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7　～学校の怪談1：赤いはんてん～

ある生徒がトイレで用を足していると、

「赤いはんてん着せましょか～?」

と聞こえてくるトイレがあった。

これが噂となってしまい、生徒の間ではこの話題で持ちきりとなり、トイレにいくことができない生徒まで出てしまった。

これに頭を悩ませた学校側も、警察に調査を依頼することにした。

警察もさっそく問題のトイレを調査することにした。

そのトイレが女子トイレであったこともあってか、気の強い婦警がトイレにしばらく入って調査することとなった。

ほかの警察官達がトイレの外で待っていると、突然中から、

「着せられるもんなら、着せてみなさいよ!!」

という声が聞こえ、その直後、

「ぎゃーっ!!」

という悲鳴が聞こえたので、警察官がトイレの中に入った。

するとそこには、

まるで赤いはんてんを着たかのように、真っ赤な血を大量に流した、

婦警の死体が転がっていたという。