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22 ~あかりをつけなくてよかったな~

女子大生のA子が、ある日友達のB子の家に遊びに行った。


A子とB子はとっても仲が良く、その日も夜遅くまで先輩のB子の家でたわいもない話をしていた。


時間を見ると終電の時間ぎりぎりなので、B子の家から自分のアパートへA子は帰ることにした。


しかし、途中でA子は自分のアパートの鍵をB子の家に忘れたのを思い出し、B子の家へと引き返した。


真夜中ということもあり、B子の家には明かりがついていなかった。


幸運なことに鍵もかかっていなかったので、B子の部屋の構造をよく知っていたA子は、電灯をつけるまでもなく、部屋に忘れた鍵を取ってアパートへと帰宅した。


次の日。


B子の家に昨日の非礼をわびると同時に食事に誘おうと思い行ってみると、警察車両と大勢の野次馬がそこにいた。


A子は人ごみをかきわけ、警察にB子の友人であるというと、警察はB子が殺されたことを告げ、少しわからないことがあると言って、ショックを受けていたA子をB子の部屋に入れた。


B子の血で染まったベッドの近くの窓に、血文字でこう書かれていた。


「あかりをつけなくてよかったな」


そう、A子が部屋に入ったとき、すでにB子は殺されており、部屋の中にはまだ犯人が息を潜めていたのだ。


もし、あの時A子が部屋の電灯をつけていたら……

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