5 ~〇〇村伝説~
*注意書き* 今回のタイトルが「〇〇村伝説」となっているのは、その名前の村が昔実在していたための配慮です。ご了承ください。また、上記の事情により、内容の一部を伏字にさせていただくことをご了承ください。さらに、昔実在していた〇〇村と、この都市伝説で描かれている『〇〇村』とはなんら関係がないことをご了承ください。
「〇〇トンネルの近くに、法治が及ばないといわれる恐ろしい集落、『〇〇村』が存在し、そこに立ち入った者は生きては帰って来れない。」と言われている。
〇〇トンネルの前には、「白のセダンは迂回してください。」という看板が立てられているという。
また、この〇〇村は、日本の行政記録や地図から完全に抹消されていると言われている。
村の入り口には、「この先、日本国憲法は適用しません。」という看板が立てられているらしい。
この村は、江戸時代より以前から激しい差別を受けてきたために、村人たちは外部との交流を一切拒み、自給自足の生活を送っているのだ。
村の入り口から少し進んだところに広場があり、ボロボロのセダンが停められている。
また、その先にある小屋には、骸が山積みにされている。
このセダンは村人によって破壊されたものであり、小屋の中の骸は、村人に殺された村の外の人間ではないかと思われる。
旧道の〇〇トンネルには柵が設置されており、その柵を乗り越えたところに紐と缶で作られた仕掛けが施されている。
この仕掛けに引っかかると、大きな音が鳴り、斧を持った村人たちが駆けつける。
また、この村人、足が異常に速いらしい。
この〇〇村、すべてのメーカーの携帯電話が「圏外」状態となり、使用不能となる。
また、近くにあるというコンビニエンスストアにある公衆電話は警察に通じていない。
この〇〇村に面白半分で入っていった若いカップルが、〇〇村の村人の手によって惨殺された。