を赤くして王子に手を引かれ歩いていたのですが、一つ気付いた事がありました。


城内にいる、使用人や騎士達が私達を見て驚いているのです。


正確には王子を見てですが………


最初は怪しい格好をした私に対して驚いていたと思っていたのですが、それなら騎士が絶対に私達を止める筈です。


いくら王子でも、怪しい格好をしたワタシと城内を堂々と手を繋いで歩いている。


普通なら国と国王トップを護る騎士は絶対に止めるはず………


なのに………止めない。


一体、どういう事なのでしょうか?


分かりません。



私は頭の中が?でしたよ。



何だかんだで、あっという間に王様と王妃様がいる王室前に到着しました。


大きな扉です。


この先に王子の両親がいるのですね。

かなり、緊張しています。


私はもしもの為に、転移魔法をかけた石を準備しています。


国王が結婚を反対した後に、悪の根源たる魔女ワタシを捕まえるかも知れませんからね。


何時でも逃げられる様にしとかないとね。


念には念をです。



私の手を握っていた王子が私に頷きます。


「準備はいいかいアリス?」


「………はい」


私が返事を返すと、王子が扉前にいた騎士に扉を開けさせました。




ギギギギギーーーー




開かれた扉の先を見て、私は呆然としました。



何ですかーー?


この部屋は?


私が小さい時に読んだ絵本通りの王の間。


私達が立ってる扉から、王様と王女様が座る椅子まで綺麗に敷かれた真っ赤な絨毯。


絨毯の左右に立つ甲冑を着た騎士達。


上を見上げると金と宝石で出来た大きなシャンデリア。


よく見ると壁には大きな油絵が飾ってます。

多分、名のある画家が描いたのでしょう。


余りの場違いに私の足がガタガタと震えてますよ。


後悔してます!


来なきゃよかった。




「さあ、行こうアリス!」


「あっ!?」


王子が私の手を引き、王様達が座る椅子前まで移動します。


うう……皆さんの視線が痛いです。



王様と王女様の前まで着くと、直ぐに膝まずきましたよ。


身分違い過ぎて、王様達を見る事が出来ませんよ。


あっ?


本当なら、王子にも同じ対応をしないといけないとですよね?


でも、王子は私の人生を狂わせたので却下します。


シーーーン


ピリピリした空気です。


王様と王妃様の私を見る視線が怖いです。


帰りたい。帰りたいです。


そんな空気の中、王様が口を開きました。


「今日は何用だクラフトよ?」


「はっ!今日は父上と母上にお願い事がありまして、参りました。」


「お願い事?」


「はい!」


「申してみよ。」


「いえ、その〜誠に申し訳ないのですが………」


王子は周りを気にしながら口が篭もる。


当たり前ですよね。


お願い事が魔女ワタシとの結婚なんですからね。


王様も王子の異変に気付いたのか、部屋から出て行く様に指示を出しました。


騎士達は部屋から出て行きました。


部屋に残されたのは王様、王妃様、王子、私の四人になりましたよ。


「これで良いのか?クラフト」


「有難う御座います。父上!」


「で、お願い事とお主の横に居る者が、関係しておるのか?」


「はい!その通りです。」


「では、紹介して貰おうかのう………と、その前にお前に言っておく事がある!」


「な、何でしょう?」


「クラフトよ……また勝手に縁談を断ったらしいな?」


「!?そ、それは………」


王様の言葉に王子は苦虫を噛んだ表情になる。


「もうよい!相手先に謝って穏便に済ませておいた。」


王様は大きく溜息を吐いた。


「申し訳御座いません。しかし、好きではない者同士が一緒になっても幸せにはなりません。」


ん?ちょっと待て、王子よ!


好きでない者同士だと幸せになれない?


好き者同士なら幸せになれる?


………いつ私と王子アンタは思想相愛なった?


おーい、どの口が言ってるのですか?


ふざけないで下さい!


今すぐ私の人生を返して下さい。


勿論、利子付きで!!


王子の言葉に、思わず私は心で叫んでしまいました。



「もお、お前もよい年ではないか!そろそろ嫁をとって、わしの後を継いで欲しいのだがな。」


「その事なのですが………」


王子が私をチラッとみましたよ。


いよいよですね。


「どうしたのだ?クラフト」


「どうしたのですか?クラフト」


王様達が王子をじっとみてます。


「この度、父上と母上に紹介したい人が居ます。」


「お前がか?珍しい」


「珍しいですね貴方」


王様達が驚くとは………王子、友達少ないのですか?


