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徒然超短編集

新・訃報(二百文字小説)

作者: 神村 律子

りっき先生、るうね先生、ごめんなさい。

 さっきからFAXが止まらない。


 何百何千という数の訃報の通知が次々に流れてくる。


 異常事態だ。一体何があったんだ?


 人手が足りなくてまさに猫の手も借りたい。


「隣の支部くらいでは無理だ。本部に連絡してブロック単位で応援を要請しろ」


 支部長がFAXを整理しながら叫んだ。


 いつもならそれほどFAXが稼動する事もない小さな支部なのに何か理由があるのだろうか?


 僕は通信機を操作した。


「こちら死神課日本支部。本部どうぞ」

ということでした。

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― 新着の感想 ―
[一言] いまどきFAXというのもレトロな組織だと思いましたが、こういうオチなら納得です。 死神さんはレトロな感じがお似合いですよね。
[一言] むむ、りったんらしいブラックジョーク的オチですね (*´д`*) 日本にいったいなにが起こったのか気になるところですが……。今は死神にとってバブル期なのかもしれませんネ^^
[一言] るうねです。 『新・訃報』、拝読させていただきました。 なるほど、死神ですか。 中東あたりはかなり忙しくて、花形部署なんだろうなー(不謹慎)。 バチカンなんかは人口少なくて楽そう。
2013/02/03 16:49 退会済み
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