「アリス。自己紹介を!」


「はい。この度はお目にかかれて光栄です。国王様、王妃様。私はアリスと申します。」


「ほお〜女か?」


「まあ〜女の子?」


ん?何故、王様達は驚いているのでしょう?



「アリスと申したか。そなたとクラフトはどの様な関係なのだ?」


「はい、私はクラフト様に先日、街にて悪者に絡まれている所を助けて貰いました。」


本当は団長ハゲから助けて貰ったけど、似た様なもんだから、嘘ではないよね。


それにしても、また驚いてますよ王様達!


どうしたんでしょうか?


「それは本当か?」


「は、はい!間違い御座いません。」


王様は王妃様と何やら見つめあって、頷いてます。


な、何でしょう?

意味不明です。


私が混乱していると、王様からお願いされましたよ。


「アリスと申したか、もし良かったら、そのフードを脱いで貰えぬか?」


「そ、それは、ちょっと………」


「頼む!」


えーーーー!?


私に素顔を出せと?


いやいや、王様。それはやめた方がいいですよ!


私の平凡以下の顔を見たらガッカリしますよ!


そんな事を思いながらも、王様のお願いだから断る事のできない私は、フードを渋々脱ぎましたよ。


フサッ!!


「おおっっ!?」


「まあ?」


ん?


何か王様と王妃様の反応がおかしい?


又、驚いているよ。


本日3回目ですね。


驚く程、私の容姿は不細工なのか?………王子を凹ませる為に来たのに、先に私が凹みましたよ。


凹んだ私はフードを再び被ろうとしたのですが、王様に止められました。


何故?


「アリスとやら、もっと顔を見せて貰えぬか!」


「は、はい……」


ジーーー


王様にガン見されてますよ。


お願いです!こんなブサイクな顔を見ないで下さい。


「うぬ〜………この顔、誰かに似ておる。さて、誰じゃったかの〜?」


「えっ?私がですか?」


「そうじゃ!其方は誰かに似ておるのじゃよ。しかし、誰じゃったか思い出せぬ。」


王様、考え込んでしまいましたよ。


それにしても私に似た人、可哀想です!


同じブサイクなら、良い友達になれるかも知れませんね。


探索魔法を磨きたいです。


さて置き話が進みませんね。


王子は何をしているのですかね?………おおっと、王子が立ち上がりましたよ。


突然、どうしたのですか?


「父上!母上!突然ですが、アリスとの結婚を許して欲しいのです!!」


「ぶっ!!!」


話をぶっ飛ばしたよ、この人!?


失礼。思わず吹いてしまいました。


あ〜あ、王様も王妃様も目が点になってますよ!


どうするんですか?この空気。


…………


………


……



コホン!


おっと、王様が我に戻りましたね。


「ほ、本気で言っておるのか?クラフト!」


「はい!本気です。」


「そうか………しかし、お前はこの国の第一王子!素性の知れぬ者と一緒にさせる訳にはいかぬ!」


「分かっております。」


「では聞くが、その者は何処かの令嬢なのか?」


「いえ、アリスは令嬢でも平民でもありません。」


「では、他の国の者か?」


「違います。」


「では、何者なのだ?」


「アリスは魔女です。それも北の森に住む魔女です!」


「「魔女!?」」


あ〜あ、遂に言ってしまいましたね。


王様と王妃様、絶句でしょうね〜。


仕方ありませんよ。


なんてと言っても悪の根源ですからね。


さて、王子様。大いに凹んで下さいね!


楽しみです。


私の予想が正しいなら、次の王様の言葉は「ならぬ!絶対にならぬ!」と、怒りながら言いそうです。


おおっと!王様が口を開きましたよ。


「そうか、そうか!北の森の魔女であったか。なら、安心だ!クラフトとアリスの結婚を認めよう!」


「はっ!有難う御座います。父上!」


二人の会話聞いて、頭が真っ白になりました………しばらくお待ち下さい。










えええーーーーーーー!?


ちょっと待てぇーーー!


何故だ?何故こうなった?

私は魔女ですよ!

悪の根源ですよ?

そんな私が王子の結婚相手で良いのですか?

普通はダメでしょ!

おーい、頭大丈夫ですか?王様!

正気ですか?

狂気と間違えていませんか?


ヤバイ!ヤバイ!!

どうにか現状を打破しないと!


「ちょっとお待ち下さい。王様!」


「どうしたのだ?アリスよ。」


「失礼ですながら申し上げますが、私は魔女です。一番、王子の結婚相手には相応しくない者ですよ!」


「ん?其方は何を言っておるのだ?」


「だって、魔女は悪の根源って………」


「もしかして、其方は街で、その事を聞いたのではないのか?」


「そ、そうです。」


「そうか、そうか!」


王様と王妃様が笑い出しましたよ。


一体、どういう事ですか?


誰が教えて下さい………何が何だか分かりません。





その後、詳しく王様からこの国と北の森の魔女(先代)との関係を聞かされ、漸く納得しましたよ。



まず、王様は生まれながらに心臓に不治の病を抱えていたそうです。


今まで沢山の医者や魔術師に診察させたが治せず、お手上げ状態だったみたいで、歳をとる度に発作が酷くなり、八歳の時に起こした発作がかなり酷く、周りの者も死を覚悟したそうでした。


その時、偶然にも城に用事があって来ていた先代(勿論、お忍びですよ!)が、魔術で国王を救ったらしいのです。


子供の命を救って貰った先代国王は、魔女に褒美をあげたかったのですが、魔女は断ったそうなのです。


代わりに魔女は「魔女も本当は普通の人間だから、もし会うことがあったら、普通の人として接して欲しい。」と、それだけをいうとその場から消えたそうです。


それから、この国では


魔女=良い人


と、なった訳です。


しかし、城内の出来事なので、この話は城下町まで行ってないそうです。



以上です。







おーい、先代!何やってんですか?


先代の所為で、私の予想が大いに外れましたよ。


お陰様で、かなりピンチな状態です。


ヤバイです!


このままだと王子と結婚する事になる。


嫌です!絶対に嫌です!


王妃なんで無理です!!


こうなったら、逃亡しかありませんね!


出番ですよ。転移石!


最初と使う理由が違う事になりましたが、身の危険には変わりありません!


私は転移石を胸のポケットがら取り出して、右手にひそませました。


では、皆さんさようなら〜!


私は右手に持っていた転移石を床に叩きつけようとしました。


その瞬間


「!?お、王子?」


王子が突然、私の右手を握ったので転移石を投げられません!


「認めて貰えたよアリス!これからはずっと一緒だ。もう離さないよ!」


「は、はな!ん?んんーーー!?」


離してと叫ぼうとしたら、この王子!

キスしてきましたよ!!


王様と王妃様の前で何してんですか?


ああ、ダメだ………キスの所為でしょうか?身体に力が入りません。



もう…………勝手にして下さい。考えるのも面倒になりましたよ。







現在、私は思考回路停止中。


身体に力が入らない=王子にお姫様抱っこされてます。


もう、王子達の会話を聞くだけの存在です。



キスやお姫様抱っこで、恥ずかしすぎて抵抗することが出来ません………されるがままでます。




「漸くクラフトも落ち着くことが出来るな。後は儂の後を継いで、早く孫を見せてくれ。」


ご機嫌な王様。


「私はずっと娘が欲しかったのよね〜!でも、良かったわ!可愛いアリスちゃんが嫁いでくれて!早く御茶会の皆さんにアリスちゃんを紹介したいわ〜。」


此方もご機嫌な王妃様。


「父上、母上!式は来月にも行いたいと思います。どうか許可を!」


ご機嫌な二人にお願いする王子。


「「許可します!!」」


王様と王妃様の声がハモる。


「有難う御座います。」



ご機嫌ですね王子………貴方が私に興味を持っていられるのも今だけですよね。


どうせ、ブサイクな私より、可愛い女性を本妻するのはみえみえです。


私は離宮で好き勝手にやらしてもらいますからね!


おーし、こうなれば計画は大いに狂ったが、修正は可能だ!だったら、私のセカンドライフを満喫してやる!

その為には早く、王子には本妻をとって貰わないとけませんね。




遠回しに聞いてみますか!



「あの〜クラフト様?」


「ん?どうしたアリス?」


「結婚について聞きたかったのですが、流石に魔女が王妃になってはまずいですよね?なので、近い内に由緒正しい本妻をとって下さいね!私は離宮にてクラフト様を支えますので………」


「何を言っているんだアリス?この国では代々、結婚は一度きりと決まっているんだ。重婚は死刑なんだぞ!それは王家とて例外ではない。だから、アリス以外に嫁はとらない!その前にとる気もない!」



な、な、なんですとーーー!!


重婚は死刑?


私のセカンドライフが………終わった


不幸のドン底な私。



一方、上機嫌で私を見ている三人


「結婚なんて嫌だぁーーーー!!」





王の間で私の叫びが響いてた。

読んで頂き有難う御座いました。


機会があればアリス達の続きを書きたいと思っております。


では、失礼します。

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― 新着の感想 ―
[一言] なのです。 その1と同じようなのりが好きです。 魔女がどう生活するのか、続きが気になります。
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